74 75 76 77 78
【ベルリン篠田航一、パリ宮川裕章】欧州各国が財政危機にあえぐ中、域内最大の経済大国として勢いを増す「強いドイツ」に対し、各国から警戒の声が上がっている。背景には、強固な輸出力で黒字を続ける「独り勝ち」への反感のほか、2度の世界大戦を通じ欧州の脅威であり続けたドイツへの歴史的な不信もあるとみられる。メルケル首相は懸念の払拭(ふっしょく)に躍起だ。 メルケル首相は2日、ユーロ圏諸国の財政を監視する「経済政府」構想について、「これは欧州のためであり、ドイツが欧州を支配する意図は全くない」と強調し、「ドイツ支配」に対する反発に配慮した発言をした。ユーロ圏の統合強化により、ドイツの影響力拡大を懸念する英国などを念頭に置いたとみられるが、実際に英国では「ドイツの支配する欧州には住みたくない」と発言する一部の政治家や、「(ナチスの第三帝国に次ぐ)第四帝国の台頭だ」とあおる大衆紙がドイツ脅威論をぶち上げる
Jun 20, 2005 ★ 久米郁男 『労働政治 -戦後政治の中の労働組合』 中公新書(新刊) (2) テーマ:社会関係の書籍のレビュー(95) カテゴリ:政治 う~ん、なにがつまらないのかなあ。ずいぶんと意欲的な本なのに。 読売新聞傘下からくる、保守臭漂う「帯」に騙されてはいけない。 ほんと、こうした帯でずいぶんと損しているようにおもう。 労働組合の功罪は、政治的立場によって、左右されやすい。労働組合は、1970年代から出現した「新しい政治主義」=「大企業労使連合」から、中曽根行革を支持していた。それが、なぜ今では抵抗勢力視されているのか。それには、そもそも労働組合は、どのような形で利益を組織してきたのか、労働組合の分析の重要性がここでは宣言されています。 そのために使う道具立ても、説明が行き届いています。利益(圧力)団体は、政治学でどう位置づけられるのか。多元主義では、圧力団体の存在
これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 注目の大阪ダブル選挙の投票が行われました。市長選挙と府知事選挙の結果は、次のようになっています。 市長選挙 橋下 徹 750,813 平松邦夫 522,641 府知事選挙 松井一郎 2,006,195 倉田 薫 1,201,034 梅田章二 357,159 選挙の途中に発表された投票率で、市長選挙が前回より11ポイントも高いと報じられました。これを見たとき、「これは橋下候補が勝つ」と感じたものです。 府知事選挙の方は1ポイントの上昇にすぎませんでした。こちらの方は、微妙だと思いました。 最終的に、投票率は市長選で60.9%となり、40年ぶりに6割を超す記録的な高さになりました。一方、知事選の投票率は52.9%で、12年ぶりに5割を超えました。 このような投票率の上昇は、これ
(四捨)五入すれば10年前に某社の採用担当をしていて、四捨五入すれば0年前に某社の最終いっこ前の面接をしていた立場からちょこっと感想をば。 いっとくけどトップレベル企業じゃないからね。 マイナビ2013の広告が気持ち悪すぎる - 就活生に甘える社会人を読みました。そして、マイナビを皮肉るマイナビ2013の広告がすばらしすぎる件 | onomiyuki.comも読みました。 「マイナビ2013の広告がすばらしすぎる件 | onomiyuki.com」の記事は、就職活動する学生の立場に立っての記事でしたが、私もほぼ同感です。なお、私は既に就職活動を約20年前に終わってて、採用側の立場のほうがはるかに長かったので、採用側としての感想です。つまり。 こんな広告を真に受けてマイナビ使う奴とか採りたくねぇぇ。 具体的に書きましょう。この広告が明示してくれた、私の就活生に対する不満は次のようなものです。
竹内修司『1989年』(平凡社新書、二〇一一年)/薬師院仁志『社会主義の誤解を解く』(光文社新書、二〇一一年) 一九八九年の天安門事件と東欧激動、九〇年のドイツ統一、九一年のソ連解体といった一連の大変動が起きてから約二〇年が経った。「二〇年」という区切りを迎えたことを契機に、この大変動を振り返り、現代史について考えようとする機運があるのは自然なことだろう。かくいう私自身も、『冷戦終焉20年――何が、どのようにして終わったのか』(勁草書房、二〇一〇年)という本を出した。ほぼ同時期に、マイケル・マイヤー『1989 世界を変えた年』(作品社、二〇一〇年)という本の邦訳も刊行され、これはなかなか興味深い著作だった(このホームページの中の「短評集」で取り上げてある)。それに引き続いて、もう二冊の新書本が立て続けに出た。この二冊は主たる論点も著者の観点もかなり異なるが、広い一般読者を念頭におき、一種の
