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ブックマーク / satoshi.blogs.com (26)

  • 「CGMサービス」と「0と1で割り切れるデジタルの世界」との妙なミスマッチ

    ずいぶんとスパムに攻撃されてしまっていたブログパーツ「ラーメン大好き」。ブログパーツを貼付けていただいた方々にはご迷惑をおかけしてしまったが、ようやくデータベースのお掃除をし、簡易スパムフィルターを設置させていただいた。 今回の場合は、私自身が注意を払っていない間にスパムに攻撃されてしまい、それをユーザーの方にコメント欄で指摘していただいてから対処する、ということになった。小さなサービスだし、ユーザーもそれほど多くないので大問題にはならなかったが、それでもご迷惑をおかけしたことには違いなく、反省している。 ここ2〜3年の間に「Web2.0だ、CGMの時代だ!」と星の数ほどのベンチャー企業が作られたわけだが、そこでちゃんとビジネスを成立させたり、Googleによる買収などのExitに成功させた企業はごくわずか。どうやったらそんな企業の一つになれるのかが分かれば苦労はしないのだが、その鍵を握る

  • 交渉の場にのぞむ前にしておくべき心の準備

    ネゴシエーション(交渉)に関するテクニックにはさまざまなものがあるが、その多くが「いかに自分の欲する条件に近いものを勝ち取るか」をゴールとしたもの。それはそれで役に立つのかも知れないが、私としてはどちらかというと、今読んでいる「Getting to YES(日語訳:ハーバード流交渉術)」というに書いてあるアプローチの方がしっくりと来る。 このの筆者(Roger FisherとWilliam Ury)は、一般に良く使われる「交渉は勝つか負けるか」「相手に手の内を見せない」「自分はできるだけ譲らずに相手に譲らせる」などのテクニックは交渉を長引かせるだけだし、その過程で相手との信頼関係を損ねかねないと警告する。 このにはいくつかの有効な提言が含まれているので何回かに分けて紹介したいと思うが、まず最初に紹介したいのは、交渉の場にのぞむ前に自分がしておくべき心の準備の話。 多くの場合、人は交

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    gaopiko 2008/03/09
    例の「男は彼女がいた方が逆にモテる」という人類の永遠の謎の答
  • 優秀なエンジニアは「入社時のスキルを問わない会社」には就職してはいけない

    ちまたで問題になっているIPAフォーラム2007に参加した学生がエントリーを書いているのだが、それが半端じゃないぐらいのエンターテイメント。 ...IT産業というよりSIerの人気がないことについて語りたいだけなんじゃないかという顔ぶれだったし... ...はてなブックマークのコメントを見ている限りでは、パネリストの方々は相当現実の見えていない発言をしているようだ。... ...ITを専攻している学生達からは、「就職時にITスキルが問われないのだとしたら、大学でやっていることには何の意味があるのか」という質問が出ていたのだけど、明確な回答はなかったと思う。その人たちは、ちょっとショックを受けていたような気がする。... ...その流れで、「入社時にITのスキルを問わないというのは、Googleのような企業の方針とは反対であるが、それですばらしいサービスを作ることができるのか」という質問が出

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    gaopiko 2008/03/09
  • Life is beautiful: 「便利になるとストレスが上昇する」という不思議なジレンマ

    週末の夕方。東京都内の広告会社で営業を担当する佐野裕美子さん(23)=仮名=は、仕事を終えると気の合う友人2、3人に携帯メールを送る。 「いま何してる?」 送り終わると、すぐに返信確認。1分、2分、3分…何度も操作を繰り返す。返事が来たら事に誘う。5分も返事が来なければイライラする。「早く決めたいから、すぐ返信がほしい。自分が待てなくて嫌な思いをしているので、わたしはいつも即レス(即答)です」 【【溶けゆく日人】快適の代償(1) 待てない人々 数分間でイライラ (1/4ページ) - MSN産経ニュースより引用】 これと全く同じことが、アメリカBlackberryを持つビジネスマンにも起こっている。私も3年ほど前にしばらく持ち歩いていたのだが、あまりにもイライラするので持つのをやめてしまった。 Blackberryを持つと会社のメールに24時間いつでもどこでもアクセスできるようになる。

