クイズのこたえ、遅くなりましたにゃー(ぺこり 18世紀エゲレスの犯罪行政 八百屋お七と少年法 - 地下生活者の手遊びという自分では気に入っているけど書きはじめのころなんであまり読んでもらえなかったエントリでもちょろっと紹介した、コリン・ウィルソンの「世界犯罪史」によると、18世紀のエゲレスではことのほかむごい厳罰主義の刑事政策がなされていたようですにゃ。 オレンジ公ウィリアムの即位から十年足らずで犯罪率が急上昇し、「手荒い暴力犯罪」が日常茶飯事になると、1699年には格別にむごい法律が成立する。価格が五シリング以上の物品の盗みは死刑というもの。万引きはたいていが死刑だ。しかも犯人はほとんど女子供。処刑場では女子供の首吊り刑が日常茶飯事になった。 治安判事ジョン・フィールディングは疱瘡で「体半分がかさぶただらけ」の十二歳の男の子のことを記録に止めている。子供は掏摸を教え込まれ、その多くがハン
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