タグ

ブックマーク / www.nao.ac.jp (133)

  • 日韓合同電波望遠鏡群で探る巨大ブラックホールジェット~見えてきた「超光速噴出流」の現場~|国立天文台(NAOJ)

    国立天文台水沢VLBI観測所の秦和弘助教が率いる国際研究チームは、活動銀河M87の中心に存在する巨大ブラックホールから噴出する高エネルギープラズマ「ジェット」の運動を、「日韓合同VLBI観測網」を用いてかつてないほど高い頻度で詳しく観測を行いました。日韓合同VLBI観測網とは、日韓国に跨る計7台の電波望遠鏡を合成することで、高い解像度と感度を実現する巨大な望遠鏡を仮想的に形成する日韓共同プロジェクトです。その結果、ジェットの速度が見かけ上、光の速度を超える「超光速運動」を、ブラックホールから噴出後わずか5光年に満たない地点において検出することに成功しました。結果はこれまで考えられていたよりも10倍以上もブラックホールに近い位置でジェットが既に極めて大きな速度に加速されていることを示唆しており、ブラックホールの強い重力を振り切りいかにしてジェットが噴出されるのか、という長年の謎を解明す

    日韓合同電波望遠鏡群で探る巨大ブラックホールジェット~見えてきた「超光速噴出流」の現場~|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/03/14
    韓国ヨンセイ局(ソウル)、ウルサン局、タムナ局(済州)、日本VERA水沢局、入来局、小笠原局、石垣局の電波望遠鏡でM87中心の巨大ブラックホールのジェットを観測。ジェットの加速、何故強い重力を振り切れるのか
  • アルマ望遠鏡、宇宙に満ちる謎の赤外線放射の起源を解明|国立天文台(NAOJ)

    東京大学宇宙線研究所の藤征史氏と大内正己准教授をはじめとする研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、人類史上最も暗いミリ波天体の検出に成功しました。そして、これらの天体から放射される赤外線が、これまで謎だった宇宙赤外線背景放射の起源であることが分かりました。 さらに研究チームは、今回の研究で見つかった暗いミリ波天体をハッブル宇宙望遠鏡やすばる望遠鏡の光赤外線の画像で調べました。その結果、暗いミリ波天体のうち約60パーセントの正体は、これまで光赤外線の観測で知られている遠方銀河だと分かりました。一方で残りの約40パーセントの天体は、光赤外線観測では姿が見えない天体でした。今回の研究によって、宇宙赤外線背景放射の起源が銀河などの天体であることが明らかになった一方で、これらのうち40パーセントについては正体不明の新しいタイプの天体である可能性が出てきました。 モヤモヤとした赤外線宇宙背景放射が、今

    アルマ望遠鏡、宇宙に満ちる謎の赤外線放射の起源を解明|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/03/10
    最も暗いミリ波天体を検出。これらの天体から放射される赤外線が、宇宙赤外線背景放射の起源。暗いミリ波天体のうち60%は遠方銀河、残りは光赤外線観測では見えない正体不明の天体
  • LIGOによる重力波の直接検出について|国立天文台(NAOJ)

    全米科学財団と国際研究チームは2016年2月12日(日時間)、アメリカの重力波望遠鏡LIGO(ライゴ)を用いて、2つのブラックホールの合体によって発せられた重力波の検出に成功したと発表しました。重力波の存在は100年前にアルバート・アインシュタインによって予言され、これまで間接的な証拠は見つかっていましたが、重力波が直接検出されたのは今回が初めてのことです。この成果は、重力波を使ってこれまで見ることのできなかった宇宙を調べることが可能になったという点で、天文学における記念碑的業績といえます。 質量が大きくコンパクトな天体からなる連星系が接近し、重力波を放出する様子のイメージ画像 アメリカ物理学会発行の物理学専門誌『フィジカル・レビュー・レターズ』に掲載された論文の共著者の一人である、ラファエレ・フラミニオ教授(国立天文台重力波プロジェクト推進室長)は以下のようにコメントしています。 ラフ

