「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」が公開した、台湾・高雄(Kaohsiung)港の沖合で船から放たれるレース用のハトたち(2013年10月13日撮影、2014年5月30日提供)。(c)AFP/PETA 【7月8日 AFP】台湾北部でレース用のハトを「誘拐」し「身代金」を要求する犯罪を繰り返していた5人組が逮捕された。 8日の台北(Taipei)市警の発表によると、台湾北部で逮捕された5人には、レースのコースにわなを仕掛けてハトを捕獲しては飼い主に対し、1羽につき最高1万台湾ドル(約3万4000円)を要求していた疑いが持たれている。5人は逮捕された際、台北郊外の沿岸の山間部で、網やかご、小石などを飛ばす「ぱちんこ」などを使ってわなを仕掛けようとしていたとみられる。5人が実際に「身代金」として手に入れた金額は明らかになっていないが、警察はこれまでに数十羽のハトがこのグループに誘拐