ニューヨーク(CNN) インターネット初期の米大手プロバイダー、アメリカ・オンライン(AOL)でメール着信を知らせる「ユー・ガット・メール」の声を担当したエルウッド・エドワーズさんが死去した。74歳だった。 地元クリーブランドのテレビ局WKYCでグラフィックやカメラ操作を担当していたエドワーズさんは、30年以上前、当時無名だったAOLのために、あの声を収録した。 妻のカレンさんは、AOLの前身のクオンタム・コンピューター・サービシズの元従業員。1989年、当時のスティーブ・ケース最高経営責任者(CEO)が売り出し予定のAOLソフトウェアに音声を入れる計画について話しているのを、カレンさんが耳にした。 カレンさんはエドワーズさんをボランティアで参加させ、エドワーズさんは自宅のリビングルームのカセットデッキで「ウェルカム」「ユー・ガット・メール」「ファイルズ・ダーン」「グッバイ」の4本を録音し