今回は、マイクロソフトにいて自分が感じているIT業界の大きなスタイルの変化の兆候とその対策について書いてみた。今回もいつも通り、単に自分の意見をシェアしているだけであって、他の人にどうこうしろと言いたいわけではない。ただ、日本のIT業界が米国に追いつき、追い越すための議論のきっかけになるといいなと思っている。自分も楽しみながらも、もがいていることと、そこで見えた光について書いてみたい。 世界は「技術力」の重視に向かっている 私のキャリアは、某大手SIerを12年勤めた後、ITコンサルティング企業に3年在籍して、主に超上流を実践した。その後独立し、ビジネスモデリングから、アジャイルや、DevOpsの導入支援、マネジメント、開発などを実施していた。 私がマイクロソフトを受けてみようと思ったのは、友人からの推薦の要素が大きかったのだが、その背景では、海外で勤務したいという希望があったのと、「技術
今までReduxでのアプリケーションの開発やシンプルなFluxのコードの素振りはしてきました。 なんとなくアーキテクチャについての考え方や仕組みをコード上では確認できました。 がしかし!!もっと根本からどういった思想で何が美味しいのかを調べたいと思いました。そんな思いをまとめた記事になります。 MV*の何がだめだったのか MVCやMVVMなどいろんな概念があります。 MVCとMVVMの違いは図のような感じです。 MVC MVVM 一方方向なのか双方向かの違いだけですが、個人的には仲間だと思っているのでここではMVVMを中心に見ていきます。 ViewModelではViewから受け取ったデータをModelが受け取れる形に加工してModelに送ります。 それまでjQueryとAjaxを利用して作成されてきたアプリケーションはModel(ロジック)層とView層に分離させる必要がありました。 Vi
恐らく現時点では、世界中で一番詳細な記事ですね。 「独占インタビュー」って書いてもいいのに、謙虚な日経ビジネス。 ユニコーンになったEvernoteにおいての「解くべきパズルが変わった」問題とそれからの経過、そしてVCに転身してみてわかった「現在の起業支援の構造的問題」を詳細に語ってくれています。 良いクリエーターでありながら良いCEOでもある、という人は非常にまれな存在であるという事実。(本当にそうだ!) そして、「良い会社と良い製品。世界をより素晴らしいものにするために、生み出すべきはどちらなのか?」という究極の問い。 昨日もコメントしましたが、現状の体制に甘んじず、自分で自分を変革していく態度こそが、非常にシリコンバレー的と言えるでしょう。後編も楽しみです。
IT業界において,同種のサービスを行う企業で生き残れるのは1社のみ.一社総取りである.では,AIはどうか?Amazonか?AmazonがAIのプラットフォームで世界を制したいと思っているのは間違いない.端末を多くばらまき,どれだけ多くの音声データ,画像データを取得し分析できる能力を持つかがカギである.Amazonは「Amazon Echo」の爆発的なヒットでデータ収集に先行することができた.さらに,クラウドコンピューティングプラットフォーム「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」を持っている.家庭向けだけではない.同じシステムを店舗に応用したのが「Amazon Go」である.すべて共通のプラットフォーム上に存在している. 人工知能AIは空気のように人の周囲に存在し,アシスタント,秘書,友達,召使のように人の行動の補佐を行ったり,アドバイスしたり,先回りをしたり,といったことをするようになる
元Evernote CEOのPhil Libin、ベンチャーキャピタリストに転身して一年ほどやってみたけれど、現在の起業-出資制度の根本的な問題をどうにも看過できず、新しい「Studio」方式で、より多くのアイディアをより早くプロダクトにして世の中に出すための会社「All Turtle」をこの程立ち上げることに。 ある意味現在のVCシステムに対するアンチテーゼでもあるのですが、彼が所属するVCであるGeneral Catalistは、このPhilの会社にいの一番に出資を決めたそうで。ここは、皆、自分で自分を変革していく土地柄なのです。 サンフランシスコでまずは活動開始し、次は東京とパリに展開だそうで。日本のみなさん、お楽しみに。
本日発売された週刊ダイヤモンドの「当局がグリーに重大な関心 正念場迎えるソーシャルゲーム」という記事に対し、速攻でグリーが反論のリリースを出したわけですが、一体何が原因でこんなことになってしまったのかを理解するためにも、そもそもグリーはどのような経緯で今のような形に至ったのかをまとめてみました。 これが本日発売の週刊ダイヤモンド 記事の中身はこんな感じで、ネットに掲載されているものと同じです 指摘されている問題点は以下のようになっています。高収益体質のグリーを支えている部分に大きな問題がある、というわけです。 急成長しているソーシャルゲーム。そのビジネスモデルを揺るがしかねない事態が起きている。 ある政府関係者によれば最大手グリーの摘発に向けた検討が始まったもようで、「4~5月が山場だ」というのだ。 ゲームジャーナリストの新清士氏は「月10万円近く使うような、会員全体の3%に満たない高額利
起業家たちが同じ過ちを繰り返さないために、スタートアップの墓場「Startup Graveyard」では過去の失敗事例が集められています。墓場はカテゴリー別で見ることができ、それぞれ失敗にはどういう原因があったのかということが記録されているので、参考にすることで、似たようなスタートアップを作るときに二の舞を避けることができるかもしれません。 Startup Graveyard – History Shouldn't Have to Repeat Itself http://startupgraveyard.io/ ◆事例1:掃除代行サービス「Homejoy」 2012年に「1時間20ドル(約2200円)で掃除のプロを派遣するプラットフォーム」としてスタートしたHomejoyは、5つのラウンドで15の出資者から3970万ドル(約45億円)を調達しました。 しかしリピート率が低く、1カ月後に再
by Aditya Srinivasan GoogleのJavaScript実行エンジンの最新版「V8 5.9」で、これまで3年半にわたって開発が続けられてきたインタプリタ「Ignition」とコンパイラ「TurboFan」がデフォルトで有効になります。従来はFull-CodegenとCrankshaftの組み合わせが利用されてきましたが、この変更によってGoogle Chromeは全体的な性能向上が見込まれています。 V8 JavaScript Engine: Launching Ignition and TurboFan https://v8project.blogspot.jp/2017/05/launching-ignition-and-turbofan.html Google ChromeにはGoogle製のJavaScript実行エンジン「V8」が利用されてきました。Crank
