「Firefox」の開発元であるMozilla Foundationでエグゼクティブディレクターを務めるMark Surman氏によると、インターネットの多くの部分は非常に危険な状態であり、われわれネット利用者はこれを救うために全員で協力する必要があるという。 われわれは過去30年にわたるウェブの隆盛に畏敬の念を抱いているかもしれないが、Surman氏はインターネットが危険なほどに不健全な状態にあることを示す多くの兆候を挙げた。そうした兆候は、2016年に発生したボットネット「Mirai」による攻撃から、市場の集中、政府の監視や検閲、データ漏えい、イノベーションを阻む政策まで多岐にわたる。 Surman氏は、「この貴重な公共の資源は、今後も安全で、セキュアで、信頼できるものであり続けられるのだろうか。生き延びることができるだろうか」と疑問を投げかけている。 Surman氏は、モノのインター