最近ぼんやりと思っていたのだが、教育ジャーナリストを応援する風潮というものが日本にはない気がするのだ。 ITジャーナリストや政治ジャーナリストは賛否両論ではあるが多くの人に注目されているかたわらで、ひっそりと活躍を続ける教育ジャーナリストたち。著者もその一人である。 新しい「教育格差」 (講談社現代新書)posted with amazlet at 09.11.01増田 ユリヤ 講談社 売り上げランキング: 19052 おすすめ度の平均: 問題の所在と解決の方向を明確化 できるだけ客観的な現状認識から教育現場をみつめている姿勢を評価します 日本の教育の優先順位のおかしさを指摘 Amazon.co.jp で詳細を見る 「教育ジャーナリスト」という人自体は大学の教師であったり、それだけを生業にしながらNPOや企業として活動を行っている者が多く、まったくデータお構いなしで精神論を語る人や適応でき