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医療・健康に関するhharunagaのブックマーク (201)

  • パワハラから心の病になった患者に寄り添う精神科医が明かす「オレサマ」の正体、そのトリセツ:東京新聞 TOKYO Web

    <著者は語る> 世に「オレサマ」が横行するようになった要因の一つに労働組合の弱体化があると、『オレサマのトリセツ』(東京新聞・1650円)の著者で精神科医の和田秀樹さんは指摘する。 「社員が働きやすい職場をつくるよりトップの顔色を窺(うかが)うだけの人間が幹部になる。周りに信頼されているわけではないから自信も自覚もない。威張るしかなくオレサマとなって支配するんです」

    パワハラから心の病になった患者に寄り添う精神科医が明かす「オレサマ」の正体、そのトリセツ:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2024/10/27
    “世に「オレサマ」が横行するようになった要因の一つに労働組合の弱体化があると指摘する。「…トップの顔色を窺(うかが)うだけの人間が幹部になる。…威張るしかなくオレサマとなって支配するんです」”
  • 「手術中汗を拭いてもらう」外科医が実はいない訳

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    「手術中汗を拭いてもらう」外科医が実はいない訳
    hharunaga
    hharunaga 2024/10/12
    タイトル以外の「ドラマでよくあるシーン」として、「手術室の上の小部屋から手術を見学」「きれいな列を作る教授回診」「患者に心臓マッサージ」「成功率1%の手術に挑む」。
  • BUILD Site - なぜフロイトとユングは訣別したのか : 二人の往復書簡の分析

    検索について 検索語と検索語の間は必ず半角のスペースで検索してください。 詳細検索は、「タイトル(論題)」,「上位タイトル(誌名)」 「著者」,「キーワード」などから検索できます。

    hharunaga
    hharunaga 2024/09/29
    フロイトはユングの前で何度も失神し、ユングもその後、精神的危機に陥った。エレンベルガーは、学派の創始者が自ら「入門の病」を経験することを見つけ、「創造の病」と名付けたという。文:中野明徳。
  • 心房細動治療に最先端手術 電気パルス使用 合併症起きにくく 群馬県立心臓血管センター:東京新聞 TOKYO Web

    群馬県立心臓血管センター(前橋市)は、心房細動治療に最先端の心臓カテーテル手術を始めたと発表した。「パルスフィールドアブレーション」と呼ばれる治療法で、高電圧の電気パルスを使用し合併症などが起きにくく安全性が高い。県内では同センターのみで行っており、全国でも今春から始まった治療法で約20施設しか扱っていないという。 心房細動は、肺静脈からの異常な電気信号により心房が不規則に動くようになり、心不全や脳梗塞につながる恐れもある。心臓の動きに影響のない部分を細胞死させて電気信号を遮断する治療法で、従来は高周波などで70~80度の熱を加えて行うのが一般的だった。電気パルスは熱を伴わないため、心臓周辺の道や神経などに影響が少なく、合併症のリスクが減るとされる。

    心房細動治療に最先端手術 電気パルス使用 合併症起きにくく 群馬県立心臓血管センター:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2024/08/29
    通常のカテーテル手術は熱を加えて行うが、「パルスフィールドアブレーション」は“熱を伴わないため、心臓周辺の食道や神経などに影響が少なく、合併症のリスクが減る”
  • 森川すいめいが歩く自殺少ない地域 松浦理英子 淡い人間関係にある親切 - 日本経済新聞

    自殺発生率の低い地域があると聞けば、どんな土地柄を想像するだろうか。精神科医の森川すいめい氏は「ものすごく優しいひとたちがお互いを気にしあっている癒(いや)しの空間」を思い浮かべたそうだが、同じようなイメージを抱く人も多いのではないか。ところが岡檀氏の調査によると、自殺の少ない地域では、人間関係はそのように緊密ではないのだという。隣近所とのつき合いは挨拶や立ち話程度なのだと。むしろ、自殺の多