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    gaopiko 2008/03/05
  • 通信のコモディティ化を押し進めるGoogle

    先日、梅田望夫さんと対談(月刊アスキーに掲載予定)したときに、「なぜGoogleは通信インフラにまで投資をするのか理解しがたい」という話題が出たが、その一つの答えがこれ。 After a couple rounds of stalled bidding, the C Block's provisionally winning bid is now at $4.7 billion, about $100 million over the reserve price that the FCC set for the block of spectrum. Since the reserve price was met, the FCC will not have to re-auction the block and its special rules: open access for any

  • Life is beautiful: 優秀なナースがいるとシステムがなかなか改善されないという話

    「Why hospitals don't learn from failures(なぜ病院は失敗から学ばないのか)」という論文を読んでなるほどと思う部分があったので、ここにメモ代わりに書いておく。 この論文の筆者(TuckerとEdmondson)は、医療ミスがなかなか減らない原因を探るために、全米の10の病院を長期間に渡って調査・研究したのだが、その結果判明したのは、「システムの改善」という観点からは、ナースの優秀さと勤勉さが逆効果になっているという皮肉な話。 「優秀なナース」の定義はどこでも同じで、「目の前の患者が必要としているものを、あらゆる障害を乗り越えていち早く提供する」こと。取り替えるべきシーツが不足していれば別の階に走って行って調達してくるし、新米のナースのミスにはいちいち噛み付くこともなくそのミスを取り繕う。そんなナースたちにとっては、その手の「不具合」や「障害」は避けられ

  • 愛すべき理科系人間たち

    理工学部の大学時代の友人に、常にメモ帳を持ち歩き、ジョークを聞くたびに書き取っている男がいた。なぜそんなことをしているか尋ねると、「合コンの時のネタに使えるから」だと言う。彼は、ちゃんと結婚できたのだろうか… これは極端な例だが、アメリカで楽しく生きていくには、ジョークの一つや二つを覚えておくことは大切だ。ゴルフ場で初対面の人とゴルフをすることなどは良くあるので、話題に困ったときや、相手がミスショットを重ねて気まずくなった場面で、覚えておいたゴルフ・ジョークを披露してその場の雰囲気を和らげる、というのはアメリカ人の良く使うテクニックだ。どのゴルフ・ジョークも、異常とも言えるほどのゴルフ好きをジョークにしたもので、それを自分になぞらえて笑うのだ。 そういったゴルファー・ジョークと同じように、理科系人間を素材にしたジョークを集めようと探しているのだが、なかなか集まらない。ビル・ゲーツをネタにし

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    gaopiko 2007/10/06
  • 「半分空っぽのコップ」を「半分水が入ったコップ」に見せるテクニック

    ものごとをポジティブに考えるか、ネガティブに考えるかという議論をするときに、「半分だけ水が入ったコップをどう見るか」という話が良く引き合いに出される。それを「半分も水が入っている!ラッキー」と考えるか、「どうして半分しか水が入っていないんだろう?残りの半分は誰かが飲んでしまったのだろうか」と考えるか、で人生が大きく変わってくるという話である。 ポジティブに考えた方が人間幸せになれるし、そんな人の方が成功する可能性が実際に高くなる、という話は大昔から言われ続けてきたことだが、そうは分かっていても、「入ってない方の半分」が気になってしまうのが人間の弱さである。 これと関連する話で、先日読んだ心理学のに、ちょっとした工夫で皆が得をした気分になる(つまりポジティブに考える)テクニックが書いてあったので、ここで紹介する。 VHSテープ全盛の時代の米国のレンタルビデオ店での話。「見終わったあとはテー

  • 長所と短所は切り離すことのできないものかも知れない(と開き直ってみるテスト)

