日本のストリップショーは今年で誕生70周年を迎えた。最盛期は全国で300軒以上あったストリップ劇場も今では20軒を切るまでに減少。絶滅の危機と言われる一方で、その芸術性に注目した女性客が急増するなど新たな動きも見られる。7回にわたって、ステージで観客を魅了し続ける個性的なストリッパーたちに話を聞くことで、“ストリップの今”に迫ってみたい。 日本のストリップ誕生70周年 ここ数年、ストリップ劇場だけにとどまらずに表現活動を行う踊り子が増えている。 その代表格が、来年にデビュー20周年を迎える牧瀬茜である。 牧瀬茜。新宿シアターPOOにて(撮影・西条昇) ライブハウスやバーで行われるイベントでも踊る機会が多く、他にも演劇公演への出演と台本執筆、コラムの連載、小説の刊行、写真展の開催、イラストや造形作品制作など、彼女の活動の幅広さは「マルチ」や「多芸多才」といった言葉の枠に収まりきらないほどだ。
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