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ブックマーク / diary.uedakeita.net (34)

  • 経過報告 - 真顔日記

    日記らしい日記を書きはじめて、一週間とすこしが経過した。これはこれで面白い。その日認識したものに、さっと最低限の手を加えて文章にしていく。当たり前に作る日々の料理といった感じだ。一回の字数は500字前後に落ち着きそうだが、今後どうなるか。 とりあえず、日常的に作文をしてそれを公開する、公に開く、公共の場に置いていくことは、精神の健康によいと感じる。自分の健康のためにもがんばろう。 もっとも、昨日の日記で突発的にキンタマの話をしてしまったため、キンタマをさっと料理して公共の場に出すなよ、という話にもなるのだが。公に向けてジッパーを開くな。 午後に外出。川べりの道を散歩した。向こうから歩いてきた初老の男が右手にネコじゃらしを持っていた。しわの刻まれた険しい顔だちと、ぷらぷら揺れるネコじゃらしのギャップに心がなごんだ。ネコを飼っているのか、孫にあげるのか、それとも純粋にネコじゃらしという植物を偏

    経過報告 - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2021/08/30
    "日常的に作文をしてそれを公開する、公に開く、公共の場に置いていくことは、精神の健康によいと感じる"
  • 歩きスマホの人間は、あかんぼのように周囲を信頼している - 真顔日記

    歩きスマホをする人々がいる。社会問題にもなっているようだ。しかし私は怒りよりもおどろきのほうが大きい。何におどろくかといえば、世界への圧倒的信頼感におどろくのである。私はあそこまで周囲のすべてを信頼できない。 とくにすごいのは、スマホの画面を凝視しながら歩きつつ、さらにヘッドホンで耳まで覆っている人間で、たまにそんな人間がこちらにずんずん直進してくるんだが、ありゃ何だ? パラレルワールドに迷いこんだ? 別の世界線のできごと? 人間の目や耳は、周囲を警戒するために付いている。それを遮断したまま大量の人間がいる空間を歩きまわるのは、肝が座っている。街中には色々と変な人間もいると思うんだが、そんなに周囲を信頼できるのか。歩きスマホの人間は、街と母親の区別が付いていないのか。おまえの住所は胎内か。 漫画スラムダンク』の一場面を思い出した。山王戦終盤、三井は体力の限界をむかえ、それでも必死でプレイ

    歩きスマホの人間は、あかんぼのように周囲を信頼している - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2019/06/13
    “歩きスマホの人間を支えているのは、自分が突っ込んでいけば他人はかならずよけてくれるという信頼、気づかないうちに車道に出ていても車のほうでしっかり停止してくれるという信頼……”
  • 初恋の記憶がパピプペポ - 真顔日記

    成人式に出席したとき、「未来の自分に宛てた手紙」を読む機会があった。完全に忘れていたんだが、小学生のころ、「二十歳になった自分に手紙を書こう」という企画があったらしい。 担任の教師がしっかりと保管していたらしく、その場で生徒のひとりひとりに渡していった。みんな興奮していた。それは喜びによる興奮というよりも、うぎゃあやめろ的興奮である。大人になってから小学生の自分が書いた手紙を読まされるなど罰ゲームに等しい。私も絶対に読みたくないと考えた。 覚悟をきめて封筒を見た。「はたちマンのぼくへ」と書かれていた。それだけで心が折れそうになった。まさか宛名の時点でスベってるとは思わないから。十年の時をへて、宛名でスベる。怖ろしい子。 仕方なく内容も読んだ。そこに書かれていたのは、面白さ以前に、十年後の自分に読まれることを想定できていない文章だった。要するに内輪ネタであり、十年後の自分すら内輪から外れてい

    初恋の記憶がパピプペポ - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2018/12/20
  • ネコネコ通信 - 真顔日記

