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科学と進化論に関するgavのブックマーク (12)

  • 三畳紀末の大量絶滅、原因は溶岩の噴出

    コロンビア大学ラモント・ドハティー地球研究所の地質学者ポール・オルセン氏。イングランド南部の海岸の崖で、2億156万4000年前の三畳紀/ジュラ紀境界(Tr-J境界)の大量絶滅に近い時期の岩石を採集している。 Photograph courtesy Kevin Krajick, Columbia University Earth Institute 三畳紀の終わりに、地球上の陸と海の生物の少なくとも半分が絶滅した。これを契機に恐竜が勢力を拡大し、その後1億3500万年にわたり地球を支配することになる。専門家の間では長らく、この大量絶滅の原因は大規模な火山の噴火と考えられていたが、これまでその正確な年代は特定できていなかった。 このほど発表された研究によると、多数の動植物種が化石にその痕跡を残さなくなるのと同時期に、非常に大規模な溶岩の噴出が起こっていることが確認された。この溶岩がアメリカ

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  • アフリカ外で最古のヒト化石発見 人類移動の歴史塗り替え

    ギリシャの洞窟で見つかったヒトの頭蓋骨「Apidima 2」の一部を再現した画像。エバーハルト・カール大学テュービンゲン提供(2019年7月10日提供)。(c)AFP PHOTO / EBERHARD KARLS UNIVERSITY OF TUEBINGEN / KATERINA HARVATI 【7月11日 AFP】ギリシャの洞窟で発見された頭蓋骨の化石を分析した結果、アフリカ以外で見つかった中では最古となる21万年前の現生人類(ヒト)の骨であることが分かったとの研究結果が10日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。これまで考えられていた人類の欧州到達時期を15万年以上さかのぼることとなる。 【関連記事】ネアンデルタール人と現生人類の分岐、従来説より約30万年早い 英研究(図説) ヒトのユーラシア大陸進出についての通説を覆すこの驚くべき発見はまた、現生人類ホモ・サピエンスが

    アフリカ外で最古のヒト化石発見 人類移動の歴史塗り替え
  • 恐竜時代の奇妙な鳥の新種化石を発見、謎深まる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    現代の中国で1億2700万年前の恐竜時代に生きていた鳥類ジングオフォルティス・ペルプレクサスの復元図。(Illustration by PNAS中国河北省で、1億2700万年前の奇妙な新種の鳥の化石が発見された。ティラノサウルスなどの恐竜や始祖鳥が持つ長く骨ばった尾が退化し、尾は短くなったものの、現代の鳥のように扇状の羽はまだ現れていない。9月24日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された論文で、ジングオフォルティス・ペルプレクサス(Jinguofortis perplexus)と名付けられたこの鳥は、飛翔能力の進化における重要な転機を示していると古生物学者はいう。(参考記事:「恐竜時代のひな鳥の化石、通説上回る多様性が判明」) この鳥にはほかにも、翼についた指の爪、小さな歯が並ぶあご、そして肩甲骨と烏口骨が1に融合した肩甲烏口骨など、祖先の恐竜が持っていた特徴

    恐竜時代の奇妙な鳥の新種化石を発見、謎深まる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 始祖鳥の翼は黒かった

    始祖鳥の羽の化石(写真)。この羽は黒かったという。 Photograph by Robert Clark, National Geographic 初めて空へと飛び立った恐竜の一種、始祖鳥の翼には少なくとも1枚、黒い羽が生えていたことが最新の研究で確認された。 始祖鳥の翼の色を確定するため、研究チームは化石の羽を走査型電子顕微鏡で分析した。この化石は1861年にドイツの石灰岩の層から見つかったもので、体全体はカラスほどの大きさだ。 驚いたことに、この古代生物の羽の微細構造は、現生鳥類の羽毛の構造とまったく同じだった。 ロードアイランド州プロビデンスにあるブラウン大学の進化生物学者で、この研究を率いたライアン・カーニー(Ryan Carney)氏は、「現代の羽と完全に同じものが1億5000万年も前のジュラ紀にすでに進化していたということだ」と話す。 ◆始祖鳥の色の探究 カーニー氏の研究チーム

