なにやら、名目金利が上昇しないから、マンデル=フレミングは無効だーー! などと、勇ましいことを言っている人がいるようで。 そういう人って、痛々しいことに自信満々に言うんですよね。恥ずかしいですねーーー ということで、ここで、マンデル=フレミングについておさらいしてみましょう。 『リフレが日本経済を復活させる』 リフレが日本経済を復活させる/中央経済社 ¥1,890 Amazon.co.jp の飯田泰之氏の章より引用します。 ------------引用ここから------------ ◆マンデル=フレミング効果 財政政策の有効性が失われるもう一つの理由が為替レートを経由した影響である。 (中略) 財政支出が増加すると、金融政策姿勢に変化がないならば、それに伴う貨幣需要の増加によって金利が上昇する。この金利上昇によって自国通貨は他国のそれよりも相対的に高い利回りを得られることになるため、自国
既存企業が破壊者の存在を受け入れて対処するまでには、エリザベス・キューブラー・ロスが唱えた「悲嘆の5段階」に似たプロセスをたどるという。言い換えれば、脅威を率直に受け入れるのはそれほど難しいということだ。 この数年、オーストラリアのメルボルンやチリのサンティアゴなどを含む世界各地で、シリコンバレーと同じような活況が見られる。グローバル・アントレプレナーシップ・モニター(GEM)によれば、世界中で起業が急激に増えており、貪欲な起業家の数は50カ国以上で4億人を上回るという(2012年1月時点)。 これは世界経済にとっては朗報だが、あなたにとっては悪い知らせかもしれない。少なくとも、戦略を再考させる類のニュースだ。 この4億人のなかの誰かが、あなたの満たされない顧客を狙っている可能性がある――その具体的なニーズに応えるビジネスプランを携えて。それはニッチ市場への集中戦略であり、成功したスタート
前編ではビッグデータを収集するためのポイント・プログラムの危険性を紹介した。しかしマクナーニ氏は、ビッグデータ不要論は一時的なものであり、今後の競争には欠かせないツールだと説く。強力な武器となりうるビッグデータを、日本企業は正しく活用できるだろうか。 ビッグデータは不要なのか ――日本でビッグデータをうまく使っている企業はありますか。 写真を拡大 Paul McInerney (ポール・マクナーニ) マッキンゼー・アンド・カンパニー プリンシパル。京都大学法学部卒業。アジア太平洋地域におけるマーケティング・営業グループのリーダーとして、消費財・小売、家電、通信、メディアなど、さまざまな分野の企業を支援する。特にマルチチャネル戦略、CRM、プライシング、消費者インサイトを重視した製品開発などの領域におけるコンサルティングに従事。日本在住23年。ツイッター:@paulmcinerney 本格活
2014-04-17 マネタリーベースと中央銀行の存在理由 金融 【FT主筆ウルフの金融解説「ハイパーインフレは杞憂」】の6.にあるように、銀行は貸し出すマネー(預金)を自前で創造できるので、貸出に先だって中央銀行の準備預金を必要としません。 それではなぜ中央銀行が存在するのでしょうか。 狸銀行の利用者Aが、同じ狸銀行の利用者Bに支払うとします。預金決済なら、狸銀行の内部で処理(A口座→B口座)されるので、何の問題も生じません。 Aが預金口座から狸銀行券(葉っぱを特殊加工したもの)を引き出してBに支払うとしても、Bは狸銀行の利用者なので受け取ります。銀行券を狸銀行に預金すれば、預金決済した場合と何ら変わりません。 問題は、Aが狐銀行利用者Cに支払う場合です。 Aが狸銀行券でCに支払おうとしても、Cにとっては見慣れないただの葉っぱなので、受け取ってくれません。同様に、Aの預金口座から狐銀行の
というイェール大の3人の研究者が書いた論文がNBERに上がっている。原題は「The Flight from Maturity」で、著者はGary B. Gorton、Andrew Metrick、Lei Xie*1。 以下はその要旨。 Why did the failure of Lehman Brothers make the financial crisis dramatically worse? The financial crisis was a process of a build-up of risk during the crisis prior to the Lehman failure. Market participants tried to preserve an option or exit by shortening maturities – the “fligh
クラウド大手のアマゾン・ウェブ・サービスがこの3月、仮想デスクトップサービス「Amazon WorkSpaces」を一般公開した。これまで限定プレビューだったこともあり、日本での注目度は決して高くなかった。また、Windowsデスクトップ環境をクラウドで貸し出すサービスでありながら、「サーバーOS」を使っていることも注目を集めなかった。 Amazon WorkSpacesの使い方は簡単だ。同社の利用ポータルからサインアップすれば、数十分で仮想デスクトップが手に入る(画面)。最も安価な「スタンダード」の利用料金は月額35ドル。これで、1仮想CPU、3.75ギガバイトのメモリー、50ギガバイトのスペックを持つ“専用PC”が、アマゾンのクラウド上に配備される。あなたは、その専用PC上でMicrosoft Officeや各種クライアントアプリケーションを利用できる。ただし、それらは「Windows
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く