    この日記には更新がとまるとネコが増えるという法則があるんだが、案の定、この半年のあいだに杉松宅のネコは7匹まで増えていた。すでに私は家を出た身だが、たまにネコたちを見に行っているので状況は把握しているわけだ。 もともとの4匹にくわえて、知り合いから3匹の子ネコを預かっていた。それで7匹になっていた。預かることと飼うことはちがう、と杉松は言った。だからネコは増えていない、という理屈のようだった。しかし足元をみれば7匹が走り回っている。なんだか高度な記号操作によってズルをしてる感じだ。 これが預かっていた3匹のネコたち。 いちおう名前を付けていた。黒い子ネコはネネとトト、白黒のネコは菊千代である。ちなみに右下の白ネコはセツシで、これは前からいる。セツシはそれまで最年少だったんだが、突然3匹も年下が増えたからだろう、笑ってしまうほどに先輩風を吹かせていた。この写真でも得意げである。子分を紹介して

    ネコネコ通信 - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2018/01/08
  • 居候生活の終わり - 真顔日記

    半年ほど前に一人暮らしをはじめた。長く続いた居候生活が終わった。現在、アパートの一室で生活している。もっとも、あいかわらず場所は京都だ。前の家もそれほど遠くない。区だけが変わった。 転がりこんだ当初、私は同居人に「二ヶ月くらいいる」と宣言していた。しかし、なんだかんだで、七年半いた。「上田は算数ができないのか」と同居人はあきれていた。たしかに、二ヶ月と七年半はぜんぜんちがう。「二ヶ月くらい」という言葉にふくまれる曖昧さを、どれだけ好意的に取っても、七年半という数字は出てこないだろう。小学校で九九を学び、中高と数学を学び、大学の工学部まで出ておいて、二ヶ月と七年半のちがいも分からない大人になる。これが人生のふかしぎなのか。 引越しがきっかけというわけでもないが、しばらく文章を発表できていなかった。 そのためなのか、このあいだ、グーグルに「上田啓太」と入れたら、「上田啓太 死んだ」とサジェスト

    居候生活の終わり - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2017/12/31
  • uedakeita.net

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    hase0831 2017/01/13
  • 説明不能の笑いのつぼについて - 真顔日記

    同居人が問診票に色々と記入していた。会社で健康診断があるという。私は物珍しさで見ていた。すると「よくべるもの」の欄に、同居人は「アメやチョコなど」と書いていた。それで私は笑いがとまらなくなった。自分でも何がつぼに入ったのか分からないんだが、ヒイヒイ笑った。「だって、正直に書かなきゃダメでしょ!」とキレられましたが。 これには逆のパターンもあって、以前、私がビニールぶくろにパンを三ついれて居間を歩いていたときは、同居人のほうが爆笑していた。「パン買ってる、パン買ってるっ!」と言っていた。自分が笑われる側になると分かるが、なんなんだと思いますね。 ただ、私も少しだけニュアンスを理解できてしまうところがあって、「人がビニールぶくろにパンをいれているだけで面白い」という感覚はあるのだ。非常にせまいものだが、私と同居人は共有している。「あまりにも当り前な当り前」が、その当り前さゆえに面白くなるとで

    説明不能の笑いのつぼについて - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2017/01/11
    ほのぼの
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/12/13/051753

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    hase0831
    hase0831 2016/12/13
    そう考えるとaikoってすごいな
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/12/10/094115

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    hase0831
    hase0831 2016/12/10
  • 「SMAPさん」という呼びかたに違和感をおぼえた - 真顔日記

    はじめに、「さん付け」するか否かに関する個人的な感覚を書いておきたい。 ・知人を呼ぶときは、さん付けする ・しかし仲良くなれば、さん付けしない ・有名人の名前は、呼び捨てにする ・しかし有名人でも知り合いならば、さん付けする ・歴史上の人物には、さん付けしない(織田信長さんとは言わない) ・グループ名にも付けない(SMAPさんとは言わない) これが私の中の「常識」なんだが、常識というのは強固に見えて、すこし叩けばグニャッと曲がる。時代と場所で少しずつ変化するからである。実際、どのような時にさん付けするかは、この十年でも微妙に変化したように感じる。 ということで、「SMAPさん」という呼び名への違和感である。グループ名にさん付けするのか? それはおかしくないか? それとも私の感覚のほうがおかしいのか? 具体的に考えてみたい。まず、現在の私はSMAPのメンバーをフルネームで呼び捨てにしている。

    「SMAPさん」という呼びかたに違和感をおぼえた - 真顔日記
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    hase0831 2016/11/22
  • 飼いネコが増えるにつれて変化したこと - 真顔日記

