写真家 ジョナサン・トーゴヴニクがルワンダのジェノサイドの際に性暴力を受けた女性たちと、それによって生まれた子どもたちを記録したプロジェクト。母と子が暗がりの中で生きてきた日々を初めて語った本書の出版をご支援ください。 はじめに 1994年、ルワンダで起きた悲劇について 1994年4月から6月の間に、中央アフリカの小さな国 ルワンダで、100日間におよそ80万人と推測されるツチの人々が「インテラハムウェ」と呼ばれるフツの民兵によって殺害されました。何十万人もの女性た ちは、フツの民兵たちによって「武器」としての性暴力を受け、それによっておよそ2万人と推測される子どもたちが生まれました。その母親の多くは妊娠を招 いたその恐ろしい出来事の最中にHIV/エイズに感染し、家族やコミュニティから拒絶され、甚大な肉体的・精神的トラウマを抱えることになりました。 この事実は、今なお被害の全容が明らかでな
京都銀行主催セミナー、「アフリカ市場の魅⼒:経済成⻑とビジネスチャンス」のご案内 (7/3(水)、15:00~)
ルワンダの首都キガリで5月14~16日に、情報通信技術(ICT)分野でアフリカ最大級の会議である第5回「トランスフォーム・アフリカ・サミット2019」(TAS2019)が開催された(2019年5月17日付ビジネス短信参照)。「アフリカにおけるデジタル経済の加速」をテーマに、世界107カ国から政府や民間企業の関係者ら5,631人が集まった。本会議では、政府や民間企業関係者らがアフリカにおけるデジタル経済の促進や、デジタル格差の解消について議論し、併設している国別パビリオンでは各国企業がロボティクスやドローン、VR(拡張現実)などを含むさまざまな分野の技術を展示した。ルワンダのICTスキルの教育市場に注目する英国企業ロボティカルと、ピッチイベントで優勝したスタートアップのイキザミニの2社に、ルワンダでの活動やビジネスモデル、今後の有望分野について話を聞いた(5月16日)。 政府主導でデジタル経
アフリカ大陸では54カ国中、過半数の30カ国がプラスチック袋の規制を導入するなど、「エコ」政策が広がっている。南アフリカ共和国(以下、南ア)は、2003年に世界でもいち早く規制の導入に踏み切った。ケニアとルワンダには、プラスチック袋を使用すると「罰金もしくは禁錮刑を科す」という厳しい罰則もある。後発開発途上国(LDC)のエリトリアなどでも、同様の規制がなされている。この背景には、ごみ処理問題の解決を目指すとともに、環境問題への取り組みをアピールしたい各政府の狙いがある。一方、極端な規制や急な政策変更により、企業活動や個人への影響も懸念される。アフリカで広がるプラスチック袋規制の実態、背景にあるごみ処理問題、企業への影響について報告する。 域内30カ国以上がプラスチック袋の使用・製造・輸入を規制 アフリカでは、2003年に南アが初めて規制を施行したことを皮切りに、他国でも導入が進み、2013
スタートアップエコシステムに見るルワンダと日本の関係——ルワンダの首都キガリで開催中の「Transform Africa Summit 2018」から Transform Africa Summit 2018 が開催されている、キガリ・コンベンションセンター Image credit: Masaru Ikeda 本稿は、Transform Africa Summit 2018 の取材の一部である。 【更新:日本時間10日13時更新】イギリスはルワンダの旧宗主国ではないため、当該表現を削除。 5月7日〜8日の2日間、東アフリカ・ルワンダの首都キガリで、4回目を迎える Transform Africa Summit 2018 が開催されている。このイベントを主催する Smart Africa には、IT 立国を目指すルワンダが音頭をとるアフリカ地域のスマート化を推進する組織で、サブサハラアフリ
ICT (情報通信技術)分野で世界の投資家から大きな注目を集めているアフリカのルワンダ共和国。この国ではモバイルでの決済や送金サービスは日常のものとなっている。マーケットで野菜や雑貨をショッピングするときや、食事をともにした友人と割り勘をするときにも利用される。町中いたるところに、電子マネーの入金スタンドがあり、店員に現金を渡すと直ちに携帯電話の口座に入金される。 電子マネーがアフリカで伸びているのは、日本のようにATMが町中に設置されておらず、銀行間ネットワークが未発達なため口座送金に手間と時間がかかったり、現金を持ち歩くことに治安上のリスクがあったりするからだ。先進国では当たり前の金融インフラが未整備なゆえに、皮肉にも次世代のフィンテックサービスが急速に拡大している。 命を救うドローンが国中に飛ぶ そんなルワンダで、もうひとつ注目されているのがドローンによる輸送事業だ。首都キガリから車
DMMグループは、東アフリカのルワンダ共和国においてソフトウェア開発・運営を行う HeHe Labsを完全子会社化し、新たにDMM.HeHeが誕生しました。加えて、公共交通機関向けの電子マネー事業を行うAC Groupに出資しました。DMM.Africaより役員を送り込むなど経営に積極的に関与することで、急拡大するルワンダのICT分野での事業拡大を目指します。 アフリカの奇跡!IT立国として成長を続けるルワンダ! アフリカの東部に位置するルワンダ共和国は、四国の約1.5倍の大きさの内陸国で,約1,210万人が暮らしています。ルワンダは1994年に国内でジェノサイドと呼ばれる紛争を経験しながらも、その後1999年には紛争前の水準まで経済状態を回復させ、治安回復・教育水準向上のスピードの速さから「アフリカの奇跡」と呼ばれています。 2000年頃からルワンダ政府は、成長戦略においてICT産業の発
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