2015年08月04日22:00 カテゴリソローモデル ソローモデルのキモ(離散時間モデル・連続時間モデル) ソローモデル(Solow model)では、労働者1人当たり(あるいは効率労働1人当たり)の資本ストックの時間変化が重要です(これだけを計算すればいい! そこから、定常状態[均斉成長路]では1人当たりの資本ストックが一定になるという結論が得られます)。 労働者1人当たりの資本ストック(資本ストックを K、労働者数をLとすると)= K/L 。 あるいは技術進歩を想定すると、効率労働当たりの資本ストック(技術も加えた労働者1人当たり。前の変数に加えてAを技術・知識のレベルとすると)= K/(AL) 。 以下、その計算をしてみます。技術進歩を想定した効率労働当たりで考えます(技術進歩を想定しない労働者1人当たりの場合は、A=1 にすればいい)。効率労働当たりの資本ストックを $k=\di