    数年前は1匹だったネコが4匹まで増えている。同居人があちこちで拾ってくるからである。さすがネコ狂いである。だいたい年に1匹のペースで増えている。そのたびに微妙な心理変化がある。なので今日は、「ネコが増えることで飼い主の心理はどのように変化していくか?」を書いてみたい。 まずは1匹。 ネコのいない生活から、ネコのいる生活へ。結局は、この変化が一番大きかった。端的に言えば、笑顔が大幅にふえた。日常におけるスマイルの激増である。ネコを飼っていない頃、同居人の寝顔は不動明王のようだった。眉間にしわがより、口元は厳しく引き締められていた。私も家に転がりこんだ身として責任を感じたものだ。 しかしネコの登場以降、寝顔はおどろくほど晴れやかになった。これはマジである。基的にうっすら笑っている。たまに布団の横から実際にネコがチョコンと顔を出していることがあり、そんな時は熟睡しながら満面の笑みである。ネコの

    飼いネコが増えるにつれて変化したこと - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2016/11/21
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/11/02/095247

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    hase0831
    hase0831 2016/11/02
    ヒモからの卒業!!!!!
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/10/19/114513

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    hase0831
    hase0831 2016/10/20
    熱量すごい
  • バニラのにおいがするタイニーな女の子には勝てない - 真顔日記

    aikoの初期に『二時頃』という曲がある。男といい感じになったのに、その男には命の女がいたという歌である。まだ初期だから歌声に濁りがある。とくに最後、aikoは「思ってくれたかな」を「オボオてくれたかな」と歌っている。そこでいつも心を持っていかれる。 このあいだ出たアルバムの初回盤には再録が入っているが、そこでのaikoは『二時頃』をさらりと歌いこなしていて残念だった。「思ってくれたかな」と綺麗に歌っていて、オボオ待ちをしていた私は肩すかしを喰らった。『二時頃』に関してはやはり最初の録音がよいと思う。 ここからが題である。この曲は歌詞も最高なんだが、とくに終盤、aiko命の女の存在に気づくところ、 当は受話器の隣 深い寝息をたててる バニラのにおいがする タイニーな女の子がいたなんて ここが最高である。たしかに、「バニラのにおいがするタイニーな女の子」には勝てない。ものすごく説得

    バニラのにおいがするタイニーな女の子には勝てない - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2016/10/19
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/10/11/015631

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    hase0831
    hase0831 2016/10/12
  • ネコを預かることになった - 真顔日記

    「ネコ預かることになったから!」 同居人は、会社から帰ってくるなり興奮ぎみで言った。秋のはじめに汗だくだった。前歯に「号外」と書いてある気がした。 詳細をきいた。ネコの保護活動をしている友人に頼まれたらしい。その友人が生後三ヶ月の子ネコを保護した。飼い主が見つかるまで預かりたいが、すでに飼いネコと預かりネコをあわせて十匹以上が家にいる。さすがに夫から不満も出ている。それで同居人に話がきたという。 「来週、くるから、よろしく」 同居人は言った。名前は「天ぷらちゃん」というらしい(なんて名前だ)。 「飼う」ではなく「預かる」。これは心理的に妙なものだった。飼い主が决まるまでだから、それが数週間なのか、数ヶ月か、一年以上なのかは分からない。飼いネコではないが、しばらく家にいる。別れると知りながら付き合うような感覚になるんだろうか。 われわれはまだ見ぬ天ぷらちゃんについて話し合った。この家のことを

    ネコを預かることになった - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2016/10/06
  • 美容師が悟りをひらくとどうなるか? - 真顔日記

    十年前、まだ美容院に行っていた頃のこと。 その美容院は大きなところで、数十人の美容師が在籍していた。だからなのか、ランク制をとっていた。いちばん下っ端は普通のスタイリスト、すこし偉くなるとトップスタイリスト、その上にはサロンディレクターがいて……という感じだった。それぞれに料金が違うわけだ。私を担当している人のランクは「トップスタイリスト」で、名前は藤村さん(仮)といった。店に行くたび、次のように挨拶されていた。 「よろしくお願いします、トップスタイリストの藤村です」 これでいつも笑いそうになっていた。「すげえ自画自賛してくるじゃん」と思ったからである。自分のことをトップ扱い。まあ、自分のランクだから名乗らなきゃ仕方ないということなんですが。 藤村さんは謙虚な人だったので、その後は普通に髪を切られるだけだったが、いっそのこと自信満々でいてほしいと私は思っていた。ひたすら自画自賛する美容師を

