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ブックマーク / www.unjyou.com (5)

  • 考察『ひぐらしのなく頃に』はミステリと言えるのか? - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    言えます。 いやー、なんだか蒸し返すようで申し訳ないですけれど講談社BOXの『ひぐらしのなく頃に』を読みおわったときにひぐらしは(格)ミステリなのか論争に終止符を打ちうるクリティカルな発見をしました*1。 と言うわけで、ざっくりと『ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編』までのネタバレを行いつつ、『ひぐらし』をミステリという観点から見直してみたいと思います。未読の方はご注意ください。『ひぐらし』に触れる予定はないけれど、ミステリとして興味を持っている方は引き続きどうぞ。それでは「続きを読む」までは『ひぐらし』という作品をざっと紹介します。 ひぐらしのなく頃に祭(通常版) 出版社/メーカー: アルケミストメディア: Video Game購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (157件) を見る『ひぐらし』は「出題編」とされる、 ・鬼隠し編 ・綿流し編 ・祟殺し編 ・暇潰し編 と「解

    考察『ひぐらしのなく頃に』はミステリと言えるのか? - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    genesis
    genesis 2009/08/24
    曰く,「**が**ではなく**というのは、ミステリで言うところのプロバビリティの犯罪(蓋然性の犯罪)に近いでしょう。」
  • ライトノベルという名の小宇宙 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    ここ最近に読んだエントリが、頭のなかでかたちを作ったような気がするので、気まぐれに書いてみます。 言ってみれば、2種類の黄金パターンの組み合わせです。「展開様式」と「展開順序」の黄金パターンを組み合わせれば、事実上無限の(遊びつくせない程度の)組み合わせが得られるんじゃないかと思いました。 知り合いの絵描きさんが「分類なんてナンセンスで、それは壊していくべき壁だと思う」と云っていた。 後、どこで見たか忘れてしまったのですが「最近は無意識のうちに学園物を読んでいる。例えば今月のMF文庫Jの新刊では、ファンタジーの『聖剣の刀鍛冶』を真っ先に購入予定から外し、逆に学園を舞台とした『ヒトカケラ』は多分、買う」というようなエントリと「ニコニコIDを持ってない人間にとってニコニコとの接点は、はてブの人気エントリーに上がってくる動画のタイトルのみ。数ヶ月間、ニコニコにアップされた動画のタイトルだけ見た結

    ライトノベルという名の小宇宙 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    genesis
    genesis 2007/12/04
    曰く,「暗黙のお約束=コードの集合体こそが、ジャンルの正体ではないか」
  • 十戒二十則の現在、そして本格ミステリとは何か - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    ある編集者の気になるノート - 推理小説を書くのに、こんなに「ルール」があるって知ってた? 萌え理論Blog - 現代ミステリに十戒も二十則もいらないのでは ビジネス書の編集者であるらしい方が「推理小説を書くのに、こんなに『ルール』があるって知ってた?」と軽い調子で、ノックスの十戒とヴァン・ダインの二十則を紹介されています。 これ自体は特に驚かされませんでした。実際、ミステリ読みでなければ、十戒も二十則も知らずに暮らしていけることでしょう。まあ、でもミステリ系のエントリと言えるのでとりあえずブクマしておくかと思ったら、思っていた以上にブックマークされていて驚きました*1。実際にブクマコメントその他を見ていってみるとネタ扱いしている方もいたのですが、マジレスされている方もいてさらに驚きです。 ま、そんな感じで十戒二十則の現在、そして格ミステリとは何か、です。 最初に結論。 ノックスの十戒と

    十戒二十則の現在、そして本格ミステリとは何か - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    genesis
    genesis 2007/10/25
    曰く,「十戒と二十則がフェアであるために作られた指針であることを踏まえ、かつミステリが必ずしもフェアでなくとも構わないという2点を承知していないと、突拍子もないことを言うはめになると思います。」
  • 米澤穂信の話|青春ミステリの条件と古典部シリーズ - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    青春ミステリの条件とは何か? それは探偵の敗北にあるのではないかと思います。 以下、探偵の敗北について考えつつ、青春ミステリの旗手・米澤穂信の最新刊『遠まわりする雛』を見てみたいと思います。 遠まわりする雛 作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/10メディア: 単行購入: 3人 クリック: 148回この商品を含むブログ (251件) を見る 2種類の青春小説 まずは青春小説に関してから始めましょう。 秋山が思うに、世には大きく分けて2種類の青春小説があります。甘いだけのものと、ほろ苦さを含むものです。 個人的な主観ではありますが、青春小説でしばしば描かれる思春期という年代は、非常に気持ちの悪いもののように思います。11歳から17歳ぐらいまでの間、ひとは声変わりや第二次性徴によって肉体的に大きく成長します。変質、もしくは変容と言ってもいいかもしれません。この時期に

    米澤穂信の話|青春ミステリの条件と古典部シリーズ - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    genesis
    genesis 2007/10/10
    曰く,「青春ミステリの条件とは何か? それは探偵の敗北にあるのではないかと思います。」
  • ライトノベルを定義しなければならない理由 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    書店員の方および同人小説を書いたことのある方であれば、賛同を得られるだろうと期待しますが、ノンジャンルの作品は売りづらいという法則……というわけでもないですが、その傾向があるように思います。 つまり、ミステリというジャンルに含まれる小説ならば「とりあえずミステリと帯に書かれていれば買う」という読者による購入が見込めるのですが、ノンジャンルだとそうもいかないわけです。ジャンルをわけ隔てなく読んでいる読者が、ジャンル小説読みと比較して多いか少ないかは分かりませんが、その興味が分散してしまい、仮にジャンル小説読みの十倍も乱読家がいたとしても、高い効果が見込めないからです*1。 で、ライトノベル系サイトの間でどうして定期的に、定義論が盛り上がるのか。もしくは、どうして「この作品は私にとってライトノベルです」というラベリングがキャッチフレーズになりえるのか。それは各ライトノベル系サイトの管理人が、

    ライトノベルを定義しなければならない理由 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    genesis
    genesis 2007/08/28
    曰く,「ノンジャンルの作品は売りづらい」,「「この作品はライトノベルです」という言葉が、ある種のお勧め文句として効果を発するように思います」
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