諸君、余だ。 なんでも世の中にはハシモト知事のことをファシストと呼ぶ者がいるそうではないか。中にはハシモトとファシズムを引っ掛けてハシズムなる言葉を使う者もいると聞く。 バカげたことだ。実にバカバカしい。 余に言わせれば、ハシモト知事は、断じて、まったく、絶対に、ファシストでありえない。 ハシモト知事がファシストだというのであれば、彼は手厚い社会保障と福祉で国民が安心して暮らせるようにし、安心して消費活動を行えるようにしてみせるべきだ。 教育や育児に対する手当てを充実させることで「国民の再生産」を支援してみせるべきだ。 「低賃金労働者の輸入」としての外国人労働者の流入を規制してみせるべきだ。 有用で国民生活を向上させるような事業の推進により雇用を作り出し経済を不況から回復させてみせるべきだ。 国民を、飢え・失業・その他、国民の目前にある不安から救ってみせるべきなのだ。 そのようにして国民の
2011年11月23日付の朝日新聞に、日本共産党の委員長である志位和夫が東大教授の宇野重規にインタビューされている記事が載っていた。資本主義の限界ということで、マルクスを志位に語らせている。 宇野は、 私は19世紀の政治思想史が専門なので、コミュニズムやソーシャルという言葉がどう変化してきたかに関心があります。 とのべている。宇野の問題意識はこうである。 共産主義を現代的に再定義する必要はないでしょうか。最近、ソーシャルビジネスという言葉をよく聞きます。かつてソーシャルといえば社会主義の薫りがしましたが、いまは非営利の活動のソーシャルといわれ、魅力的な形で再定義されています。コミュニズム、共産主義とは、何かを共有し、真の平等を図るのが本来の意義だと思うのですが、現代では何を一番共有したいのか、何が真の平等と考えるのか。それこそ魅力的な再定義が必要では。 この「共産主義の再定義」という問題意
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111203-OYT1T00483.htm 橋下流に文化団体、戦々恐々…交響楽団消える? 知事時代、「文化は行政が育てるものではない」と公言してきた橋下徹・前大阪府知事が19日に大阪市長に就任するのを前に、市内の音楽や芸能関連の団体が戦々恐々としている。 橋下知事当時、府が出していた補助金を全額カットされた大阪フィルハーモニー交響楽団(大フィル)や、「観賞したが、2度は見ない」と酷評された文楽団体などは、市から多額の補助金を受けているためだ。 「補助金がなくなると、本当に大変なんです」 大フィルの佐々木楠雄・常務理事は11月30日、市の担当者に電話で、楽団の厳しい台所事情を訴えた。 指揮者の朝比奈隆さんが創設に関わった大フィルに対しては、市が「市の文化振興に不可欠」(平松邦夫市長)として補助金1億1000万円
[twitter:@soonsoul]氏が話題にした回は私も見た。確かにそのとおりの風景が映っていて、興味深く思ったものだ。 実際、東南アジアを中心とした各国における国歌のありかたがうかがえる、興味深い内容だった。 http://asahi.co.jp/php/knight-scoop/search/search.php?mode=result&oa_date=20111125 2.『ネパールの国歌はニセモノ?』探偵/長原 成樹 つくば市の男子大学生(22)から。小5のときにネパール文化交流会でネパール人から、ネパール国歌を直接教わった。それ以来、“ネパール国歌が歌えること”を特技にしている。先日、ネパール料理店に行ったときに、ネパール人の前で国歌を歌ったところ「ネパール国歌ではない。ネパール語の要素が一つもない」と言われてしまった。この10年、ネパール国歌と信じてきた曲は、いったい何なの
福島第一原発事故をめぐる政府や東京電力の記者会見では、しばしば珍妙な用語が飛び出す。「事故」と言えばいいのに「事象」が使われる。「老朽化」は「高経年化」、「汚染水」は「滞留水」に。「危険性を隠したがる原子力界の潜在意識の表れだ」と指摘する原子力の専門家もいる。ヘンテコな原子力用語を検証した。 (谷悠己)
松尾匡のページ11年12月2日 名古屋の『不況は人災』講演後「その手があったか!」 きのう、名古屋で『不況は人災です!』の内容を講演してきましたので、そのときのレジュメを「講演資料」のコーナーにアップしておきます。 呼ばれたのは、日本政策金融公庫熱田支店が取引先の経営者のみなさんと作っている研究会です。お世話になりました平松会長、三澤課長ほか関係者のみなさまに感謝いたします。 トヨタとかの孫請けなど、主に製造業の中小企業のみなさん20人ほどの集まりでしたけど、やっぱりみなさん大変優秀な技術をお持ちの中で、目下の円高に苦しんで崖っぷちギリギリでがんばっておられます。日本に製造業が必要だとの自負もあるし、雇用も守りたい、でももう海外に行かないとやっていけないから、政府の後押し策がある間に海外に進出しようかどうか悩んでいるという感じでした。懇親会では、「インフレなにが悪い」「円安何が悪い」と盛り
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く