    美容師が悟りをひらくとどうなるか? - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2016/10/04
    "「今日はどうされます? 僕がやると結局カッコよくなっちゃいますけど」"
  • ネコの動画に入る飼い主の恥ずかしい声 - 真顔日記

    うちのセツシは返事をしてくれるんですよ! いきなり元気いっぱい馬鹿まるだしで申し訳ない。どうもネコを語ると馬鹿がまるだしになる。しかし事実なのである。名前を呼ぶと、かなりの確率で「ニャッ」と返してくれるのだ。これにわれわれは興奮している。 「セツシ!」 「ニャッ!」 たったこれだけのことで、われわれ二人は軟体動物のようなグニャグニャの状態となる。ネコの返事は酢より効く。腰くだけの意味を身体で教えられる。当に、腰はくだけるのである。 そして、ネコ狂いの同居人がこれを見逃すはずはなく、「動画撮ろうかなあ!」と言い出したんだが、即座に、「でもあたしの声も入っちゃうな」と続けた。 「こういうのに入る飼い主の声、だいたいキモくなるからな……」 これは当にそうで、でれでれした三十男(私)の「ウハッ!」という声が入ったりする。機械というのは冷淡なものだから、われわれがネコを見たときの恥ずかしいリアク

    ネコの動画に入る飼い主の恥ずかしい声 - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2016/09/29
    わかりすぎる "ネコの返事は酢より効く。"
  • 「コンビニに抱かれる」という斬新な枕営業 - 真顔日記

    「見たよ、真顔日記」と同居人に言われた。向こうからこのブログを話題にしてくるのは珍しい。ネコの話を書くと「よくやった」と言われるが、それ以外で言及されることは少ないからだ。 どうも記事の反響の大きさにウケたらしい。先日の「セブンイレブンを想いながらファミリーマートに抱かれる」である。あの記事が大勢の人に読まれた。アクセス解析によると20万人くらい。ドカンと人が来た。その反響が面白かったという。要するに同居人は、あの記事で上田の知名度が上がった事実にウケたのである。 「よかったねえ、コンビニに抱かれて」 ニヤニヤしながら言われた。 「抱かれてみるもんだねえ、ファミリーマートに」 ほとんど枕営業したアイドルを見る目だった。 ということで、現在、私は家で「コンビニに股をひらいて名前を売った男」みたいな扱いを受けている。有名になりたくてコンビニに股をひらく。そう表現してみると最低だ。せめてプロデュ

    「コンビニに抱かれる」という斬新な枕営業 - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2016/09/19
    "「抱かれてみるもんだねえ、ファミリーマートに」"
  • セブンイレブンを想いながらファミリーマートに抱かれる - 真顔日記

    近所にセブンイレブンができた。 といっても、家からは微妙に離れており、最寄りのコンビニではない。それでも生活圏ではあるから、オープニングセールに行ってみたんだが、これが予想以上に大きい店舗だった。たまに郊外で見かける駐車場が異常に広いコンビニ、と言えば伝わるだろうか。 だから品揃えも充実しており、もともとセブンイレブンは自社ブランドに力をいれていることもあって、私のなかに突発的なセブンイレブンブームが生じた。色々と商品を買ってみては、これはうまい、あれもうまいと考えている。 だが先述したように、最寄りのコンビニではない。歩いて十分ほどかかる。たとえば深夜三時に小腹がすいて、ジャージのままパッと行くには遠い。しかも歩いて二分のところにはファミリーマートがある。だからそちらで済ませる。 しかし今日気がついたのは、私はファミリーマートの店内をうろつきながらも、セブンイレブンのことを考えてしまって

    セブンイレブンを想いながらファミリーマートに抱かれる - 真顔日記
    hase0831
    hase0831 2016/09/15