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進化論と科学に関するgavのブックマーク (16)

  • ホモ・サピエンス誕生の地はボツワナ、最新研究

    アフリカのザンベジ川以南には、はるか昔に緑豊かな湿地帯が広がっていた。現生人類はこの地から誕生したという新たな研究結果が発表された。現在、ここはマカディカディ塩湖と呼ばれる世界最大級の塩原になっている。(PHOTOGRAPH BY BEVERLY JOUBERT, NAT GEO IMAGE COLLECTION) アフリカ南部の内陸国ボツワナに、マカディカディ塩湖と呼ばれる場所がある。まるで白い粉に覆われたように乾燥した大地が広がる、世界最大級の塩原だ。 だが、およそ20万年前は、緑が生い茂る豊かな湿地帯だった。 この古代のマカディカディ・オカバンゴ湿地帯こそ、現生人類(ホモ・サピエンス)誕生の地であるとする研究が、10月28日付けで科学誌「Nature」に発表された。 「私たちはみな、同じ地域からやってきたのです」 研究者らは、現在のアフリカ南部に住む人々を対象に、母親から子へ遺伝する

    ホモ・サピエンス誕生の地はボツワナ、最新研究
  • 人類の出アフリカは18万年前?定説覆す化石発見

    イスラエルで発見されたこの顎骨の化石は約18万年前のものと推定され、アフリカの外で発見された現生人類の化石としては最古のものになる。(PHOTOGRAPH BY GERHARD WEBER, UNIVERSITY OF VIENNA) アフリカで誕生した現生人類(ホモ・サピエンス)は、これまで考えられていた時期よりもずっと前から、アフリカの外へ出ていたようだ。イスラエルで発見された上顎の化石に関する研究成果が、科学誌『サイエンス』に発表された。 この発見は、現生人類とネアンデルタール人などの近縁種が、地中海東岸地域で、これまで考えられていたより長い期間共存していたことを示す証拠にもなる。(参考記事:「人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明」) 従来の人類史に風穴 現生人類の誕生や移動については、つい最近まで次のように考えられてきた。現生人類が東アフリカに現れたのは今から約20万年前。

    人類の出アフリカは18万年前?定説覆す化石発見
  • 現生人類、ボツワナで20万年前に誕生 DNA分析で特定

    現生人類誕生の地として特定されたマカディカディ・オカバンゴ地域を示した図。矢印は、人類が13万~10万年前に北東と南西の両方向に移動した経路。(c)VALENTINA BRESCHI, GILLIAN HANDYSIDE / AFP 【10月29日 AFP】現生人類は20万年前、ボツワナ北部で誕生したとする論文が28日、国際研究チームにより科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。人類誕生の地を特定した研究結果としては、これまでで最も詳細な位置を示したものとみられる。 【あわせて読みたい】オカバンゴ湿地帯を含むボツワナの絶景5か所(2016年) 解剖学的現生人類のホモ・サピエンス・サピエンスがアフリカで誕生したことは以前から知られていたが、その正確な場所は特定されていなかった。 研究チームは、「L0」系統のDNAを高い割合で保持することが知られている民族グループ「コイサン」に属する20

    現生人類、ボツワナで20万年前に誕生 DNA分析で特定
  • 大量絶滅後の100万年を示す貴重な化石を発見

    岩石を割って発見された、6600万年前の大量絶滅を生き延びた脊椎動物の頭骨。見えているのは、古生物学者タイラー・ライソン氏の手。(PHOTOGRAPH BY HHMI TANGELED BANK STUDIOS) 恐竜の時代を終わらせた大量絶滅の直後、生命はどのように復活したのか。その概略が、米コロラド州で見つかった数百もの化石から明らかになり、10月24日付けの学術誌「サイエンス」に論文が発表された。 発掘された化石は、保存状態の良い少なくとも16種の哺乳類のほか、カメ、ワニ、植物など。大量絶滅から100万年後までに生息していたと見られる。 6600万年前、小惑星が地球に衝突し、地球上の生命は大打撃を受けた。衝突の余波で、ほとんどの恐竜をはじめ、全生物種のおよそ4分の3が絶滅したとされる。ただし、大量絶滅のすぐ後の時期については化石がほとんど見つかっておらず、多くの古生物学者がフラストレ

