野村監督 ご逝去 「勝ちに不思議の勝ちあれど、負けに不思議の負けなし」 思いがけずで勝つことはあるが、負ける時には理由があり、そうしてしまった責任がある。 日本シリーズは7試合で4勝するとチャンピオンになるわけだが「いかに3つ負けるか」を考えていた方である。 ボヤキ、ネクラとご自身で言う方である。 ヤクルトの監督時代は、広沢、池山、飯田ら、対象的に若くオモシロ選手が多くいて、野村さんの元で大きく成長した。野村さんは楽しかったのではなかろうか。 「勝てないものが2つ。時代と年齢」 半世紀を超えた人生となった自分に重くのしかかる言葉である。 「人を残すことが重要」 人生とは、野球とは、人と人とは。 ずっと考え、書き留め、選手らに伝え続けた方である。育った彼らは今、チームを率い、野球界に貢献している。 忘れることないよう、ここに留め置く。 合掌 昨年11月のETロボコン・チャンピオンシップ大会の