またも見た。 「AVアイドルを舞台に上げてヤジとイジメで犯しまくる 3」(甲斐正明事務所) 今度は自分だけを見た。己が映っている部分だけを苦々しく辿った。 こうなるともうAVじゃない。自分で自分をヤジるために、向かい合ってるようなものだ。 一対一と違って、他の人に続いて言葉責めする場合、頭の中は状況を追ってフル回転している。 自分だけなら白紙の世界から始められるわけだが、先に何人かの発言があった場合、すでにある程度のカラーや方向性が出来上がっているからだ。 僕はそのムードを壊す場合もあるし、後押しする場合もある。 ただいずれにしてもその流れに何かインパクトを、特に具体的な何物かを投げ込んで波紋を起こそうとは、いつも強く考えている。 そのためには状況を冷静に分析し、その方向性を吟味しながら逆転の発想めいたものを瞬時に発掘しなくてはならない。 つまりキーワードだ。それもより迫真性のある、やや掟