読者の方からの情報や疑問について私の考え方を書きました。 1. 文科省の基準の説明 文科省が子供達の被ばく限度を20ミリシーベルトにした理由を説明する書類を出しました。法律の限度が1ミリ、暫定的な原子力安全委員会は「子供は10ミリ」と言っているなかで、なぜ、文科省が上限一杯の被曝量を決めたのかという理由は不明ですが、説明には多くの矛盾点があります。 もっとも大きなものは、「100ミリで過剰発がん(福島原発事故によって増えるガン)が0.5%」と記載されています.また、低線量率では「確率的」とされています. これをわかりやすい言葉で言えば、「1年間に100ミリの場合、10万人の子供あたり500人がガンになる」という事です。 この数値が大きいか小さいかは人によって違うのですが、これまでの考え方は、「10万人に5人ぐらいなら我慢ができる」ということで限度を1ミリにしてありました。 ところが、文