埼玉新聞は10日、創刊65周年記念企画として、埼玉県を舞台にしたアニメ「らき☆すた」を特集した別刷りを創刊記念日の10月8日に折り込むことを明らかにした。同作品は、舞台となった同県鷲宮町に多くのアニメファンが詰めかける“聖地巡礼”と呼ばれる現象が起こり、アニメによる町おこしブームの先駆けとなった。 「らき☆すた」は美水かがみさんがゲーム誌「月刊コンプティーク」などで連載中の4コママンガが原作のアニメ。オタクの泉こなたと柊かがみ・つかさの双子姉妹ら女子高生たちの日常を、さまざまなアニメやマンガのパロディーを交えながら描いている。作品に登場する「鷹宮神社」のモデルが同県鷲宮町の鷲宮神社であることから「聖地巡礼」と称して多数のファンが詰めかけるなど話題となった。 同紙では、県東部担当のアニメに詳しい記者が07年末から、「聖地巡礼」や地元商工会などによる町おこしの動きを取材、関連記事を掲載し、反響