    ひょんなことから米国で職場の人々の相性判断などに使われるMyers-Briggs Type Indicator(「MBTIタイプ入門」参照)という心理テスト受けることになった。「どうせこんなのは適当だよな」と斜にかまえてテストを受けたのだが、出てきた結果のサマリーを読むと、 独立志向のビジョナリー。自分で戦略を立て、未来を予測し、自分のアイデアを実現し、ゴールの実現のための知的ストラクチャーを作るのが得意。難しいチャレンジを恐れず、さまざまな問題を客観的にかつ俯瞰的に見て解決していくタイプ。説得力のあるビジョンで人の心を動かす。 と良いことばかり書いてある。ぬか喜びをしていると、講師から「そこには長所しか書いていないから、こっちも読まなきゃ」と指摘される。すると、 ・自分のアイデアを人にちゃんと説明せずに走り始めて迷惑をかけることがある。 ・自分に見えているものが他の人に見えないとイライラ

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    gaopiko 2007/09/30
  • Life is beautiful: ひろゆき語録:たまたま分かっている人たちがそこにいただけ

    ニコニコ動画の開発ブログを読むと分かるんですが 開発した人たちもひろゆき氏の知名度を利用しようという意図があっただけで 特別なにもしてないんですよね・・・ (そういう意図があったことは人達も認めてるし) そういう意味では謙遜ではなくてただの事実なんですが,どうも画策した意図がうまく 回りすぎてて開発者達が過小評価されてひろゆき氏が評価されすぎてる気がする

  • ユーザーに尋ねても必ずしも正しい答えは返ってこない

    今日はたまたま「ユーザーからのフィードバックを集めることの難しさ」が話題になったので、それに関連するエントリー。 もの作りにおいて、「ユーザーが何を必要としているか」を知ることは大切だが、だからと言ってユーザーに尋ねれば正しい答えが返ってくる訳ではないところが難しいところ。具体的な例としては、こんなものがある。 1. サイレント・マジョリティの声は聞こえてこない これはMicrosoftで実際にあったことだが、Outlookのチームではユーザーから寄せられる機能追加のリクエストに従って色々な機能を足していた時期があったが、その結果不必要な機能ばかり増えて、単純な作業が逆にやりにくくなってしまった(たとえばカスタム・フォームが良い例)。このケースでは、ごく一部のヘビー・ユーザーばかりが声がでかく、「今の機能で十分、これ以上複雑にしないで欲しい」というユーザーは何も言ってこない(こういう人たち

  • Life is beautiful: 私のとっておきのプログラミングスタイル

    404 Blog Not Found の「LiveCoding に学ぶプログラミングの三原則」を読んでいたらどうしても書きたくなったので。あくまで私のスタイルなので、参考にするもしないもご自由に。 1. スタードダッシュでできるだけはやくめどをつける 学生時代から夏休みの宿題は7月中に終わらせていた私とすれば、ラストスパートよりはスタートダッシュで勝負する。どのみち、どこかで思いっきり頑張らなければならないのであれば、締め切り間際ではなく、スタート間際に頑張るべきというのが私のポリシー。十週間のプロジェクトであれば、最初の二週間が勝負。そこで八割がたのめどをつけておき、後は流す。最初の二週間がめどが立てられなければ、十週間で完成できる可能性は低いと考える。常にそういう姿勢でいれば、締め切りぎりぎりになって致命的な欠陥が見つかって痛いめにあったり、当は大幅な設計変更をすべきなのに応急処置で

  • Life is beautiful: 3G版のiPhoneはDoCoMoとSoftbankが採用しているWCDMAになるだろうという話

    バタバタとしているうちに、息子に先を越されてしまったiPhoneの入手。少し触らせてもらったが、細かなところまで気を使ったその使い勝手にはひたすら脱帽である。わずか二年前ぐらいまでは、「日のケイタイは世界一進んでいる」と胸を張って言えたが、iPhoneと他のケイタイの差は、ちょうどパソコン黎明期のMacとDOSマシンぐらいの開きがある。SamsungやNokiaが一見iPhone風のケイタイを出しては来るだろうが、ここまでの細部へのこだわりを持ったデバイスを作れるとは思えない。Appleストアのドアノブのつや消しのし方にまでこだわったジョブズがいるからこその芸当である。 しかし、ソフトもここまで来ると、各ハードメーカーがいちいちハードごとに作っていてもコスト的に見合わない。そうなると、「誰か」がソフトを作るしかないのだが、それが誰になるかがどのくらい重要かは、パソコンの世界でWindow

