printk()はデバッグ出力無効化の際には、コメントアウトするなりして再ビルドする必要があります。 何度もビルドを繰り返すのは面倒なので、デバッグ出力の有効/無効を実行時に動的に切り替えられるようにする機能が dyndbg(dynamic debug)です。 なお以降の説明は、Linux 3.14.51で確認したものです。 また、debugfsのマウントポイントをで略記しています。 参考: debugfsのマウント方法 (マウントポイント /sys/kernel/debug の場合) sudo mount -t debugfs none /sys/kernel/debug カーネルコンフィギュレーションの変更 dyndbgを使用するには、カーネルコンフィギュレーションの変更が必要です。 まず、以下の場所にある「CONFIG_DYNAMIC_DEBUG」を有効化します。 Kernel ha