アメリカではコロラド州とワシントン州で嗜好用大麻が解禁され、大麻ビジネスへの期待がますます高まっている。そんななか、数年前に秘かに開校されていた世界初の「大麻大学」が、今大きな注目を集めているのである。この大学で、一体どんなことが学べるのか紹介したい。 ・大学名はオークステルダム 世界初となる大麻大学「オークステルダム」は、2007年に米カリフォルニア州で開校された。大学が所在するオークランド市と、マリファナ解放区があるオランダのアムステルダム市の両市の名を掛け合わせて命名された。 同校はすでに1万5000人の卒業生を輩出し、今年だけで20億ドル(約2000億円)の総売上高が期待される大麻ビジネスについて学んでいる。まず第一に生徒たちは、「我々は栽培者であり売人ではない」と諭され、大麻ビジネスに関する法律、園芸、電子工学などの修得に励んでいる。 生徒の一人は、「大麻栽培がこんなに大変だとは