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ブックマーク / megyumi.hatenadiary.org (5)

  • 00年代に発売されたライトノベル関連本を振り返る - SSMGの人の日記

    的にはライトノベルメインのもののみ。これだけ関連が出てて「ライトノベル」じゃなく「ラノベ」っていう略称をタイトルに冠したものって一冊もないのなー。 ライトノベル完全読(日経BP社) 2004年7月に第一号発売。三号で終了。 インタビューやらランキングやら漫画やら雑多な内容は好きだった。日経BPらしく?個別の作品よりは業界全体の動向とか分析とかそんなものに力を入れてて、背伸びしたいオタク(自分とか)向けだった気がする。おかゆまさき×大亜門とか夢枕獏×秋山瑞人の対談辺りはかなり趣味が入ってたような気も。創刊号はガンダムの比重がやたら高い。作家と読者からアンケートを募る「日ライトノベル大賞」を立ち上げようとしたが、結局実現せず。創刊号の細谷正充による「ライトノベル書評宣言」はちょっとした波紋を呼んだ。 このライトノベルがすごい!(宝島社) 2004年11月第一号発売。以降、毎年1冊発行

    00年代に発売されたライトノベル関連本を振り返る - SSMGの人の日記
  • 主人公を攻略?するエロゲ - SSMGの人の日記

    もう言い尽くされたことではあるんだけど、『ONE』とか『秋桜の空に』とか『それは舞い散る桜のように』とか、構造が似てるよなあ。中盤でヒロインに関しての問題は解消されるんだけど、結局のところゲームを通しての問題は主人公の方にあるから、どのヒロインのルートでも最後には同じ壁に突き当たる、ってのが。どっちかというと、ヒロインは主人公の問題に立ち会ってどういうリアクションを返すか、っていうことのバリエーション?を揃えるためにいる、って見方も出来るのかなあ。あれかな、エロゲ主人公は他人の問題を解決するのに疲れちゃったのかしらん。 ONE:主人公は永遠の世界に旅立つ。他人の記憶からその姿は消える。ヒロインのみがその存在を覚えている。やがて主人公は帰還し、ヒロインと再会する。 秋桜の空に:主人公がそれまでの記憶を失う。周囲の人は覚えている。主人公は海外の病院に入院するという形でヒロインたちから引き離され

    主人公を攻略?するエロゲ - SSMGの人の日記
    genesis
    genesis 2008/02/08
    曰く,「結局のところゲームを通しての問題は主人公の方にあるから、どのヒロインのルートでも最後には同じ壁に突き当たる、ってのが。」
  • SSMGの人の日記 - 『青年のための読書クラブ』 桜庭一樹/新潮社

    『赤朽葉』もまだ読んでいないし、『荒野の恋』の最終巻が出るまでちょっとした抗議の意味も込めて買わないつもりだった。しかし、出先で中途半端に時間が空いて、冷やかしのつもりで入った書店でこれを見つけたのがよくなかった。試しにパラパラと冒頭部分をめくってみる。……。…………。…………………………。気が付いたら、足がレジに向かっていた。そういえば、『赤朽葉』を購入した時も似たような状況だったなあ。桜庭一樹の諸作品は、どれも冒頭の掴みがうまくて困る。いずれは購入しただろうから衝動買い、というのもまた違うし、後悔はしてないんだけど、なんかこう、何かに負けた気分だ。隣に並べられてた『読書日記』(asin:4488023959)は踏みとどまったのが救いか。あんなの読んで見知らぬ名作を知って、今以上に積読を増やしたくない。 彼女のまっすぐで善良な解釈は時に凛子の意地悪な嘲笑を浴び、時に凛子をはっとさせた。凛

    SSMGの人の日記 - 『青年のための読書クラブ』 桜庭一樹/新潮社
    genesis
    genesis 2007/09/24
    曰く,「美しいものに対する醜いもの、という『マリみて』……というかライトノベル全般...が意図的にあんまり見せないようにしている面を描いているのも印象的」
  • エコールin渋谷シネマライズ - SSMGの人の日記

    土曜に観てきました。ミニシアター系のオシャレ映画とはおよそ無縁な画像掲示板でその存在を知ったのですが、これに男友達数人連れ立って行くのもぞっとしないし、かといって一緒に行ってくれる女友達もいない(というか、女性と行ったら気まずいことになりそう)ので、一人で。6-7割埋まった観客席の客層は多種多様でしたが、お仲間らしき人もいて安心しました。女性客の方が多かったとは思うけど。 舞台は何処とも知れない森の中にある学校。棺の中に入ってどこからか運ばれてくる6-12歳の女の子たちは、外界から隔絶された、大人がほとんど、男性に至っては全くいないここで共同生活を送ることになる……というのがあらすじ。 『あずまんが大王』とか『苺ましまろ』とか『マリア様がみてる』とか、あそこらへんがオタ界隈でなんで流行ったか、箱庭にいる少女たちを覗き見するオタクの視点が云々、みたいなのが好きな人は、見といてもいいかもしれま

    エコールin渋谷シネマライズ - SSMGの人の日記
  • AIR(2)/漫画:桂遊生丸 原作:Key - SSMGの人の日記

    完結。……え、これで完結?という思いが強いです。1巻の時とあまりに違う展開の速さはどういうことだ?打ち切りでもらったのか、ペース配分を間違えたのか、「かしまし」の方が忙しくなったのか……それくらいしか考えられない急転換。はたまた、あとがきにあるようにメーカーからは独自の解釈で全く新しいAIRを、と言われたのにいざ始まってみると「完全コミカライズ」と銘打たれたことで路線が迷走しちゃったのかな。 SUMMER編が削られてたのは、構わないんですよ。ただ、往人さんがいなくなってからの、観鈴ちんと晴子さんとの交流は、「AIR」の肝だと思ってただけに、ダイジェストになっちゃったのは……うーん。実は、エロゲーのいいところってのは、ページ数や時間的制約なんかの「尺」が他のメディアと比べて比較的自由に見える、ということかもしれないなあ。 1巻を読んで、絵柄さえ気に入れば原作ファンにもオススメの作品が出来上

    AIR(2)/漫画:桂遊生丸 原作:Key - SSMGの人の日記
    genesis
    genesis 2006/07/23
    曰く,「実は、エロゲーのいいところってのは、ページ数や時間的制約なんかの〈尺〉が他のメディアと比べて比較的自由に見える、ということかもしれないなあ」
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