    始祖鳥の翼は黒かった
  • 世界初、恐竜のしっぽが琥珀の中に見つかる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    琥珀の中から9900万年前の恐竜の尾が発見されたとする論文が、12月8日に科学誌『カレント・バイオロジー(Current Biology)』に掲載された。尾には、骨や軟部組織だけでなく、羽毛まで残っていたというから驚異的だ。 恐竜が生息していた時代の羽毛が琥珀の中から発見されることはこれまでにもあり、羽毛の痕跡のある恐竜の化石も発見されたこともあるが、保存状態の良い羽毛が恐竜とはっきり関連づけられたのは今回が初めてだ。この発見により、恐竜の羽毛の進化とその構造についての理解が深まることが期待される。(参考記事:「恐竜から鳥へ 羽はどうやってできたのか?」) 中国地質大学の古生物学者リダ・シン氏が率いるこの研究には、ナショナル ジオグラフィック協会のエクスペディション・カウンシルも支援を行っている。 琥珀の中に保存されていた9900万年前の恐竜の尾の一部。羽毛で覆われているのがわかる。琥珀に

    世界初、恐竜のしっぽが琥珀の中に見つかる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • ティラノサウルスはなぜ「うろこ肌」だったのか

    ティラノサウルス・レックス(Tレックス)の首の皮膚の化石。(PHOTOGRAPH COURTESY OF PETER LARSON) ティラノサウルス・レックス(Tレックス)を触ったらどんな感じがするだろう? ワニみたいに硬いうろこか、鳥のように柔らかい羽毛か、もしかしたら、その中間かもしれない。(参考記事:「動物大図鑑 ティラノサウルス・レックス」) カナダ、アルバータ大学の古生物学者スコット・パーソンズ氏は子どものころからそんな想像を膨らませてきた。Tレックスに羽毛があったという直接的な証拠は存在しないが、この20年の間に羽毛を持つ仲間が次々と発見されたことで、恐竜はうろこに覆われていたという仮説は少しずつ追いやられていった。(参考記事:「驚きの恐竜展を開催、もはや鳥展、米NYで」、「すべての恐竜に羽毛があった可能性」) うろこに覆われていた しかし、パーソンズ氏らが科学誌「Biolo

    ティラノサウルスはなぜ「うろこ肌」だったのか
  • 「最も鳥に似た」羽ばたきする新種恐竜、ドイツで化石発見

    ドイツ・バイエルン地方で見つかった新種の恐竜「アルクモナビス・ポッシェリ」の翼の化石(2017年撮影、2019年5月15日提供)。(c)AFP PHOTO / BAYERISCHE STAATSSAMMLUNG FUR PALAONTOLOGIE UND GEOLOGY / OLIVER RAUHUT 【5月17日 AFP】カラスのように羽ばたきをしていた新種の飛行恐竜の化石がドイツで見つかった。研究論文がこのほど発表された。この新種恐竜は、現代の鳥類が爬虫(はちゅう)類の祖先からどのように進化したかに関する極めて重要な手掛かりを握っている可能性があるという。 【特集】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち 1861年に発見されて以降、始祖鳥(Archaeopteryx)は最古の飛行する鳥だと広く考えられてきた。この羽毛を持つ小型恐竜は、約1億5000万年前のジュラ紀の湿地帯に生息してい

    「最も鳥に似た」羽ばたきする新種恐竜、ドイツで化石発見
  • 【動画】コウモリ似の新種恐竜を発見、実に奇妙

    コウモリのような膜状の翼「飛膜」を持つ新種の恐竜Ambopteryx longibrachiumが木から滑空する復元動画(復元映像は25秒前後~)。約1億6300万年前に現在の中国に生息していた非鳥類型の獣脚類だ。(VIDEO COURTESY MIN WANG, INSTITUTE OF VERTEBRATE PALEONTOLOGY AND PALEOANTHROPOLOGY, CHINESE ACADEMY OF SCIENCES) およそ1億6300万年前、現在の中国の森に、実に奇妙な捕者が住んでいた。コウモリのような膜状の翼を持つ小さな恐竜で、木から木へと滑空していたと考えられる。そんな新種の恐竜の化石が新たに見つかり、5月8日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された。 大きな膜状の翼をもつ恐竜の化石としては2例目となる。名前はAmbopteryx longibrachium。種