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    gaopiko 2007/07/09
    ドコモは端末メーカーに開発費大量に渡してたり、モトローラーの(RED)PRODUCT端末には1%負担してるからiphoneに出すぐらいの金ならあるんじゃないか?
  • ソフトウェアの手を借りて「手間をかけたように見せる」のは全くの逆効果だという話

    まだまだ数は少ないが、最近、この手のメールを受け取ることが少しづつ増えてきた。 中島 聡 様 向暑の候、いかがお過ごしでしょうか。 おかげさまで○○株式会社は(…中略…) これもひとえに、中島様をはじめ多くの皆様からの多年にわたるご支援の おかげであり、ここに改めて深く御礼申し上げます。(…後略…) 何らかのソフトウェアを使い、データベースから私の名前を引っ張ってきて、テンプレートの中に埋め込んで自動送信しているのは明々白々である。それだけならまだ許せるのだが、送信元のメールアドレスがある特定の人(それも私が知っている人)になっているのが何とも違和感バリバリである。 「顧客一人一人にパーソナライズされたメールを自動生成します」「受け取り手には、あたかもあなたが手動で一人一人にメールを送ったように見えます」などの売り文句のソフトウェアを使っているのだろうが、私から見れば全くの逆効果。顧客やパ

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    gaopiko 2007/07/08
  • 「音楽聴き放題」サービスのビジネスモデル

    音楽・映像・ゲーム(そして最終的にはさまざまなアプリケーションも)などのコンテンツは、有料であれ無料であれ、最終的には「聞き放題・見放題・遊び放題」のビジネス・モデルに収束していくと私は確信している。それゆえに、RhapsodyやNetflixなどのこのビジネスモデルでの先駆者には敬意も払っているし注目もしている。 今朝のWall Street Journalに、「音楽聴き放題サービス」の卸値(おろしね)の話が書かれていたので、メモ代わりにここに書いておく(新聞の切り抜きをスクラップしておいてもどうせなくすが、ブログに書いておけばなくす心配はないし、後でググれる)。 ・SoundExchangeというところが、音楽の卸売り業者である(後でリサーチ)。 ・2002年にSoundExchangeが一曲あたりの卸売り値(1ユーザーが1曲聞くたびにSoundExchangeに払うべき料金)を、0.

  • セキュリティ面から見た「ウェブページ」と「保険の勧誘員」の共通点

    1.どちらも「サービスの顔」であり、顧客に「おもてなし」を提供する役割を果たす。 2.どちらも、ユーザーからさまざまな情報を集める役割を果たす。多くの場合、ユーザーから得た情報をサービス側が処理しやすいフォーマットに正規化し、ある程度の入力エラーのチェックまで行なった上で、サービスの主体(ウェブ・サーバー、もしくは、保険会社)に渡す。 3.どちらもサービスの事業主のために働いているのだが、サービス事業者からは決して全面的な信頼はしてはもらえない。どちらも入力エラーを避けるよう可能な限りの努力をするのだが、サービスの事業主はそれには決して頼らず、入力されたデータをすべて再チェックする。サービスの事業主は、保険の勧誘員のおばさんがどんなに「良い人」だろうと、ウェブページがそもそも自分のサイトから送られたものだとしても、「ひょっとしたら悪意を持ったデータが紛れ込んでいるかもしれない」という前提で

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    gaopiko 2007/03/10
  • コーポレート・ファイナンス入門

