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郊外と藤村龍至に関するhashimotronikaのブックマーク (3)

  • 対談:郊外の歴史と未来像[1]郊外から建築を考える

    三浦展氏、藤村龍至氏 所沢「第四山の手」とセゾン文化 三浦展──ツイッターでのちょっとしたやりとりをつうじて、今回藤村さんと対談を行なうことになったわけですが、きょうは僕としては、藤村さんのパーソナル・ヒストリーをおうかがいすることで、「郊外世代」が何に根拠を求めてものをつくっているのかを探るきっかけにしたいと思っています。 さっそくですが、藤村さんは1976年生まれで、いわゆる郊外育ちなんですよね? 藤村龍至──はい。都内で生まれて、保谷市(現西東京市)でしばらく過ごしたのち、80年にトトロの森で知られる埼玉県所沢市の椿峰ニュータウンに引っ越してきて、そこで育ちました。高校生の頃は新所沢パルコまで自転車で行き、そこに自転車を止めて、西武新宿線に乗って川越まで通学していました。中学の頃から池袋に足を延ばして西武美術館で展覧会を見たりしていましたし、高校の時は所沢のことがわかると思って堤康次

    対談:郊外の歴史と未来像[1]郊外から建築を考える
  • 〈郊外の変化を捉える 続編〉対談:郊外の歴史と未来像[2]パルコ、セゾン的なるものと 現在のショッピングモールの違い

    〈郊外の変化を捉える 続編〉 対談:郊外の歴史と未来像[2] パルコ、セゾン的なるものと 現在のショッピングモールの違い 三浦展氏、藤村龍至氏 都市設計に いかにして歴史性、 宗教性をもちこむのか 藤村龍至──今回三浦さんから新所沢パルコに関する資料を送っていただき拝読しました。一番驚いたのは、オープンしたときのお客さんの反応です。みなさんが「ここは街だから1日すごせる」と言ってるんです(「新所沢パルコオープン報告」『アクロス』1983年8月号、PARCO出版)。 三浦展──いまの越谷レイクタウンといっしょですね(笑)。 藤村──そうなんです。いまだったらレイクタウンで多くの人が言っていることを、当時、あのパルコについて言っていたんです。 三浦──今回藤村さんと対談するにあたって、ひさしぶりに新所沢パルコに足を運んでみましたが、これほど冴えない駅ビルみたいになっているとは驚きでした。どう見

    〈郊外の変化を捉える 続編〉対談:郊外の歴史と未来像[2]パルコ、セゾン的なるものと 現在のショッピングモールの違い
  • 〈郊外の変化を捉える 最終回〉対談:郊外の歴史と未来像[3]閉じる歴史から再び開く歴史へ

    三浦展氏、藤村龍至氏 都市と都会の違い、高円寺らしさとは 三浦展──今年、これまで十年以上気になってきた高円寺について調べて『高円寺 東京新女子街』(洋泉社、2010)としてまとめたんです。 三浦展+SML『高円寺 東京新女子街』 私は、都市や街の個性はいったいどうして生まれるのかをずっと考えてきたのですが、結局、都市のエレメントを抽出し微分的に分析することで私なりに答えを出せたと思います。 つまり、人なら目が大きいとか、鼻が鷲鼻だとか、肌が白いとか、背が高いとか、声がでかいとか、いろいろな要素があって、その人の個性が生まれる。同じように、街という単位で見た場合には、道の広さ、ビルの高さ、大きさ、古さ、店の大きさ、業種などなど、構成要素の差でずいぶん違う姿を見せる。各エレメントの多様性と量との無限の順列組み合わせがあるわけです。阿佐ヶ谷と高円寺はぱっと見は似ているけど何かが違う。それは街の

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