国内ナンバーワンの予算規模を誇る金満クラブが最下位に低迷する。世界広しといえど、ここまで費用対効果が悪いクラブも珍しい。不名誉な笑えない話とはこのことである。 ヴィッセル神戸の話だが、クラブはミゲル・アンヘル・ロティーナ監督を解任。吉田孝行氏を三たび監督に招聘した。吉田が、三浦淳寛、リュイス・プラナグマ・ラモス、ロティーナに続く、今季4人目の監督であることにも驚かされるが、筆者がそれ以上に格好悪さを覚えるのは、あれほど話題になった「バルサ化」が、立ち消えになっている点だ。 アンドレス・イニエスタさらには、バルサのトップチームでほんのわずかだけ出場歴のあるセルジ・サンペール、ボーヤン・クルキッチはいる。だが、それをもってバルサをイメージしろというのは無理だ。 フアン・マヌエル・リージョを監督に迎えた段までは、ギリギリセーフだった。2018年シーズン後半の話だが、2019年シーズンの4月に彼が
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