滋賀県彦根市内のスーパーのトイレなどで昨年12月頃から、特定の市立中でいじめがあることを訴える落書きが見つかり、学校側のアンケートに複数の生徒が「いじめに遭っている」と回答していたことがわかった。 学校側はいじめた複数の生徒を特定し、注意したという。学校は28日、いじめ防止のための授業をする。 市教委によると、昨年12月10日〜今月22日に同市内のスーパーや量販店などで、女子トイレの個室内などに「○中の先生たちはイジメをみてみぬふり」「○中サイアク イジメ ひどくなった」などとの落書きが8件あった。誰が書いたかはわからなかった。 学校側が今月7日、全校生徒や保護者を対象にアンケートしたところ、数十人から「たたかれた」「悪口を言われた」「仲間はずれにされている」などの申告や、目撃情報の回答があった。学校側が把握していない事例もあったという。