<無煙たばこ>「害が少ない」は誤解、約30種類の発がん物質も…学術会議が緊急提言 毎日新聞 8月31日(土)7時31分配信 日本学術会議の分科会が30日、使用者が増えつつある無煙たばこに関し、「害が少ない」といった誤解の解消など、健康被害を防ぐための緊急提言を発表した。 【こんなこともありました】「二度とたばこは吸いません」と頭を下げるダルビッシュ 提言をまとめたのは、脱タバコ社会の実現分科会(委員長、矢野栄二・帝京大教授)。無煙たばこは「かみたばこ」「かぎたばこ」などがあり、国内では最近、たばこの入った小さな袋を口の中にふくんで使うタイプの製品が販売された。使っていることが外見から分からないため、未成年者に広がる恐れもあるという。 提言によると、無煙たばこは約30種類の発がん物質を含み、口腔(こうくう)がん、食道がん、膵臓(すいぞう)がんの原因となる可能性がある。紙巻きたばこと同様に