今年も未成年が対象となった悲しい事件が複数発生した。なかでも、「いじめ」が原因で、自殺に追い込まれたという事件の発生や、過去に起きた、いじめによる自殺を認めてほしいと告発する報道も目立った。 兵庫県加古川市、福島県須賀川市、滋賀県高島市、滋賀県大津市、、福岡県北九州市、静岡県浜松市、石川県野々市、東京都町田市……まだまだたくさんある。地域関係なく、いじめの問題は日本全国で発生している。 さらに、自殺の原因はいじめであることは間違いないのに、何年もかけ訴え続けている人が多い。いじめた当人、学校や教育員会など、事実を認めず、被害者ばかりに苦しみが残るのも、いじめによる事件の課題だ。 12歳の中学1年生に襲い掛かった同世代による性暴力 中でも、文春オンラインで報じられ、その後さまざまなメディアで報道されたのが『旭川女子中学生凍死事件』だ。事件の内容はとても痛ましく、社会問題としてもクローズアップ