    大量絶滅後の100万年を示す貴重な化石を発見
  • 魚竜は中身も模様もイルカに似ていた、新たに判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ドイツ、ホルツマーデンにある頁岩の採石場で出土した、1億8000万年前の魚竜ステノプテリギウス(Stenopterygius)。今回、ホルツマーデンから出土した別のステノプテリギウスの標を分析した研究者グループが、初めて化石に皮下脂肪の痕跡を発見した。(PHOTOGRAPH BY BENJAMIN KEAR) 約1億8000万年前、現在のドイツにあたる場所で、イルカに似た爬虫類が死に、海の底に沈んだ。海底でその死骸は驚くべきほど良好な状態で保存された。そのおかげで、この古代生物がクジラのような皮下脂肪をもっていた可能性を示す初の証拠が見つかった。(参考記事:「大きな魚竜と新種の首長竜、博物館で見つかる」) 12月5日付けの学術誌「Nature」に掲載された論文によれば、この化石は魚竜と呼ばれる海生爬虫類の一種で、ジュラ紀前期に生息していたステノプテリギウス(Stenopterygius)

    魚竜は中身も模様もイルカに似ていた、新たに判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 5億年前の「行進」 化石発見、最古の集団行動か

    一列に並んだ三葉虫の一種「Ampyx priscus」の化石(2019年10月17日公開)。(c)AFP PHOTO / CNRS / UNIVERSITE CLAUDE BERNARD LYON 1/JEAN VANNIER 【10月18日 AFP】モロッコ・ザゴラ(Zagora)の近くの砂漠で、一列になって移動する約4億8000万年前の生物の化石がみつかった。17日に発表された研究論文は、化石が、動物の集団行動を示す最古の例になったとしている。 英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された論文によると、化石は三葉虫のもので、海底を一列縦隊でゆっくりと移動していたと考えられるという。三葉虫はすでに絶滅した生物だ。 三葉虫もすべての節足動物と同様に、体節のある体と外骨格を持っていた。節足動物門には

    5億年前の「行進」 化石発見、最古の集団行動か
    gav
    gav 2019/10/18
    三葉虫すでに"列を成す個体の間隔は、頭部からのびる2本の先細りの突起の長さだけ離れており、突起の先端が列のすぐ後ろの個体に接していた""嵐による乱流や水温の変化に対するストレス反応の一種かも""産卵場所に移動
  • 中英の科学者、5億年以上前の「地球の大酸化」を復元

    初期の地球環境の復元図。中国科学院南京地質古生物研究所提供(作成日不明)。(c)Xinhua News 【9月7日 Xinhua News】中国科学院南京地質古生物研究所の朱茂炎(Zhu Maoyan)研究員は、英国の地質・古生物学者と協力し、5億年以上前の地球の酸素濃度急増過程を復元した。この「地球の大酸化」は、地球上に生息する動物の種類が爆発的に増加した「カンブリア大爆発」の前に、普遍的な酸素不足にあった海洋と大気の酸素濃度を急激に高め、高等生物の急速な進化に基的な条件を提供した。研究成果は2日、英科学誌「Nature Geoscience」に掲載された。 研究者は、約5億7000万年前に地球上の主要大陸が集まり、ゴンドワナ大陸と同大陸内の中央造山帯を形成したことを発見。激しい地質活動により、地表の大量の硫酸塩が浸されて海に流入し、海水中の微生物や有機物と反応して海洋の酸素濃度が増

    中英の科学者、5億年以上前の「地球の大酸化」を復元
  • 5.5億年前の「死の行進」、初期体節動物の運動解明の手掛かりに

    中国南部で採取された蠕虫(ぜんちゅう)様動物「Yilingia spiciformis」(右)と死の直前に残した痕跡の化石。バージニア工科大学提供(2019年9月4日提供、撮影日不明)。(c)AFP PHOTO/ VIRGINIA TECH/ SHUHAI XIAO/ ZHE CHEN 【9月6日 AFP】5億年以上前に生息していた蠕虫(ぜんちゅう)様動物の死ぬ間際の動きでできた「溝」が化石として保存されていたことから、この時代の動物が運動性を有していたことが裏付けられた。 【特集】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち 動物種の「指向性運動」に関しては5億6000万年前の証拠が存在していたが、どのような動物がその動きを残したのかということについては曖昧なままだった。指向性運動とは例えば、ふらふら漂うクラゲとは対照的な動きのことをいう。 こうした初期の運動の記録は非常に珍しく、蠕虫様動物

