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![ChatGPTが「愛されるロボット」になるための秘訣](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c064cea3a299071901ce01821b50a72ee600b60a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F1%2F1200w%2Fimg_b1cf6af7705739524a9ddcd8f05cc894178576.jpg)
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という話題がありました。 この数字の信憑性はさておき、少し前から開発者サイドから見て PlayStation というハードには色々思うところがあって、何人かで集まると「最近プレステってヤバイよね」という話がぽつぽつ出てきたりします。 デベロッパーからしてみれば当然全ハードでゲームが売れてくれるのが一番好ましいわけですが、素直に「SIE 頑張って!応援してるよ!!」とは言えないくらいの状況になっていることは確かで(そしてそれを招いたのは他ならぬ SIE なわけで)、そういうモヤッとした気持ち、もっと言えば危機感を共有するために主観的な話をしたいと思っています。でも、ネガキャンしたいわけじゃないんですよ。この気持ちのせめぎ合いをわかってほしい。 というわけで、PlayStation に対する今の思いを一つ。 *画像は DALLE2で出力したサイバーパンクシティにたたずむ犬です。 開発しづらい
はじめに ソフトウェアプロジェクトには不思議な性質があります。現状のスケジュールに課題を感じて、短くするために人員を投下しても、なかなか思い通りに短くならない。それどころか悪化してしまうことがあります。場合によってはプロジェクト自体が破綻して失敗してしまうことすらあります。 今回は、このようなソフトウェアプロジェクトに潜む直感に反する性質を数理的なモデルを介して理解していく試みです。ある種の思考実験としてお楽しみください。 宣伝 Qiitaさんとコラボ企画でアドベントカレンダーをつくりました。 DXをめちゃくちゃ改善した話を募集しています。 https://qiita.com/advent-calendar/2021/dx-improvement 10人の妊婦がいても1ヶ月で一人の子供は生まれない これは誰かの技術力やプロジェクトマネジメント力に欠陥があるのではなく、「人月の神話」で有名な
2021/02/06 21時35分 追記 参照したGoogleの資料が古く、現在はAppleと同じ仕様になっております。 先日報じられた不具合の原因はこちらのIssueと思われます。 訂正が遅くなり申し訳ありません。 調べたらそれっぽいのがわかったのでメモ。 広告 報道発表の時期から、原因はこのコミットだと思われる。 怪しいのはこの変更。 - MinimumRiskScore = 1, + MinimumRiskScore = 21, (Minimum)RiskScore の定義を調べると、Google と Apple で異なる。 Appleの場合 Google の場合 https://www.blog.google/documents/68/Android_Exposure_Notification_API_documentation_v1.2.pdf Apple は0~8の整数値を取る
私が初めてeXtreme Programming に出会ったのは確か2000年だと思う。実際に初めてのプロジェクトを実施したのが2001年。それからすでに15年が経過していることになる。そんな長い間アジャイル、そして DevOps の日本での導入に関わってきた。日本のアジャイル導入に関しては全て成功とは言わないが、かなり成果は上げてきたとは思う。だけと、今日は自分の導入ポリシーの誤りに気付いて、新たなステージにいける気がしたので、そのことを共有してみたい。 2002年 尊敬するアリスターコバーンと、XP JUG関西のメンバーと清水寺で。私が写真撮ってたのかなw Alistair.Cockburn.us | Alistair's first trip to Japan sept 2002 日本はアジャイルの導入がこれからという噂を聞いたけど本当? これは、私がマイクロソフトの面接の時に、当時