    LIGOによる重力波の直接検出について|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/02/12
    「重力波天文学の誕生です。/重力波によって、他の方法では見えない銀河中心や星の内部で起こっている激変現象を観測できるようになります。/今まで見えなかった重力と時空の状態を調べることができるでしょう」
  • 平成29年(2017)暦要項を発表|国立天文台(NAOJ)

    2017年には日が2回、月が1回あります。 2月26日から27日にかけて金環日がありますが、日では見ることができません。 8月8日には部分月があり、日全国で部分を見ることができます。 8月22日には皆既日がありますが、日では見ることができません。 各地での詳しい状況や予報については、暦要項のほか、暦計算室ウェブサイトでも調べることができます。 平成29年(2017)暦要項 暦要項について 国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視位置をはじめ諸暦象事項を推算し、「暦書」として「暦象年表」を発行しています。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項です。1954年(昭和29年)6月1日の官報に翌1955年(昭和30年)の暦要項を掲載したのが最初で、1964年(昭和39年)の暦要項からは現在のように前年2月の最初の官報に掲載するようになりました。

    平成29年(2017)暦要項を発表|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/02/01
    春分の日3月20日、秋分の日9月23日。2月26・27日の金環日食、8月22日皆既日食は日本では見られず。8月8日の部分月食は全国で。
  • 天の川銀河の中で二番目に大きなブラックホールの兆候を発見|国立天文台(NAOJ)

    概要 慶應義塾大学理工学部物理学科の岡朋治(おか ともはる)教授らの研究チームは、天の川銀河の中心領域にある特異分子雲中に太陽の10万倍の質量を持つブラックホールが潜んでいる兆候を見出しました。多くの銀河の中心に巨大ブラックホールがある事が最近の研究によって分かってきていましたが、その形成・成長のメカニズムは解明されていませんでした。今回、慶應義塾の研究チームは、天の川銀河の中心核「いて座A*」から約200光年離れた位置に発見された特異分子雲CO–0.40–0.22の詳細な電波観測を行い、その詳細な空間構造と運動を明らかにしました。これらの結果から、太陽の10万倍もの質量を持つコンパクトな重力源があるとこの分子雲の運動が説明できます。赤外線やX線観測ではこの重力源の位置に対応する天体は見られないこともあり、ブラックホールであるとすると、天の川銀河では中心核「いて座A*」に次いで二番目に大き

    天の川銀河の中で二番目に大きなブラックホールの兆候を発見|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/01/16
    天の川銀河の中心領域にある特異分子雲中に太陽の10万倍の質量を持つブラックホールが潜んでいる兆候。「中質量ブラックホール」が合体を繰り返す事によって中心核巨大ブラックホールが形成され、さらに成長。
  • 最新の測月データで探る月の内部構造|国立天文台(NAOJ)

    国立天文台、北海道大学、宇宙航空研究開発機構、大阪大学の研究者から成る研究チームは、アポロ月震データと最新の測月データとを組み合わせて月の内部構造を推定しました。その結果、これまでの研究と比較してマントル下部の軟らかい層がより厚く、その密度がより大きいモデルで観測値がうまく説明できることが分かりました。この研究結果は、月の歴史の初期にマントルの上部に形成されたチタンに富んだ重い層が、その後マントルの深部に沈んだとする「マントルオーバーターン仮説」を支持します。 研究に基づく月内部構造の概略図 詳しくは最新の測月データで探る月の内部構造(RISE月惑星探査検討室)をご覧ください。 研究成果は2015年10月発行の米国の地球物理学専門誌『ジオフィジカル・リサーチ・レターズ』掲載されました(Matsumoto et al., 2015, Internal structure of the M

    最新の測月データで探る月の内部構造|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/12/17
    アポロ月震データと最新の測月データとを組み合わせて月の内部構造を推定。月形成初期マントルの上部に形成されたチタンに富んだ重い層がマントルの深部に沈んだという「マントルオーバーターン仮説」を支持
  • 国際天文学連合「太陽系外惑星命名キャンペーン」一般投票最終結果|国立天文台(NAOJ)

