俺は、ももいろクローバーZを愛している。 さる昨年10月末、映画『幕が上がる』の制作が発表され、先行的にエンディングテーマ『走れ -Zver-』のPV(パイロット版)が公開されたとき、その美しい映像に涙しながら「俺はこの映画を、本気で、見よう」と心に誓った。 ひとまず理解の手助けになるであろう本を11冊ほど読んだ。 <原作> 平田オリザ『幕が上がる』 <演劇論> 平田オリザ『演劇入門』『演技と演出』『平田オリザの仕事〈1〉現代口語演劇のために』 リー・ストラスバーグ『メソードへの道』 ロバート・H. ヘスマン『リー・ストラスバーグとアクターズ・スタジオの俳優たち―その実践の記録』 ステラ・アドラー『魂の演技レッスン22 〜輝く俳優になりなさい』 <銀河鉄道の夜> 宮沢賢治『銀河鉄道の夜(新潮文庫)』 見田宗介『宮沢賢治―存在の祭りの中へ』 西田良子『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を読む』 石内徹