「ブラック」企業の話を書くと、やたらとその違法性に焦点をあてて論じる人がいるが、そういう人達に朗報?なのが安倍政権がまた検討しているらしいホワイトカラーエグゼンプションである。 今更どういう制度か説明するまでも無いかもしれないが、一応説明すると ホワイトカラーに勤務時間の裁量権を持たせるかわりに労働時間制限(週40時間まで)を撤廃し、何時間働いてもその社員の裁量とすることで会社は残業手当・割増賃金の支払い義務を負わないという、企業に都合のいい論理である。 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130403-00000008-pseven-soci という事で、更にこれによって「その適用者の過労死に対しても企業が責任を負わずに済むようになる」との解釈もあるようだ。 この法案がどうなるかはまだわからないが、もしこれが法案化され、更に経団連が主張
ある会社の人事部では、使える新人社員と使えない新人社員の見分け方を模索していった結果、「使える」と言われた新人はみな子どもの頃に親の手伝いをした経験があり、「使えない」新人はしたことがない、という事実が判明したそうです。 以後この会社では、「子どものときに親の手伝いをしたことのない人間は、採用してはならない」という採用基準を取り入れました。 国の調査によれば、お手伝いをよくする子どもは非常に正義感・道徳心が強く、お手伝いをしない子はその逆だったそうです。また東京都の調査では、お手伝いをしている子は、していない子より問題解決能力が高かったことも判明しています。 現代の日本で親が子どもに第一に求めることは「勉強」で、お手伝いは二の次となっているのが実情です。「勉強しなさい」と言われ続けた子どもたちは、「一番大事なのは勉強だ」と思い込み、たまに「お手伝いしなさい」と言われても「家事はお母さんの仕
よくわからなかった。いや、書いてあることはわかったんだけど、その内容の重要性がよくわからない。現在の問題とあまりリンクしているように思えなかったからだ。やっぱり問題意識の在処が違うんじゃないかな。もう少し経済の歴史を、世界恐慌の辺りから冷戦構造の終わりくらいまでを丁寧に追っていれば、どういう危機意識をベースに思考しているかがわかると思うんだけどね。などと考えて、そうでもないような気がしてきたので、ちょっと現在の問題にリンクさせてもう少し自由に考えていこうかな、と思う。 貨幣論 (ちくま学芸文庫) 作者: 岩井克人出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1998/03/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 66回この商品を含むブログ (51件) を見る サブプライムショックと貨幣論 まあたぶん、この本を現代という視点で読むんだとすれば、サブプライムの話を出さないわけにはいかないだろう。
100円のコーラを1000円で売る方法 作者: 永井孝尚出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2011/11/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 134回この商品を含むブログ (36件) を見る 出版社からのコメント 新人商品プランナー・宮前久美が挑んだのは、「Appleにできて日本企業にできない壁」だった。彼女は日本が抱える課題----「高品質・多機能。でも低収益」から脱却できるのか? コトラーからブルーオーシャン、キャズム理論まで、マーケティングがわかる10の物語 * 「顧客が言うことは何でも引き受ける」という日本人の勤勉さは、高度成長期を通じて無類の強さを発揮しました。しかし、それは同時に過当競争を生み出し、差別化ポイントを失わせ、「高品質なのに低収益」というアイロニカルな矛盾を生み出しています。 本書のテーマ----顧客中心主義とは、「顧客に振り回される
英国No.1ファンドマネジャーがヘッジファンド創 2010年の運用開始以来およそ400%のリターンを残している、英国で一番人気のファンド「ファンドスミス」のマネジャーであるテリー・スミス氏が、新しくロングショー
fmio.info 2018 Copyright. All Rights Reserved. The Sponsored Listings displayed above are served automatically by a third party. Neither the service provider nor the domain owner maintain any relationship with the advertisers. In case of trademark issues please contact the domain owner directly (contact information can be found in whois). Privacy Policy
