山口県在住、小学6年生の藤原結菜さんが考えた「側溝に落ちたカエルを助けだす方法」が学者たちの間で注目を集めている。 小学3年生のときに側溝に落ちたカエルが這い上がれずに流されたり、そのまま死んだりしてしまうのを目の当たりにした藤原結菜さん。人間がつくりだしたコンクリートの側溝でカエルが犠牲になるのは理不尽と直感で捉えた。 なんとか解決できないものかと考え、長年の研究でついに画期的なアイデアを実行に移すことに…。 方法は実に簡単。シュロの木の繊維を束ねたものを側溝に垂らすだけ。たったこれだけでカエルが這い上がれるようになり、生態系を救うことができるのだ。 ここに至るまでは地道な研究があった。 (1)まず調べたのは「カエルのジャンプ力では側溝から抜け出せないのか?」という点。大半のカエルは30cm以上の高さになると抜け出せない。 (2)吸盤のある小型のカエルはコンクリートに張り付いてよじ登るこ
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