    国際天文学連合(International Astronomical Union、以下IAU)は、太陽系外の惑星系(以下、系外惑星)に名前をつけるキャンペーンを行ってきました。このたび、19の惑星系(14の恒星とそのまわりを回る31の惑星)に提案された名前への投票結果が出そろい、IAUが承認しました。このキャンペーンには世界中から高い関心がよせられ、太陽系とは異なる惑星系の公式名を決める投票に、182の国と地域から50万票以上の参加がありました。 人々は何千年にもわたり天体に名前をつけてきましたが、現在では、公式に天体に名前をつける権限をIAUが持っています。IAUによる「太陽系外惑星命名キャンペーン(NameExoWorlds contest)」は、一般の人々が系外惑星とその中心にある恒星(主星)に名前をつける初めての機会になりました。今回の投票で選ばれた名前は、提案団体の名前とともに天

    国際天文学連合「太陽系外惑星命名キャンペーン」一般投票最終結果|国立天文台(NAOJ)
  • 天の川銀河中心に潜む超巨大ブラックホール周囲の磁場構造を解明|国立天文台(NAOJ)

    国立天文台水沢VLBI観測所の秋山和徳博士(日学術振興会海外特別研究員、米国マサチューセッツ工科大学ヘイスタック天文台所属)と間希樹教授を含む国際研究チームは、米国カリフォルニア州、アリゾナ州、ハワイ州にある電波望遠鏡を結合させて、天の川銀河の中心にある巨大ブラックホールいて座Aスター(Sgr A*)の極近傍領域に付随する磁場の証拠を初めて観測的に捉えました。観測からブラックホール半径の6倍程度の領域において、絡まったスパゲッティ状の複雑な磁場構造が示唆され、また、それが時間変動していることも初めてとらえられました。今回の発見は、超巨大ブラックホールの周囲で起こる質量降着やジェット生成等の活動現象の駆動原因とされる磁場の理解にとって非常に大きな成果であり、今後ブラックホールそのものを直接撮像するEvent Horizon Telescope計画にとっても重要な一歩となりました。 いて座

    天の川銀河中心に潜む超巨大ブラックホール周囲の磁場構造を解明|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/12/04
    カリフォルニア州、アリゾナ州、ハワイ州にある電波望遠鏡でVLBI、天の川銀河の中心にある巨大ブラックホールの近くに磁場の証拠を初めて観測。スパゲッティ状の複雑な磁場構造が時間変動していることも
  • 大型低温重力波望遠鏡KAGRAの運転開始迫る!|国立天文台(NAOJ)

    人類初の「重力波」の観測を目指した、大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)の観測開始がいよいよ迫ってきました。 KAGRAは、現在、岐阜県飛騨市神岡町に建設されている新しい時代の望遠鏡です。望遠鏡と言えば、すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡、多くの電波望遠鏡のように、山頂や宇宙空間のような空気の影響を可能な限り避ける場所を選んで、宇宙から届く光や電波を受ける望遠鏡を想像するかもしれません。しかし重力波望遠鏡は、「地下から宇宙を観測する望遠鏡」です。そんな常識破りの望遠鏡でとらえようとしている「重力波」とは、いったいなんでしょうか? 重力波をとらえる意義 重力波は、かの有名なアルバート・アインシュタイン博士が考え出した一般相対性理論を解くことによって、その存在が予言されている重力の波動現象です。その存在は、1979年にハルス博士とテイラー博士によって間接的には証明されました。しかし、その重力

    大型低温重力波望遠鏡KAGRAの運転開始迫る!|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/11/18
    地下から宇宙を観測する望遠鏡・重力波望遠鏡。
  • 系外惑星に名前を付けよう|国立天文台(NAOJ)

    国際天文学連合(IAU: International Astronomical Union)は、太陽系外の惑星系(恒星とそのまわりの各惑星)の名前を世界中の人たちに付けてもらおうとウェブサイトで投票を呼びかけています。名前の投票には世界中のどなたでもインターネットから参加できます。投票期限は2015年11月1日(日曜日)午前8時59分(日時間)です。さて、投票によって、どんな名前の天体が誕生するでしょう? 今回、命名の対象となっているのは20の惑星に含まれる15の主星と32の惑星の計47天体です。この中には日人が発見した惑星系も7つ含まれています。また、私たちが肉眼で簡単に見つけることができる恒星(すでに固有名詞を持つ)を回る惑星も複数含まれています。例えば、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトを公転するフォーマルハウトbと呼ばれる惑星やふたご座の1等星ポルックスを回るβ Gem b