    5.5億年前の「死の行進」、初期体節動物の運動解明の手掛かりに
  • 解説:380万年前の猿人、人類史をこう書き換える

    新たに発見された頭蓋骨MRD-VP-1/1は、アナメンシス猿人という初期の人類のものである。(PHOTOGRAPH BY DALE OMORI, COURTESY OF THE CLEVELAND MUSEUM OF NATURAL HISTORY) アフリカ、エチオピアでヤギの囲いを作ろうと地面を掘っていた男性が、特別な骨を見つけた。約380万年前に亡くなった人類の祖先の、ほぼ完全な頭蓋骨だ。 8月28日付けの科学誌『ネイチャー』に発表された論文によると、この頭蓋骨はアウストラロピテクス・アナメンシス(アナメンシス猿人)のものと判明した。これまでに発見されたアウストラロピテクス属(150万〜400万年前に生息していた初期人類)の頭蓋骨の中では最も古い。 論文の筆頭著者である米クリーブランド自然史博物館の古人類学者ヨハネス・ハイレ=セラシエ氏は、「380万年前の人類の先祖はどんな顔をしてい

    解説:380万年前の猿人、人類史をこう書き換える
  • 初期人類の頭蓋骨発見、380万年前 人類進化の理解に新たな鍵

    この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【8月29日 AFP】380万年前の初期人類の「驚くほど完全な」頭蓋骨が、エチオピア北東部で見つかった。研究者らが28日、英科学誌ネイチャー(Nature)で発表した。人類の進化に対する理解を変える可能性もある発見だという。 頭蓋骨MRDはアウストラロピテクス・アナメンシス(Australopithecus anamensis、アナメンシス猿人)のもので、2016年2月にエチオピア北東部アファール(Afar)地方のウォランソミル(Woranso-Mille)で見つかった。 この場所は、有名なアウストラロピテクス・アファレンシス(Australopithecus afarensis、アファレンシス猿人)のルーシー(Lucy)の発掘場所から55キロしか

    初期人類の頭蓋骨発見、380万年前 人類進化の理解に新たな鍵
  • 絶滅動物サーベルタイガー、驚きの暮らしが判明

    木漏れ日の中、森にすむ草動物をべるサーベルタイガー。遠景には、草原でバイソンを追うダイアウルフが見える。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ANTÓN) 1万年ほど前に絶滅したサーベルタイガーの一種スミロドン・ファタリス(Smilodon fatalis)は、現在の米国西部地方に君臨する捕動物だった。カリフォルニア州にあるラ・ブレア・タールピット(天然アスファルトの池)からは、化石化したスミロドンがこれまでに3000体以上採集されており、これを調査する研究者らは長年の間、スミロドンはライオンのようなタイプのハンターで、広い草原でバイソンやウマを追いかけていたと考えていた。 (参考記事:「新発見、牙のような剣歯の古代草動物」) ところが、ラ・ブレアで採集された大量の歯の分析から、体重270キロ、犬歯の長さ18センチにもなるこの猛獣の、通説とは大きく違う姿が明らかになっ

    絶滅動物サーベルタイガー、驚きの暮らしが判明
  • 第5回 ヒトの進化はアフリカ限定だった!

    まずは、現生人類の母方の祖先をどんどん辿っていったらたった一人の共通の祖先に行き着く、いわゆるミトコンドリア・イヴの話。 ミトコンドリアDNAの突然変異の発生率と、現在の人類のミトコンドリアのDNAの多様性を考え合わせると、だいたいの時代がわかるという。篠田さんによれば── 「実はせいぜい15万年とか20万年前なんです。これは人類史の観点からは、非常に新しい時代です。人類は700万年前ぐらいにゴリラ・チンパンジーの共通祖先から分かれて、アフリカ大陸を出たのが200万年前ですね。それ以降、世界の各地で、旧人ですとか原人とかいわれるグループが出てきます。世界の各地の人たちはそこから独自に進化して、今の人類になったんだと、20年ぐらい前は考えられていました。これが正しいとすると、人類の共通祖先を探していけば、100万年、200万年前に戻っていくはずなのに、ミトコンドリアDNAの分析で、実は10分

