農薬大手モンサントの除草剤「ラウンドアップ」(2018年7月9日撮影)。(c)JOSH EDELSON / AFP 【3月20日 AFP】米農薬大手モンサント(Monsanto)の除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」を長年使用し、喉に悪性リンパ腫を患った男性がモンサント側を相手取って訴えていた裁判で、米カリフォルニア州の連邦地裁の陪審は19日、ラウンドアップががんを発生させた「事実上の要因」だったとの評決を下した。 エドウィン・ハードマン(Edwin Hardeman)さん(70)は1980年から2012年にかけ、カリフォルニア州北部ソノマ(Sonoma)郡の自宅でラウンドアップを定期的に使用。その後、がんの一種である非ホジキンリンパ腫と診断された。 ラウンドアップには環境保護運動家や専門家が長年発がん性を指摘しているグリホサートが含まれており、陪審はハードマンさんががんを発症した大