    森川すいめいが歩く自殺少ない地域 松浦理英子 淡い人間関係にある親切 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2024/07/06
    『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』。自殺の少ない地域では、人間関係は緊密ではないという。“「相手に同調することはない…」。対話はするが「相手を変えようとしない」。”
  • 書評『トラウマとレジリエンス』ジョージ・A・ボナーノ著 健全な精神 取り戻すスキル - 日本経済新聞

    9.11米国同時多発テロ事件が起きた時、テロ攻撃を体験した人も、惨劇を目の当たりにした市民も必ずPTSDに苦しむだろうといわれた。悲惨な目に遭ったのだから当然と思われていたのだ。だが、PTSDを発症した人は驚くほど少なかった。なぜ多くの人がトラウマにもならず日常生活を取り戻したのか。臨床心理学の教授である著者は、この事実に興味をいだいて調査を始める。9.11のような未曾有(みぞう)の事件だけで

    書評『トラウマとレジリエンス』ジョージ・A・ボナーノ著 健全な精神 取り戻すスキル - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2024/06/01
    “(トラウマへの対処法は)たとえば楽観性、自信、チャレンジ志向といった心の持ち方、さらに「何が問題なのか」「自分には何ができるか」といった状況評価”などだという。評:奥野修司。白揚社。
  • <書評>『暴力とアディクション』信田さよ子 著:東京新聞 TOKYO Web

    2024年は能登半島地震から始まった。不安定な世相で感じる不安や辛(つら)さを、「被災地の人と比べれば」という比較により否定してきた人もいるのではないか。著者はそんな「感覚の喪失感」が、カウンセラーとして向き合ってきたDVや虐待などの暴力の被害者と大きく重なるとし、「今こそ、私たちは痛みについて向き合うべきだろう」と述べる。 DVも虐待も、今でこそ我々の身近にありふれたものとして認識されているが、「じつは日では二一世紀になるまで、家族の間に『暴力』は存在しなかった」。DV防止法が01年、児童虐待防止法が00年にできるまで「法的には家族の暴力などなかった」からだ。 そもそもDVという言葉が世界女性会議で生まれ、日に上陸したのは1995年のこと。近年問題視される教育虐待にしても、「一九七〇~八〇年代に学童期を過ごした四〇代以上の方に聴き取りをすると、彼らが受けてきた壮絶な教育虐待に言葉を失

    <書評>『暴力とアディクション』信田さよ子 著:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2024/04/21
    「暴力とアディクション〔依存症〕という本書の二本柱には、いずれも家族の問題が密接に絡んでいる。家族の背後には、社会がある。…実は誰もが他人事(ひとごと)ではいられないテーマなのだ」。評:秋山千佳。
  • うつ病 隠された真実 ヨハン・ハリ著 絆の再構築、回復への処方箋 - 日本経済新聞

    精神科でうつ病と診断されれば抗うつ薬が処方される。何があったか聞かれることはほとんどない。うつ病は脳の化学物質の不均衡によるものとみなされてきたためだ。著者も長らく薬を飲み続けてきた当事者だが、一向に改善しない。薬が効くなら患者は減るはずなのに増え続けている。なぜか。うつ病は当に「病」なのか。そんな疑問が著者を取材へと駆り立てた。わが子を失ったり、意味ある仕事から切り離されたり、虐待されたり

    うつ病 隠された真実 ヨハン・ハリ著 絆の再構築、回復への処方箋 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2024/04/20
    「多くの科学的な裏付けをもとに、私たちの社会の仕組みや価値観が病を引き起こしたというのが著者の主張であり、その解決策として人や社会との絆を取り戻す方法が具体例と共に示される」。評:最相葉月。作品社。
  • 江口 聡 (Satoshi Eguchi) - キェルケゴールの「鬱」とその対策 - 論文 - researchmap