Oct 22, 2011 テレビ消耗戦 (3) カテゴリ:ぼくの疑問符 32型のテレビが4万円。3年前は10万円だったのが。 はたして4万円で、運送賃が出るのだろうかと心配する。 テレビの値段は、オートバイと比べられるべきものだろうに、いまや自転車と比べたほうがいいだろう。 2万円の自転車と2万円のテレビを並べて、同じ価値だと言われたら絶句してしまいそうだ。部品の数も質も、テレビのほうがはるかに上だろうに。 2万円のテレビと、指圧マッサージ4回分が同じ価値?。 2万円のテレビと、新刊の小説12冊が同じ価値? 2万円のテレビと、新聞5ヶ月分が同じ価値? 値段とは、価値とは、いったい何だろう。 女性ひとりで運べない大きさの精密機械が、2万円だったり4万円だったりするのは、あきらかにおかしいのだが。 高い自転車は、自転車自体をめでる人が買う。 高いテレビを、テレビ自体をめでるために買うひとは、い
先月書いた「フェイスブックが仮想通貨を本格展開 ITプラットフォームは「経済圏」へ向かう」というエントリに対して、はてなブックマークでこのようなコメントがあった。 <円天との違いは何だろう。通貨の価値を担保しているのは法を執行する国家権力であって,仮想通貨はその枠組みの上に成り立っている。対立するものという見方は間違い>。 このyoko-hiromさんは、通貨の価値を担保しているものは「法を執行する国家権力」だ、と考えているようだ。ほんとうにそうだろうか?これは通貨というものをあらためて考えるのにいい題材なので、少し書いてみたい。 通貨といえば、国が定めた「法定通貨」のことを指すのが普通だ。日本の場合、「日本の通貨は日本円ですよ」と決められていて、日本円が通貨であることを国が約束している。これだけ見ると、通貨の価値を担保しているものは「法を執行する国家権力」だ、というふうにも思える。 しか
インターネットを使った英会話教室が注目されている。パソコンで動画付きの通話が無料でできるスカイプに、英語が公用語のフィリピン大の学生の安い賃金を組み合わせた。最も安いコースで25分当たり129円の激安を実現。仕掛け人は加藤智久さん(30)だ。 6年前、ネットによる中国語会話教室で初めて起業したが、需要は伸びず撤退。市場を見誤ったのが敗因だった。07年夏、再起を期してフィリピン大で講師を探したが、応募はわずか1人。だが、当時、心理学科の学生だった女性(26)は今では講師1700人をまとめるビジネスパートナーとなった。受講者も1日約5000人にまで増えた。中国や韓国への進出も計画中だ。 起業を志したのは高3の17歳の時。草食系とされる若者像とは重ならない。「周囲には起業で世界を目指そうという若者が確実に増えている」と加藤さん。ネットを使った激安モデルを「デフレにつながる」と見る向きもあるかもし
プロフィールバックナンバー アメリカの格付け機関S&Pが、日本の長期ソブリン格付けを「AA」から「AAマイナス」に下げたことで、マスコミがいっせいに「日本国債が格下げ!」と報道。 「国債を持っているのだけれど、大丈夫なのだろうか」という問い合わせがいくつか来ました。 新聞では、「日本国債が格下げ」と書かれていますが、長期ソブリン格付けというのは国の債務全体を示す指標なので、厳密に言えば日本国債のことではありません。日本の、国としての債務返済能力が落ちたということです。もちろん、国としての信用が落ちると、国債の価値も下がる傾向にあります。ただ、今回は国債価格もそれほど下がらなかったし、円も売られませんでした。 ちなみに、今回の引き下げで、S&Pの評価では、日本は破たん寸前のスペイン以下ということになりましたが、これは、誰がどう考えたっておかしいでしょう。 格付けというのは、さまざま
ついに台湾展開のプレスリリースを出しました。 「途上国発のブランド」マザーハウスが2011年3月に台湾で期間限定店舗をオープン (PDF) 去年の10月にスタートしたこの台湾展開プロジェクト。この度、2011年3月に台湾トップの百貨店にて期間限定店舗をオープンすることが決まりました!!! しかも、なんと1Fのメインエントランス横という最高の場所!!おそらく台北で最も人通りが多い、考えうる限り最高の立地です。 前回の出張で現地パートナーの採用を終え、現在パートナーと二人三脚で鋭意準備を進めております。内装デザイン、什器準備、採用、販売員研修、PR、販促物作成...等々やることが非常に多く、しかも初めての国で言語も商習慣も全く異なるということで大変なことも多いわけですが、そんな未知な世界でビジネスをするのは本当にエキサイティングで楽しい。 なんとか掴んだこの最高のチャンス、絶対に成功させます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く