「敵の実際の戦力=投入している空母の数がわからない。」 「今、2隻やっつけたけど、もしかしたら無傷の空母がまだ1隻潜んでいて、虎視眈々と攻撃機会をうかがっているかもしいれない。」 史実戦力を忠実になぞるのではなく、当時の限定的な情報からくる焦燥感を再現する。 これは空母戦ゲームをデザインするにあたり魅力的な要素であり、ある方に伺った話によれば、日本機動部隊においても、後の再販時か当初の販売時かは不明ですが、「敵戦力不明シナリオ」が検討されたことがあるそうです。 私も帝海をつくりはじめて初期の頃は、この魅力に無条件に取り付かれていました。 私の知る限り、この手法を導入したのはVGキャリアーが最初だったと思います。 ほかにもあったかもしれませんが、和訳ルールが入手できるゲームではこれが多分最初。 VGキャリアーはソリティアゲームです。 ルールによってシステムコントロールされる日本の戦力は、米軍