    江口 聡, EGUCHI Satoshi 巻 15 号 15 開始ページ 37 終了ページ 54 記述言語 日語 掲載種別 研究論文(大学,研究機関等紀要) 出版者・発行元 京都女子大学現代社会学部 論ではキェルケゴールの著作活動を、彼自身の病的生涯とそれに対する彼の対応という観点から見直す。まず「メランコリー」概念の歴史的変遷と、20世紀までの「」についての精神医学の発展を見た上で、キェルケゴールの著作における否定的な気分が現代の精神医学者たちの知見とよく合致することを論じる。さらにキェルケゴールが現代の病療法についてどのような見解を持つだろうかを考えてみる。 リンク情報 CiNii Articleshttp://ci.nii.ac.jp/naid/120005284961CiNii Bookshttp://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11529465URLhttp

    hharunaga
    hharunaga 2024/04/11
    「高橋(正雄)…がペトラルカの『わが秘密』でペトラルカ自身がアウグスティヌスと想像上の対話を行うことによって認知療法を行っていると指摘」「西洋近代のメランコリー的文人にとっては書くことが治療となってい
  • コーヒーをよく飲む人は「大腸がんの再発や転移のリスク」が明らかに低いとの研究結果、1日に何杯飲むのがベスト?

    大腸がんは男女ともに2番目に多いがんですが、早期の治療により高い確率で完全に治癒するため、早期発見だけでなくがんが治った後の再発予防も重要視されています。コーヒーをよく飲む人は、大腸がんの再発リスクが有意に低くなるとの研究結果が報告されました。 Coffee consumption is associated with a reduced risk of colorectal cancer recurrence and all‐cause mortality - Oyelere - International Journal of Cancer - Wiley Online Library https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ijc.34879 Drinking Coffee Dramatically Lowers The Risk of

    コーヒーをよく飲む人は「大腸がんの再発や転移のリスク」が明らかに低いとの研究結果、1日に何杯飲むのがベスト?
    hharunaga
    hharunaga 2024/04/07
    同様の研究は以前からあるが、相関はあるけど因果関係は不明で、〈健康な人ほどコーヒーをよく飲んでいる〉だけかもしれないですね。
  • 名著138「夢判断」フロイト - 100分de名著

    100分de名著誰もが一度は読みたいと思いながら、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を、25分×4回=100分で読み解く番組です

    名著138「夢判断」フロイト - 100分de名著
    hharunaga
    hharunaga 2024/04/04
    原著の引用は岩波全集版『夢解釈』からではなく、新潮文庫版からとのことだが、読んでみると講師・立木康介が手を入れている部分も多いようだし、第4回ではラカンも採り挙げられるから、本書も「名著」の1つかも。
  • 鼻をほじるとアルツハイマー病のリスクが上昇する可能性があると研究者が主張

    アルツハイマー病の発症リスクを高める要因としては、ジャンクフードのべ過ぎや睡眠不足などさまざまなものが挙げられています。オーストラリアのウェスタンシドニー大学の研究チームによるレビューでは、「鼻をほじること」がアルツハイマー病のリスクを高める可能性があるとして、そのメカニズムについて解説されています。 Biomolecules | Free Full-Text | Neuroinflammation in Alzheimer’s Disease: A Potential Role of Nose-Picking in Pathogen Entry via the Olfactory System? https://www.mdpi.com/2218-273X/13/11/1568 Scientists Reveal How Nose-Picking Could Increase Risk

    鼻をほじるとアルツハイマー病のリスクが上昇する可能性があると研究者が主張
    hharunaga
    hharunaga 2024/02/12
    「アルツハイマー病になると鼻をほじる」ではなくて、その逆なところがポイントですね?(違) マウスに鼻をほじらせる実験ができれば、いいんですけどね(笑)
  • 『フーコーと精神医学: 精神医学批判の哲学的射程』(青土社) - 著者:蓮澤 優 - 斎藤 環による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:蓮澤 優出版社:青土社装丁:単行(424ページ)発売日:2023-09-26 ISBN-10:4791775708 ISBN-13:978-4791775705 内容紹介: 「狂気」の治療は当に必要なのか。「正常な人間」は存在するのか ひとを規格に押し込める治療ではなく、主体を自由にし、ただひとりの自分自身でありうる治療を目指して。その歴史から司法精神医学制度の現在地にまでアプローチする。臨床医の著者が戸惑いながら考え、精神医学と哲学の専門知を往還する唯一無二の書。 「反精神医学」から治療論を見出す読みミシェル・フーコーという名前から人は何を連想するだろうか。一望監視装置(パノプティコン)? 生権力批判? 「人間の消滅」? スキンヘッドの戦闘的知識人? いずれにせよ、後世に与えた影響という点では、彼ほど「知の巨人」の呼称が似つかわしい存在もまれであろう。 フーコーは、主著『狂気の