    息子の大学で授業参観をする機会があったので聴講したのが「Corporate Finance」の授業。わずか70分の授業であったが、とても分かりやすかったので復習の意味も兼ねてここに解説してみる。 まず、会社として採用することを考慮している二つのプロジェクト、「S」と「L」があったとする。プロジェクト「S」は、一年目に50万ドル、二年目に40万ドル、三年目に30万ドル、四年目に10万ドルのキャッシュフロー(=会社に入ってくるお金)を生み出すが、プロジェクト「L」は、一年目に10万ドル、二年目に20万ドル、三年目に30万ドル、4年目に60万ドルのキャッシュフローを生み出す。 それぞれのプロジェクトに100万ドルの資金が必要で、調達した資金には10%の利息がかかると仮定したとき、会社としてはどちらのプロジェクトを選ぶべきか、というのが今回の課題である。 「投資した資金を回収するのにどのくらいの期

  • 「なぜダムを建設する必要があるのか」に関しての共通の理解を持たずに「ダムを川のどこに建設すべきか」を議論していないか

    先日のエントリー「素直な疑問:数字には四桁ごとにテンを打った方が日人には読みやすくないか?」に関しては、四桁法での数字に関しての妙な盛り上がりをしてしまったが、当に言いたかったことは、「素直な疑問」の大切さである。 どの会社でもあることだと思うが、会議の議題を活発に話し合っているにも関わらず、実はその議題の前提になることを皆がちゃんと理解していなかったり、ということが良くある。 たとえば「なぜダムを建設する必要があるのか」に関しての共通の理解を持たずに「ダムを川のどこに建設すべきか」を議論するし始めると、 「この場所に作った方が貯水量が多い」 「いや、こっちに作った方が落差が取れる分、総発電量はかせげる」 「でも、そこに作るとかなりの数の畑が水没してしまう」 「そうだ、その人たちの移転コストはどこが負担するんだ?」 「そもそも、ダムなんてこの村には必要ないんじゃねえか」 「そうは言って

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    gaopiko 2007/02/10
  • あなたは実は「簡単に引きちぎることのできるロープで繋がれているだけ」なのかも知れない

    今年の年末年始は、休みを利用して、前々から気になっていた「数学的にありえない」の一気読みの予定。まだ読み終わっていないのだが、下巻の中ごろになかなか含蓄の深いフレーズを見つけたのでメモ。はたから見て「明らかにした方が良い転職」に踏み切れない友人の背中を押してあげるときにでも使えそうだ。 ナヴァはふと、子供のころにサーカスではじめて象を見たときのことを思い出した。象はぜんぶで三頭いた。どれも体重が六トン以上もあり、太い足の一に巻かれた細いロープで杭につながれていた。それを見たナヴァは不思議に思い、父に訊いた。なぜあの象はロープをひきちぎってしまわないのかと。 「そんなことはできないと思いこんでいるんだよ」と父は説明してくれた。「象は赤ん坊のころ、重い鎖で杭につながれて育つ。その最初の数ヶ月のあいだに、どんなにがんばっても鎖が壊せないことを教えこまれるんだ」 「でもロープは鎖なんかより、ずっ

  • Life is beautiful: 悪徳マルチ商法の被害者をインタビューしてみた

    先日、ひょんなことから悪徳マルチ商法の被害者(24才、男性、四大卒、現在ニート)をインタビューする機会があった。社会人になりたての若者を餌にする巧みにしくまれたワナ。表面上は合法的なマルチ商法を装っているが、その実質はねずみ講だ。この手の悪徳商法は決して今に始まったものではないが、これだけ教育が充実し、ネットに情報があふれる時代になったにも関わらず被害者が続出するのを放置しておくのは、このブログで常日頃から発言をしている身としては許せない。そこで、今日は、そんな被害者を一人でも少なくするための私なりの試み。 その青年と話して何よりも驚いたのが、彼自身が被害者だということにまったく気付いていないこと。現在ニート生活中の彼いわく、「自分が当にやりたいと思う仕事をするためには、生活の基盤が必要。その基盤作りのためにこのネットワークに参加した。もう少し傘下の会員を増やすことができれば、何もしな