応天門の変を経て平安時代は何が変わったのか? 伴善男が伊豆、紀豊城が安房へ流され、藤原良房の体制は完成。 それから菅原道真が出て来る宇多天皇の治まで、受験的にはスルーされがちなスポットに入ります。 が、その間の陽成天皇、光孝天皇の時代に、むろん何もなかったワケじゃありません。 次代の藤原氏頭領となった藤原基経。 その出番がやってくるのでした。 【藤原良房~藤原基経時代の流れ】 第54代 仁明天皇……藤原良房 (833-850) ・承和の変(842) ↓ 第55代 文徳天皇……藤原良房 (850-858) ↓ 第56代 清和天皇……藤原良房 (858-876) ・応天門の変(866) ↓ 第57代 陽成天皇……藤原基経←今ココ (876-884) ↓ 第58代 光孝天皇……藤原基経 (884-887) ↓ 第59代 宇多天皇……藤原基経 (887-897) ・阿衡事件(887-888) Ge