    『フーコーと精神医学: 精神医学批判の哲学的射程』(青土社) - 著者:蓮澤 優 - 斎藤 環による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    hharunaga
    hharunaga 2023/12/19
    “著者はフーコーの精神医学批判を批判しつつ、…最晩年の「自己の技法」論に、精神療法の指針を見出そうというのだ。…自己への配慮は他者への配慮につながり、成熟と治癒が可能となる”
  • 「コンビニ弁当こそ長寿食」の意外な真実…医師・和田秀樹「高齢者の健康リスクを減らす食生活の特徴」 高齢者ほど「栄養が足りない害」のほうが大きい

    戦後、結核になる日人が減少した理由 戦前は世界でもっとも短命だった日が長寿大国になったのも栄養のおかげだと思います。戦前はなぜ短命だったのかというと、日では結核が命とりとなっていたのです。 1950年前後に結核は治まり、脳卒中が死因のトップになるのですが、ストレプトマイシンという薬ができたから結核で命を落とす人はいなくなったのだ、というのが医者の認識。 でも実際にはストレプトマイシンは結核の治療薬であって、結核にならないための予防薬ではありません。当時、ストレプトマイシンが高価だったこともあり、そんなに普及しなかったなか、戦後、結核死が減ったのは、結核になる人が激減したからです。 だったらどうして結核になる人が減ったのかというと、米軍が配った脱脂粉乳によって日人のたんぱく質摂取量が画期的に増えたからでしょう。 栄養状態がよくなり、免疫力がついたというのが真実です。戦前だって結核には

    「コンビニ弁当こそ長寿食」の意外な真実…医師・和田秀樹「高齢者の健康リスクを減らす食生活の特徴」 高齢者ほど「栄養が足りない害」のほうが大きい
    hharunaga
    hharunaga 2023/12/15
    「幕の内弁当をおすすめします。…20~30種類の食材を使っているのではないかと思うのですが、あれほどの種類のおかずを家でつくることはできません」
  • 体に悪い、悪くない、ホントはどっち? ジョージ・ザイダン著 - 日本経済新聞

    体に良い/悪いものについての情報を毎日のように目にする。いったい何が当なのかという問いを発したくなるのも人情というものだ。しかし、それを自分で確かめようとする人は滅多(めった)にいない。まさにそれをやってのけたのが、このの著者だ。読んだ論文の数1000、話を聞きに行った専門家の数80人。その調査結果をまとめたのが書である。書は大きく3部に分かれる。第1部の主題は、この種の話で必ず話題

    体に悪い、悪くない、ホントはどっち? ジョージ・ザイダン著 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2023/11/04
    “著者からのアドバイスも重要だ。…何を気にするかということ自体が「自分はいかに生きるべきか」という大問題の一部である。さらにいえば、人生にはほかにも重要なことがたくさんある”。評:吉川浩満。
  • アルツハイマー病研究、失敗の構造 カール・ヘラップ著 - 日本経済新聞

    先年、ドイツの大学都市テュービンゲンを訪れた際、アロイス・アルツハイマー博士の学生時代の住居跡の標識を見つけた。彼が痴呆症患者の脳の病変を1906年に発表したのもこの地だったという。なるほどここはアルツハイマー病研究者の聖地なのかと感慨にひたったのだが、書によれば、その認識は正しくないようだ。アルツハイマー博士が報告したのは、「粟粒(ぞくりゅう)状の堆積物」と「神経原線維の異常な変化」、すな

