適切なフィードバックを与えることで、機械自らに正しい答えを考えさせる機械学習の世界。先日もMUNI(サンフランシスコ市営鉄道)が機械学習を応用した新しい監視カメラシステムを導入し、映像から自動的に不審者を割り出す試みを行っているというニュースがありましたが、Wired UKの記事によれば、今度はゲームをプレイしている映像を見せるだけで、必勝法を編み出すことのできるプログラムが開発されたとのこと。 開発したのはパリ・ディドロ大学(第7大学)のコンピュータ科学者、Łukasz Kaiser氏。四目並べ(Connect 4)や五目並べといった簡単なパズルゲームを遊んでいる映像(勝ち負けがつくパターンや引き分けで終わるパターンなど数種類)を用意し、それを画像解析技術を通じて機械に学習させることで、たった2分間の映像だけで勝ち方を考えさせることができるのだそうです。 しかも面白いことにこのプログラム