iPhoneに続いて、iPadも商標問題に直面か!? 2007年1月に米Appleが「iPhone」を発表した際に、同社は米Cisco Sytemsから商標権侵害で訴えられた。iPhoneはCisco傘下のLinksysの登録商標で、IP電話機ファミリーに使用されていた。この問題はすぐに和解に達し、お互いに名称を使えるようになったものの、危うくAppleの2000年代最大のサプライズの出鼻が挫かれるところだった。 3年後の今年1月27日、Appleは10年代の幕開けをタブレット型端末「iPad」の発表で飾った。iPhoneで痛い思いをしたAppleが、まさか商標問題で同じ轍を踏むはずはないと誰もが思っただろう。ところがすぐに、富士通の米国法人Fujitsu Transaction Solutionsが米国において「IPAD」の商標登録を申請済みであると報じられた。またしても、いきなり暗雲で