    系外惑星に名前を付けよう|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/09/16
    20の惑星に含まれる15の主星と32の惑星の計47天体に名前を付けるキャンペーン。投票サイトでの投票の仕方の説明もあり。
  • 金星の雲の変化 | ギャラリー

    「雲」が存在する惑星は地球だけではありません。天文学者たちにとって、地球の雲は観測の邪魔になりますが、他の惑星にある雲は観測の対象になっています。 水蒸気でできている地球の雲と異なり、金星の雲は細かな硫酸の滴でできています。金星を覆う雲は厚く、可視光・赤外線では金星の地表を観測することができません。かわりに、雲の形を観測することでわかることがあります。 金星の自転は非常にゆっくりで、金星の1日は地球の117日にあたります。一方で、金星の大気はたったの4日~5日で金星を一周します。この現象は「スーパーローテーション」と呼ばれています。また、金星の自転方向(この画像では右から左)は太陽系の他の惑星とは反対向きですが、その理由はまだ分かっていません。 このすばる望遠鏡が撮った疑似カラーの赤外線写真は、4日間におよぶ雲の表面の温度変化を示しています。赤は熱い領域、青は冷たい領域です。この変化は金星

    金星の雲の変化 | ギャラリー
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/09/09
    すばる望遠鏡が撮影した金星。赤は熱い領域、青は冷たい領域の擬似カラーの赤外線写真。「あかつき」からの観測画像も、きっと…
  • 突然、星を作らなくなった銀河の発見 ―100億年前、銀河に何が起こったのか?―|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2015年9月9日 突然、星を作らなくなった銀河の発見 ―100億年前、銀河に何が起こったのか?― 私たちの住む天の川銀河のような銀河は、138億年前の宇宙誕生後数億年が経過した頃に誕生しました。そして、宇宙の年齢が20から30億歳の頃に、銀河では爆発的に星が生まれ、その後は星を作らずに静かに進化してきたことがわかっています。では、なぜ星の生成が止まったのか?また、星生成を止めたばかりの銀河はどこにあるのか? 愛媛大学の研究者を中心とする研究チームはこれらの答えを求めて、100億光年彼方の宇宙で、これまでにない大規模な輝線銀河の探査を行いました。そして、ついに「まさに星の生成が止まりつつある」銀河を発見することができました。星生成が止まるタイムスケールを評価してみると、わずか数千万年であることがわかりました。銀河の年齢は約130億歳ですから、それに比べたら星生成の停止は一瞬の出来

    突然、星を作らなくなった銀河の発見 ―100億年前、銀河に何が起こったのか?―|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/09/09
    天の川銀河もかつては爆発的に星を生んでいたがその後は星の生成が止まっている。その謎に迫る。星の生成が止まりつつある銀河を発見
  • 太陽観測ロケット実験CLASP 打ち上げ成功|国立天文台(NAOJ)

    Chromospheric Lyman-Alpha SpectroPolarimeter(クラスプ、CLASP)は、ロケットに観測装置を載せて大気圏の外まで飛ばし、落ちてくるわずかな時間に太陽を観測する実験です。現地時間9月3日午前11時1分(日時間9月4日午前2時1分)に、アメリカ・ニューメキシコ州ホワイトサンズの実験場から打ち上げられ、観測が実施されました。 CLASPの目的は、太陽コロナ(上層大気)が太陽表面より温度が高いのはなぜかを探るために、コロナと表面の間の薄い大気の層である彩層の磁場を測ることです。太陽観測衛星「ひので」が測定する太陽表面の磁場よりも彩層の磁場は弱く、これまでとは異なる新しい原理を用いて測定する必要があります。新しい原理を用いて測定するための理論的検証をスペインやノルウェーの研究者の協力を得て行い、アメリカやフランスとの国際協力によってCLASPは開発されま