  • 人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明

    2010年にデニソワ洞窟の発掘現場で見つかった臼歯の化石は、新しいヒト科ヒト属(ホモ属)であるデニソワ人の存在を示す重要な遺伝的証拠となった。この臼歯は、5万年以上前の女性のもの。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NATIONAL GEOGRAPHIC) 5年前の2010年に報告されたばかりの謎多き“第3の人類”デニソワ人。その歯の化石を分析したところ、彼らは現生人類やネアンデルタール人と数万年もの間共存していたことが、11月16日付けの科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」の論文で明らかになった。 我々ホモ・サピエンスの祖先が、かつて他のヒト科ヒト属(ホモ属)とユーラシア大陸を共有していたことを裏付ける研究結果である。約4万年前に姿を消したネアンデルタール人は、現生人類と数十万年もの間すぐそばで暮ら

    人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明
  • 東アジア最古の彫刻か、10万年以上前、作者は謎

    中国東部で最近出土した、刻線模様が彫られた親指ほどの大きさの2つの骨片のうちの1つ。これまで東アジアで最古とされていた抽象的な刻線模様よりも、さらに数万年さかのぼる。(PHOTOGRAPH BY FRANCESCO D’ERRICO & LUC DOYON) 今から10万年以上前、現在の中国東部にあたる地域で、ある古代の人類が、動物の骨に模様を彫り込もうと考えた。その彫刻家は、日光にさらされて硬くなった肋骨のかけらを選んで、7のほぼ平行な線を刻み込み、鮮やかな黄土色の顔料を塗りつけて目立たせた。 この小さな骨片に刻まれた直線が今、古人類学者の間に波紋を広げている。意図的に彫られた抽象的な線としては、東アジアで最古の可能性があるからだ。7月8日付けで学術誌「Antiquity」に発表された論文の内容が確かなら、これまで6万年前とされていた記録が打ち破られたことになる。 彫刻の作者がヒトの系

    東アジア最古の彫刻か、10万年以上前、作者は謎
  • 羽毛恐竜に鳥のような翼を発見、始祖鳥以前

    最新のレーザー画像技術により新たに判明した、鳥に近い恐竜アンキオルニスの翼の詳細。人間で言う肘の前方から手首の後方部分に、従来見えなかった皮膚のひだがあることが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY WANG XL, PITTMAN M ET AL. 2017) 頭の赤いキツツキに、小柄な恐竜のベロキラプトルをかけ合わせた動物を思い浮かべれば、アンキオルニスの姿としては間違っていない。それが、この太古の動物の標9点を精査した科学者たちの結論だ。 アンキオルニスは始祖鳥以前の後期ジュラ紀に生きていた高さ30センチほどの恐竜だ。これまでは見えなかった軟組織に強力なレーザー光を当てることで、以前よりはるかに詳しく解き明かされた実際の様子が2月28日付のオンライン科学誌「Nature Communications」に発表された。この発見により、1億6000万年前の昔から、鳥に非常に近い特徴

    羽毛恐竜に鳥のような翼を発見、始祖鳥以前
  • トークセッション「日本で見つけた! 巨大隕石衝突の証拠」を10倍楽しむ!巨大隕石が落ちた三畳紀とは?(福井智一) | マイナビニュース

    トークセッション「日で見つけた! 巨大隕石衝突の証拠」を10倍楽しむ!巨大隕石が落ちた三畳紀とは?(福井智一) 来る1月13日、未来館5階コ・スタジオにて、トークセッション「日で見つけた! 巨大隕石衝突の証拠」を開催します。約2億1500万年前、三畳紀とよばれる時代の末期、巨大隕石が地球に衝突しました。これを発見した研究者、千葉工業大学の佐藤峰南さんに直接お話を伺います。トークセッションでは、研究者人が隕石衝突の証拠と、その発見の経緯についてたっぷりとお話しますが、ここではこのイベントの担当者である科学コミュニケーターの福井が、隕石が衝突したころの生き物について紹介します。 三畳紀はどんな時代? 三畳紀は地質年代でいうと中生代の最初の紀。中生代と言えば、恐竜時代という印象をお持ちの方も多いかもしれません。ですがこの時代、恐竜は出現はしていたものの、地上の覇者とはとても言える状態ではあ

    トークセッション「日本で見つけた! 巨大隕石衝突の証拠」を10倍楽しむ!巨大隕石が落ちた三畳紀とは?(福井智一) | マイナビニュース
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