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2007年8月28日のブックマーク (2件)

  • きづきあきら+サトウナンキ『いちごの学校』 - 紙屋研究所

    きづきあきら+サトウナンキ『いちごの学校』 ※以下の感想にはネタバレがあります。ただし、この作品はストーリー展開を「知らない」ことで面白さは付加的に増すとは思いますが、ストーリーを仮に知ったとしても作品そのものの価値はまったく減じない、何度でも再読に価するものだとぼくは思います。 これは……重い。 ずぅぅぅぅぅんとみぞおちあたりに来た。 赤ん坊を寝かしつけながら読んだだけになおさらかも知れないが。 オビには「元教師と元生徒+赤ちゃんのほんのり苦くて切ないラブストーリー」とあるが、いやいやそんな「ほんのり苦くて切ない」どころじゃなかった。 「責任」をめぐるあまりに重い議論と展開 ソツなく教師生活をこなし周囲の評価も高い主人公の男性教師・大宮壱吾が、女子高生・板橋くるみにハマってしまい、くるみもまた強く惹かれてしまう。 やがて妊娠し、大宮は職を失い、くるみは退学となるのだが、高校での二人の関係

    genesis
    genesis 2007/08/28
    曰く,「何が驚いたといって、妊娠が発覚して「責任」をめぐる騒動になる、まさにその「責任」という問題について、この作品のメインといえるほどにページを割いていることだった。」
  • ライトノベルを定義しなければならない理由 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    書店員の方および同人小説を書いたことのある方であれば、賛同を得られるだろうと期待しますが、ノンジャンルの作品は売りづらいという法則……というわけでもないですが、その傾向があるように思います。 つまり、ミステリというジャンルに含まれる小説ならば「とりあえずミステリと帯に書かれていれば買う」という読者による購入が見込めるのですが、ノンジャンルだとそうもいかないわけです。ジャンルをわけ隔てなく読んでいる読者が、ジャンル小説読みと比較して多いか少ないかは分かりませんが、その興味が分散してしまい、仮にジャンル小説読みの十倍も乱読家がいたとしても、高い効果が見込めないからです*1。 で、ライトノベル系サイトの間でどうして定期的に、定義論が盛り上がるのか。もしくは、どうして「この作品は私にとってライトノベルです」というラベリングがキャッチフレーズになりえるのか。それは各ライトノベル系サイトの管理人が、

    ライトノベルを定義しなければならない理由 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    genesis
    genesis 2007/08/28
    曰く,「ノンジャンルの作品は売りづらい」,「「この作品はライトノベルです」という言葉が、ある種のお勧め文句として効果を発するように思います」