    太陽観測ロケット実験CLASP 打ち上げ成功|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/09/04
    コロナと表面の間の薄い大気の層である彩層の磁場を測り、太陽コロナ(上層大気)が太陽表面より温度が高い理由を探る。落ちてくるまでに太陽を観測する
  • 超広視野主焦点カメラHSCで挑むM81銀河考古学|国立天文台(NAOJ)

    上海天文台、国立天文台などの研究者からなる国際研究チームは、すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)を使い、地球から1200万光年の距離にある渦巻銀河M81の周囲の広域観測を行いました。その結果、M81の周りで若い星の集団が、中性水素ガスの分布と重なるように広い範囲に分布していることを発見しました。M81は隣のスターバースト銀河M82、楕円銀河NGC 3077と強い重力相互作用をしており、その潮汐効果でM81から引き離されたガスの中で生まれた星々が、M81の周りを漂っているのだと考えられます。 HSCが写し出した M81、M82、NGC 3077の疑似カラー画像。視野の直径は約1.5 度。オリジナルサイズ(264KB) HSCが写し出した渦巻銀河M81周辺。HSCの視野全体から、M82、M81、矮小銀河Holmb

    超広視野主焦点カメラHSCで挑むM81銀河考古学|国立天文台(NAOJ)
  • 向日葵と蜜蜂とアンテナ | ギャラリー

    夏の野辺山の一コマ。ミリ波干渉計10メートルアンテナをバックに、今や夏の野辺山の風物詩になった(?)向日葵と蜜蜂をとらえた写真です。標高1350メートルの野辺山では夏の最高気温でも30度を超えることはほとんどありません。向日葵が主役でもあまり暑さを感じさせない写真となっていませんか? 野辺山構内の花壇 数年前から野辺山では地元の中学生の職場体験学習を受け入れています。そのメニューのひとつとして、案内なしの自由見学のあとに感想や提案を出してもらうことを行っています。これらは野辺山見学施設への貴重な意見とさせてもらっているのですが、ある年に受け入れた中学生から「この施設には花がないですね」といった感想がありました。確かに、自然に咲いている花は数種類あるのですが、人が手入れをした花壇がありませんでした。そこで、次年度から花壇を設置することにしました。写真にある向日葵のほか、サルビア、マリーゴール

    向日葵と蜜蜂とアンテナ | ギャラリー
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/07/21
    ミリ波干渉計10メートルアンテナとひまわり。ひまわりもアンテナみたい。
  • 視力13,000を達成!アルマ望遠鏡と重力レンズ望遠鏡のかけ合わせでモンスター銀河の真の姿をとらえることに成功|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2015年6月9日 視力13,000を達成!アルマ望遠鏡と重力レンズ望遠鏡のかけ合わせでモンスター銀河の真の姿をとらえることに成功 2015年2月、アルマ望遠鏡がとらえた117億光年彼方のモンスター銀河「SDP.81」の画像が、世界同時公開されました。SDP.81は、その手前に偶然位置する距離34億光年の銀河の重力によって、その姿がリング状に拡大されています(重力レンズ効果)。人類が初めて経験する高い解像度と感度で取得されたその画像は世界中の研究者の注目を集めましたが、その複雑な観測結果を解釈することができていませんでした。そこで、東京大学大学院理学系研究科の田村陽一助教と大栗真宗助教および国立天文台の研究グループは、SDP.81をもっとも精緻に再現できる重力レンズ効果モデルを世界に先がけて発表しました。この結果、重力レンズ効果によって拡大されたSDP.81の詳細な内部構造を解明

    視力13,000を達成!アルマ望遠鏡と重力レンズ望遠鏡のかけ合わせでモンスター銀河の真の姿をとらえることに成功|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/06/09
    117億光年彼方のモンスター銀河「SDP.81」。手前にある34億光年の銀河の重力により、重力レンズ効果で拡大されて見える。それをアルマ望遠鏡で観測、手前の銀河も解明。視力13000…イメージできない…
  • 散開星団「すばる」と木星が優しく見守るマウナケアの静夜 | ギャラリー