めちゃくちゃにハマったからと言って、その問題は技術的難易度が高い訳ではないんじゃね?という話。 ここで言う「ハマる」とはなにかに夢中になって没頭することではない。バグとかエラーがあって、なかなか解決できなくてそのために時間を割かれてハマる、の「ハマる」。 先日、ハマった問題が解決した時の感情は「ついに解決したぞ」という安堵感と「しょーもないハマりポイント作りやがって、あのボケが!」という前任者への怒りが混ざった状態だった。 サイトのSSLの有効期限切れが2週間後にせまっていた。やる事は証明書の更新、新しい証明書をAWSのELBに入れること。ただこれだけ。しかしハマった。どうやってもELBから「あなたのキーは無効です」みたいなエラーメッセージが返ってきた。2年前にSSLを設定したエンジニアは退職してしまって、もう居ない。その前任者とほぼ同じことをすればOkなはずなのに、なぜかできなかった。
Googleが開発した囲碁ソフトのAlphaGoが、世界で初めてプロ棋士に勝ったコンピュータとして大きなニュースになっています。Nature誌に論文が掲載されたのですが、仔細に読むといくつか不可解な点がありましたので、調査・考察してみました。 AlphaGoの論文はこちらから見えます。プロ棋士に勝ったこともありますが、何よりコンピュータ囲碁開発者(及び隣の分野のコンピュータ将棋開発者)を驚かせたのは、「既存の他の囲碁プログラムと対戦させた結果、495戦494勝だった」との報告でした。この報告は衝撃的で、これを読んだ他のコンピュータ囲碁開発者たちからは「俺の今までの努力が否定された」「目標を見失ってしまった」などの悲嘆の発言が相次ぐ始末でした。 論文から、AlphaGo、対戦相手のプロ棋士、及び他のソフトのレーティングを示したグラフを引用します。 CrazyStoneとZenはこれまでは最強
先日掲載された「『iPhone』がもうかる本当の理由」という記事を読み、分業化の弊害について考えさせられました。この記事では、iPhoneを例に米Apple社が高収益である理由をプリベクト代表取締役の北山一真氏が解説しています。それによると、Apple社は製造をEMS企業に委託するファブレス化(製造の分離)によって利益を確保しているように見えますが、実際には最もお金が掛かる切削加工機やレーザー加工機は自社で投資し、固定費をうまくマネジメントすることで高収益を実現しているというのです。 固定費マネジメントに秀でているApple社は、投資した設備を使い倒すために、製品の使い勝手などを妨げない範囲で「もうかる設計」(プロフィタブル・デザイン)を徹底しています。例えば、iPhoneの世代が変わっても画面サイズがなかなか変わらなかったのは、そのことも理由の一つだと北山氏は推測しています。一方で、固定
今日よく知られているプログラミングの多くは、古い言語として取り上げられるに十分な歴史を持っている。PHPは20年、Pythonで23年、HTMLは21年で、RubyとJavaScriptは19年だ。Cなどは42年もの歴史がある。 誰もこの様な事になるとは思いもしなかっただろう。今でも出版されている、世界で最初のCの教本の共著者であるコンピューターサイエンティスト、ブライアン・カーニハンですらだ(C自体は同じ本の共著者であるデニス・リッチーによるものだ。彼は2011年に亡くなっている)。 「編集者とこの本を5000部売れたらなという話をしたのをなんとなく覚えている。もっといいものにも出来たが、学生が2014年になってもあの本を使っているなど考えもしなかったことだ」と、カーニハンは最近のインタビューで答えてくれた。 Cがあまりに長く使われていることから、グーグルが今でもCを使って解決する問題を
メルマガの読者に向けて、今回のAppleによるWWDCでの発表に関する解説を執筆中ですが、それを書きながら強く認識したのが、2007年に登場したiPhoneが携帯電話機メーカーの勢力図を大きく変えたのと同じ様な大変化が、今度は家電メーカー全体に起ころうとしている、という事実です。 iPhone が証明したのは、ハードウェアの世界においても勝負の鍵となるのはソフトウェアであり、世界最高のプログラマー集団を抱えた企業しか、この業界では利益を上げられない、勝ち残れない、ということです。 日本のメーカーは、NTTドコモによる iモードで、世界で最初にインターネットに繋がる携帯電話を作っておきながら、iPhone の登場とともに市場から淘汰されてしまいました。 これに関しては、「日本は独自企画にこだわったから負けた」と思っている人が多いのですが、それは誤解です(日本の携帯電話市場のことを最初に「ガラ
