ギターやベースを少しやってくると『スケール』という言葉が出てくる。スケールというのは、音の並びの事である。何も特別なものではない。(日本語では「音階」と訳されるので、スケールと音階は同じものである。) たとえば、Cメジャーの曲があれば、ドレミファソラシの音を使う事になる。基本的に#や♭が付いた音は使わない。したがって、ピアノであれば、Cメジャーのキーであれば白鍵だけ弾けば良い。 一方、ギターやベースはフレットが半音刻みになっているので、音程ピッチは規則的だが、逆に言うとドレミが等間隔に並ばない。そこで、ギターやベースでドレミが指板上のどこにあるかを示したものが「スケール」だ。冷静に数えていけば全く難しくも何ともない。 とりあえず今回は、アドリブなどの高度な技は置いておき、単純に「音の位置を覚える」という観点でスケールを覚えていくことにする。 調べてみるとわかるが、世の中には様々なスケールが