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2007年1月22日のブックマーク (3件)

  • 遅れてきた78年組 - 一本足の蛸

    神様のメモ帳 (電撃文庫) 作者: 杉井光,岸田メル出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/01/06メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 1,791回この商品を含むブログ (251件) を見る浦賀和宏、乙一、滝竜彦、米澤穂信(50音順)など1978年生まれの作家たちを、「78年組」と呼ぶことがある。確か、かつて「新青春チャンネル78〜」だったサイトで提唱された用語だと記憶しているが、記憶違いかもしれない。また、1978年前後に生まれた作家も含むことがあるので、誰が78年組に含まれるのかについて共通の了解が成立しているわけではない。とりあえず、今のところは仮に「78年組」は上記4人を指すものとしておこう。 さて、78年組の作家たちは、個々の作風や活動ジャンルなどの違いにかかわらず、ある雰囲気を共有しているように思われる。それを言葉で表すのは難しいのだが、強いて一語で

    遅れてきた78年組 - 一本足の蛸
    genesis
    genesis 2007/01/22
    曰く,「78年組の作家たちは、個々の作風や活動ジャンルなどの違いにかかわらず、ある雰囲気を共有しているように思われる」,「強いて一語で言い表すなら「閉塞感」または「無力感」ということになるだろう。」
  • 『逃亡日記』に涙 - くらやみのスキャナー

    逃亡日記作者: 吾ひでお出版社/メーカー: 日文芸社発売日: 2007/01メディア: 単行各所で触れられている通り、このはマンガ作品では無く、基的にインタビューなんですが、(吾ひでおさんの)娘さんのコメントが載っていて、これには全米が泣いた。じゃねえやこのフレーズは茶化す時使うんだっけ。僕が思わずマジ泣きしましたよドトールで。僕に限らず、おそらく1950年代後半〜1960年代生まれで、マンガとSFの両方が好きだった人間ならば、まず間違いなく吾ひでおさんのマンガにハマった経験があるはずだ。だけどその魅力を説明しろと言われても妙に難しいし、今、往年の名作を若者に読んでもらっても、どういった理解と反応があるのかわからない。ちょっとつかみどころの無い魅力なのだ。手塚先生のように、誰もが認め過去の作品が売れ続けているという、そういうマンガ家ではないのだ。だから娘さんにとっては、やっ

    genesis
    genesis 2007/01/22
    曰く,「当事者である娘さんが、元凶である父の晴れ舞台ではヨイショする、その心意気がこりゃまた泣けるのだ。」
  • 木尾士目「げんしけん」 斑目晴信の青春 - ひとりで勝手にマンガ夜話

    「げんしけん」 斑目晴信の青春 講談社 アフタヌーンKC 全9巻 木尾士目 ※文中の画像は、講談社アフタヌーンKC「陽炎日記」「五年生」「げんしけん」からの引用です(引用した図を開く)。 目次 1 はじまりはオタク観察 2 走り始めたキャラクター 3 斑目晴信の青春 4 荻上の春 5 コミフェス夏の陣 6 斑目晴信の青春パート2 7 恵子と長電話 8 軽井沢妄想通り 9 スー降臨 10 斑目晴信の青春パート3 扉(あとがき) 木尾士目「げんしけん」は、2002〜2006年、月刊アフタヌーン誌で連載された青春マンガである。都心から距離を置く椎応大学のサークル・現代視覚文化研究会を舞台に繰り広げられた、オタクと呼ばれる人々の悲喜こもごもを描いた群像劇である。 木尾士目は、デビュー作から一貫して20歳前後の若者の恋愛模様を描いてきた