オバマ大統領が来日した際、日本未来館で東大発のロボットを開発するベンチャー、シャフトの創業者たちと彼らの製品のロボットと会ったそうですね。 ロボットと言えば、日本のお家芸。今でも産業用のロボットは非常に日本企業が強いです。 その一方、二足歩行のようなヒューマノイドのロボットはおもちゃとしては面白いけど、なかなか産業として離陸することが難しい。 介護ロボットとして有望と言われていますが、実用化はまだ遠そうです。 産業が広がらないために、シャフトもなかなか日本では資金を集められなかったと言われています。 結局、グーグルに買収された(してもらった)。 投資対象としてロボットを評価する時に、おそらく日本のメーカーは、ハードウエアとしてロボット単体の商売を考えたのでしょう。 そうすると、最近のロボットは、高度なセンサを搭載し、AIなどを使って賢いアルゴリズムを実装して高機能化してきたと言っても、まだ
元糞コードマイスターとしては、生産性については思うところある。 技術的到達深度が深い人じゃないとそもそもかけないコードってのももちろん存在して、その前提で10倍とか100倍になりうる話をする。 そもそもマイナスになる人がいるって話。 隠しパラメータをモデル化 エンジニアA:「週に10の成果を出して3の負債を生む人」を考える。この人は開発を止めてリファクタリングをすれば10-3 = 7の技術的負債を返却できるとする。 ここで正確には成果10には* aの係数が掛かっている。これはプロジェクト開始時1.0で、技術的負債が貯まるほど0に近づいて行く 次に、エンジニアB:「週に15の成果を出して10の負債を生む人」を考える(これにも係数aがかかる)。この人は見た目上は上の人の1.5倍速く成果を出しているように観測できるが、負債もたまりやすい。リファクタしても綺麗になりにくい。 これは割とエンジニアに
日経Tech-Onにコラムが掲載されました。 「日本のソフト軽視はいつまで続くのか ハードが強すぎた日本が乗り越えなければならない「慣性の法則」」 私はSSDやストレージの研究をしており、元々は、半導体の設計者、ハード屋です。 ところが、いまや、ハードだけでは差別化が難しくなっている。 更に、単純にHDDをSSDに置き換えただけでは、本来の性能が出せなくなっている。 現在、データベースの世界ではSSDの導入が盛んで、10倍、100倍高速化できたといった報告が出ています。 ところが、ハードが速くなると、ソフトのオーバーヘッドが目立って来たり、そもそも、SSDというハードにソフトが最適化されていないため、SSDという革新的なデバイスが持つポテンシャルを生かし切れていないのです。 そこで、自然な流れとして、6年前に大学に移ってからは、もっぱら私はSSDというハードを生かすためのソフト、メモリ制御
iOS6の地図のお粗末さが大変大きな話題となっている。話題にしているのは地図関連の人たちだけではなく、実に広範な人たちである。それほど、スマートフォンにおいては、地図が「欠かせないもの」なのであることを改めて感じる。そして、日本のスマートフォンのおよそ3台に1台がiPhoneであることを考えると、地図をアプリに活用している多くのサービス事業者にも多大な影響が出そうだ。 私も先週のサンフランシスコ出張中にiPadをiOS6へとアップグレードして、その地図を確かめてみた。なるほど、これは品質が良いとか良くないとか言うレベルでは無くて、欠陥商品のレベルである。この状態でiOS6の標準地図として提供するのは、そもそも誤った企業方針である。 ちまたには、データソースがゼンリンではなくてインクリメントPであるからだとか、海外の地図やOpenStreetMapを採用しているからだとか、知ったかぶりのコメ
3月8日早朝、既報の通り“新しいiPad”が発表された(iPad 3とは名付けられていないため、便宜上、初代を旧iPad、新型を新iPad、iPad 2はそのままiPad 2と表記する)。 発表会の内容だけを見ると、予想された範囲内のハードウェアアップデートと言える。GPUが強化されたとはいえ、CPUコアの大幅な変更などはなく、RetinaディスプレイやLTEも、あらかじめ搭載が予想されていたからだ。 そこで、今回はアップルが開催した報道陣向け体験会での関係者への聞き取り、製品のタッチ&トライから、発表会の内容だけでは分かりにくい部分を中心にお伝えしよう。 結論から言えば、想像される範囲内のハードウェア変更にとどまったものの、旧iPadからiPad 2への変化よりも、iPad 2から新iPadへの体験レベル向上のほうが大きな進歩に感じられた。旧iPadユーザーはもちろんだが、iPad 2ユ
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