    アルツハイマー病研究、失敗の構造 カール・ヘラップ著 - 日本経済新聞
    hharunaga
    hharunaga 2023/10/21
    “(神経生物学者の)著者は、学界も医薬品業界も特定の仮説に縛られ研究の幅を狭めたことでムダな時間と資金が費やされたと批判する。よく聞く失敗の構図だ”。評:渡辺政隆。みすず書房。
  • ブレイディみかこ「3回目のコロナ感染、後遺症でプチ認知症に。締め切り、支払い、契約の更新…失念のオンパレードに悩まされて」 連載:転がる珠玉のように「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」第35.5回|話題|婦人公論.jp

    イギリス在住のブレイディみかこさんが『婦人公論』で連載している好評エッセイ「転がる珠玉のように」。Webオリジナルでお送りする35.5回は「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」。3回目のコロナにかかり、ようやく熱がさがったと思ったら思わぬ不調に悩まされることになり―― 谷川俊太郎さんの鋭い洞察 冬の終わりに3回目のコロナにかかった。高橋源一郎さんとリモートで対談した3月初めにようやく熱がさがったぐらいの状態だったので、「3度目です。もうプロです」と笑っていたのだったが、なんとそのときの動画を谷川俊太郎さんがご覧になったという。いま岩波書店の『図書』で谷川さんとの往復書簡を連載しているのだが、谷川さんからのお便りに、わたしがあんなに笑う人間だとは思わなかったと記されていた。あそこまで笑っていると深読みしたくなる、という実に鋭い洞察も添えて……。 さすがである。PCの前で、わたしはその

    ブレイディみかこ「3回目のコロナ感染、後遺症でプチ認知症に。締め切り、支払い、契約の更新…失念のオンパレードに悩まされて」 連載:転がる珠玉のように「世界の終わりとブレインフォグワンダーランド」第35.5回|話題|婦人公論.jp
    hharunaga
    hharunaga 2023/06/10
    面白いというと不謹慎だが、読ませる文章。ラストが凄い……。
  • 眠りつづける少女たち スザンヌ・オサリバン著 謎の病が映し出す社会状況 - 日本経済新聞

    人間の脳は複雑で、文化や社会によってさまざまな影響を受ける。だからこそ、その働きがうまく行かなくなった時、原因をつきとめるのが難しいことがある。脳や心の不思議について数々のベストセラーを世に出したオリバー・サックスの「真の継承者」として注目されるアイルランド出身の著者による書は、病気から見える人間という存在の奥行きを伝え、一度読み出すと頁(ページ)をめくる手が止まらないほど面白い。ずっと眠

    眠りつづける少女たち スザンヌ・オサリバン著 謎の病が映し出す社会状況 - 日本経済新聞
  • 依存症と人類 カール・エリック・フィッシャー著 制度・個人 複数の視点で分析 - 日本経済新聞

    アルコール依存症から回復した精神科医が書いた依存症の歴史である。縦軸に薬物規制と依存症対策の失敗と成功が、横軸に自身の回復に至る壮絶な道のりが描かれ実録としても読み応えがある。依存症の歴史は植民地支配や征服のシステムと切り離せない。タバコ商人は奴隷制廃止を妨げ、入植者は酒で先住民を懐柔した。病気の概念が生まれたのは独立戦争後の米国だ。戦後の貧困と社会的混乱に拍車をかけた飲酒の弊害を目にした軍

    依存症と人類 カール・エリック・フィッシャー著 制度・個人 複数の視点で分析 - 日本経済新聞
  • 【書評】古橋忠晃著『「ひきこもり」と「ごみ屋敷」 国境と世代をこえて』-週刊読書人

    右と左の矢印を使ってスライドショーをナビゲートするか、モバイルデバイスを使用している場合は左右にスワイプします

    【書評】古橋忠晃著『「ひきこもり」と「ごみ屋敷」 国境と世代をこえて』-週刊読書人