今季もあとわずか。二軍で調整中の日本ハム・斎藤佑樹投手(29)は残り少ないシーズンでの一軍登板機会をうかがっているが、7年目のシーズンも終わりを迎えようとしている。かつて一世を風靡した「ハンカチ王子」はどこへ向かおうとしているのか。今後のこと、野球への思い、これまでのトラブルから女性問題、さらに早実の後輩・清宮幸太郎内野手まで、本紙独占ロングインタビューで大いに語った。 ――先発した20日のイースタン・楽天戦(鎌ケ谷)では5回1失点。ナイスピッチングでした。ここまで苦しい時期が続いてましたが正直なところ、野球が嫌いになったりしないのですか 斎藤:好きだね。プロ野球選手ってのは20年間本当に夢に見ていた仕事だから。野球を続けている根底には(好きという気持ちが)あるよね。好きだからやってこれた。もちろん調子が悪いときはつらいわけだけど、バッターを抑えられたとき、試合に勝てたときは本当に“楽しい