    生まれたばかりの熱く重い星々が、星形成の名残の星間物質をまとって輝く「すばる」は、冬の天の川が少し寂しい夜空でいちだんと目を惹きます。おうし座の角の上には、木星の輝きがまばゆいほど。北緯20度の夜空に高く上がるこの星々と、西に傾いた細い月に見守られ、すばる望遠鏡での観測が続いています。 すばるの星々に導かれて 2014年5月、ヒロ湾を出発した双胴の帆船ホクレア号とヒキアナリア号は、世界一周の旅のうち、まず太平洋の島々を巡っています。ホクレア号は星の並びや鳥、漂流してくる植物など自然の目印だけを頼りに、風と海のうねりや海流により航行する伝統的な航法を使っています。支援船のヒキアナリア号にはGPSなどの装置が積まれていますから、この2つの船の現在位置を私たちは詳細に知ることができます。 日では六づら星、すばる、むりか星などと各地方で親しまれている「すばる」は、世界の各地でも古くから方角、季節

    散開星団「すばる」と木星が優しく見守るマウナケアの静夜 | ギャラリー
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/05/12
    すばる望遠鏡と、すばると木星。
  • 朝陽を受けるすばる望遠鏡と空に映るマウナケアの影 | ギャラリー

    すばる望遠鏡での観測をつつがなく終えて迎えた朝ほど、安堵に満ちた時間はなかなかありません。貴重な観測時間、一瞬たりとも無駄には出来ないというプレッシャーから解放されたとき、冷たい空気の中で観測者を迎えてくれるのがマウナケアの美しい朝陽です。その中で独特の存在感を示すのが、マウナケアの影。空に映るこの影を見ながら、観測者は山頂を後にします。 文:藤原 英明(ハワイ観測所)

    朝陽を受けるすばる望遠鏡と空に映るマウナケアの影 | ギャラリー
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/04/07
    「貴重な観測時間、一瞬たりとも無駄には出来ないというプレッシャーから解放されたとき、冷たい空気の中で観測者を迎えてくれるのがマウナケアの美しい朝陽です」星空も美しいが、夜明けも美しい
  • すばる望遠鏡から射出されるレーザーで人工星を作る | ギャラリー

    ハワイ観測所すばる望遠鏡ではレーザーガイド星補償光学系が共同利用観測に提供されています。補償光学は大気ゆらぎによる像の歪みを即座に直して、望遠鏡の性能限界の鮮明な星像を得る装置です。大気ゆらぎによる星像の歪みを測るために明るい星を使いますが、調べたい天体のほうに、いつも都合よくあるわけではありません。そこで、レーザーで高度90キロメートルにあるナトリウム原子層を光らせて人工星を作り、補償光学を動作させています。 レーザーガイド星補償光学で鮮明な画像を得る Q: ドームの中からすばる望遠鏡を見上げたアングルですね。オレンジ色の線がレーザーなのですか? A: はい、望遠鏡の副鏡の背後からレーザービームを空に照射しているのです。 Q: なんのために? A: 補償光学のための人工星を作るのです。上空90キロメートルに漂うナトリウム原子を光らせるオレンジ色に合わせています。 Q: 他の望遠鏡の邪魔に

    すばる望遠鏡から射出されるレーザーで人工星を作る | ギャラリー
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/03/17
    補償光学のための人工星を作るために望遠鏡の福鏡の背後からレーザービームを空に照射。かっこいい
  • 平成28年(2016) 暦要項の発表|国立天文台(NAOJ)

    2016年は閏(うるう)年です。 「国民の祝日に関する法律」が改正され、「山の日」が設けられることになりました。 2016年には日が2回、水星の日面経過(太陽面通過ともいう)が1回あります。 3月9日には皆既日があり、日では全国で部分を見ることができます。 5月9日から10日にかけて水星の日面経過がありますが、日では見ることができません。 9月1日には金環日がありますが、日では見ることができません。 各地での詳しい状況や予報については、暦要項のほか、暦計算室ウェブサイトでも調べることができます。 平成28年(2016)暦要項 暦要項について 国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視位置をはじめ諸暦象事項を推算し、「暦書」として「暦象年表」を発行しています。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項です。1954年(昭和29年)6月1日の官報に翌

    平成28年(2016) 暦要項の発表|国立天文台(NAOJ)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2015/02/03
    2016年は閏年。春分の日:3月20日、秋分の日:9月22日