Yep, they are 30-day hack-a-thons–and they are helping launch big products, including Facebook Deals. Welcome to what one Facebooker calls “a playground for engineers.” Tech giants such as Google to Facebook are famous for hack-a-thons, all-night marathon coding sessions where eager employees build something unrelated to their current projects. While a break from the usual grind helps free program
By Steve Jurvetson Microsoftの創業者であるビル・ゲイツをはじめ、イーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグ、さらには世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めるウォーレン・バフェット、アメリカの歴史上で最も偉大な黒人慈善家といわれるオプラ・ウィンフリーなど、数々の著名人は非常に多忙な毎日を送っているにも関わらず、意図的に学習のための時間を1日1時間、もしくは週に5時間とっているそうです。これを「5時間ルール」と名付けたマイケル・シモンズさんが、著名人の習慣からその特徴をまとめています。 Bill Gates, Warren Buffett and Oprah all use the 5-hour rule https://www.cnbc.com/2017/05/15/bill-gates-warren-buffett-and-opr
Inc.:1週間に働く時間、いったい何時間が適切なのでしょうか? 労働者の大多数が組立ラインで働いていた機械化時代、労働組合が週40時間労働を求め、研究者もそれをバックアップしました。それを超えると、生産性が激減すると主張したのです。 でも今の時代、工場で働く人は少なくなりました。そのため、理想的な労働時間も変わってしかるべきではないでしょうか。最新の研究では、私たちは勤務時間中、1日平均約1時間は仕事をさぼっているようです。つまり、1日6から7時間労働が理想的なのかもしれません。他にも、真にクリエイティブな仕事をしたければ、1日4時間が適切だと主張する人もいます。 いろいろな情報が飛び交っているので、混乱するのは無理もありません。そこで私から、もっとシンプルな解決策を紹介します。勤務時間を週単位で考えるのをやめて、まったく別の目標を立ててみては、という提案です。 時計を気にするのをやめて
Last fall, work on my coding side projects came to a head: I wasn’t making adequate progress and I couldn’t find a way to get more done without sacrificing my ability to do effective work at Khan Academy. There were a few major problems with how I was working on my side projects. I was primarily working on them during the weekends and sometimes in the evenings during the week. This is a strategy t
就職や転職、異動など、新しい環境で次のステップを踏み出す人も多い春。変化が多い時期だからこそ、生活の基盤はしっかりと整えておきたいところ。そのために気をつけたいのが、「家計管理」です。 何かと入り用だったり収入に変化があったりと、お金にまつわる変化も起こりやすいこの時期は、家計を見直す必要性も感じやすいタイミングでしょう。 そこで今回、家計管理にオススメしたいのが「デビットカード」。なかでもソニー銀行の「Sony Bank WALLET」は、新生活のお供にぴったりなデビットカードなんです。 家計管理にデビットカードが活躍するワケ デビットカードは、クレジットカードの利便性と現金の安心を両立した「クレジットカードと現金の中間」的な存在。なぜ家計管理にデビットカードがオススメなのか、その理由をデビットカードの特徴とともに紐解いていきましょう。 使いすぎない デビットカードは使ったタイミングで、
ビジネスパーソンにとって、集中力は欠かせないもの。しかし、集中を維持できる時間には限りがあり、なかなか持続できないと悩んでいる人も多いのでは。 一般的には、集中力を続けて維持できる時間は90分が限界と言われていますが、俳優やアスリート、作家などのプロフェッショナルは、長時間の本番のあいだ、集中力をコントロールする術に長けています。最近、子役の芦田愛菜さんが有名私立中学校に合格したことが話題になりました。日々のセリフの暗記や、演技への集中力が勉強にも活きたのかもしれませんね。 日本を代表する劇団、『宝塚歌劇団』で活躍する劇団員(タカラジェンヌ)たちも、そんなプロフェッショナル集団です。20倍以上もの倍率で宝塚に入団してからも厳しい稽古にあけくれ、舞台で成果を見せる日々の中で、常に高い集中力を求められています。 彼女たちはどのように自身の集中力をコントロールしているのでしょうか? そのコメント
もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて This is Not the End of the Open Web 2016.08.22 Updated by yomoyomo on August 22, 2016, 10:31 am JST すっかり旧聞に属しますが、Internet Archive が主催し、これからのウェブのあり方を議論するイベント Decentralized Web Summit が6月に開かれました。 このサミットには "Locking the Web Open" というサブタイトルが付いていますが、逆に言えば、主催者には現在のウェブはオープンではないという認識があるわけです。それにいたる流れを少し辿りたいと思います。 そもそも Open Web(オープンウェブ、開かれたウェブ)という言葉が特に言及されるようになったのは、2010年だったと記憶します。その背景の
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