    【動画】コウモリ似の新種恐竜を発見、実に奇妙
  • 体高90センチ、小型のティラノサウルス発見 進化の過程解明に前進

    ティラノサウルスの親戚にあたる小型恐竜の化石について詳細な研究結果が公表された/Courtesy Andrey Atuchin (CNN) 米ニューメキシコ州で見つかった小型の恐竜の化石が肉恐竜ティラノサウルス・レックス(Tレックス)の親戚であることがわかった。8000万~6600万年前に地上に君臨したTレックスだが、進化の過程については分かっていないことも多く、今回の発見がティラノサウルスの進化の過程を解明する手掛かりになるのではないかと期待が寄せられている。今回の調査結果については、「ネイチャー エコロジー&エボリューション」で発表された。 9200万年前に生息していた小型のティラノサウルスの化石2体は同州ズニ盆地で発見されていた。今回見つかった小型の恐竜は「Suskityrannus hazelae」と名付けられた。現地の言葉で「コヨーテ」を意味する「suski」とラテン語で「王」

    体高90センチ、小型のティラノサウルス発見 進化の過程解明に前進
  • 定説くつがえす 史上最長26メートルのクジラ化石 

    カリフォルニア湾を泳ぐ体長25メートル近いシロナガスクジラを空から撮影。イタリアでみつかった化石から、シロナガスクジラは150万年前にはこの大きさになっていたことがわかった。(PHOTOGRAPH BY FLIP NICKLIN, MINDEN PICTURES) シロナガスクジラは、地球上に存在した生物の中で一番大きい。では、シロナガスクジラはいつごろ、どうやってそんな巨大な体を手に入れたのだろう。イタリアの湖から出土した化石の分析から、その手がかりが見えてきた。 2019年4月30日付けの学術誌「Biology Letters」に掲載された論文によると、その巨大なシロナガスクジラの頭蓋骨は、今まで見つかった化石の中でもっとも大きいもので、頭蓋骨から推定される体長は26メートルだ。 (参考記事:「史上最大のティラノサウルスと判明、約9トン」) 現在のシロナガスクジラには、体長30メートル

    定説くつがえす 史上最長26メートルのクジラ化石 
  • デニソワ人のDNAの謎解明か 16万年前にチベット高地に適応 研究

    1980年に中国甘粛省夏河の白石崖溶洞で見つかった下顎骨をデジタル処理した画像。独マックス・プランク進化人類学研究所提供(2019年5月1日提供)。(c)AFP / Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology / Jean-Jacques HUBLIN 【5月2日 AFP】チベットの山岳地帯で見つかった初期人類デニソワ人(Denisovans)の顎骨の化石から、人類はこれまで考えていたよりもはるかに早い時期に高地での居住に適応していたことが分かったとする論文が1日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。デニソワ人の化石がロシア・シベリア(Siberia)南部以外で発見された例はこれ以外になく、見つかった顎骨は少なくとも16万年前のものと思われる。専門家らは、現生人類(ホモ・サピエンス)の一部が低酸素の条件に耐えられるよう進

    デニソワ人のDNAの謎解明か 16万年前にチベット高地に適応 研究
  • 4本足のクジラの祖先、ペルーで化石発見

    ペルーの太平洋岸プラヤメディアルナで発見された、4足を持つクジラの祖先の想像図(Alberto Gennari氏作、2019年4月3日 Olivier Lambert氏提供)。(c)Alberto GENNARI / Olivier LAMBERT / AFP 【4月5日 AFP】水中と陸上の両方で活動していた4足を持つクジラの祖先の化石を、古生物学者チームがペルーで発見した。このクジラ類の化石は、哺乳類クジラの陸から海への移行期に新たな光を投げかける発見だ。 【特集】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち クジラやイルカの祖先は約5000万年前、現在のインドとパキスタンに相当する地域で地上を歩き回っていた。 これまでの研究では、北米でこのクジラ類の4120万年前の部分的な化石が発見されており、その時代までにクジラ類が自分の体重を支えて地上を歩行する能力を失っていたことが示唆されてい

    4本足のクジラの祖先、ペルーで化石発見
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