就活時期の繰り下げなどが話題に上る、日本の就職活動。日本の就活はどこが問題なのか? どうすれば企業と学生にとって実りある就活を実現できるのか。世界最大の日英バイリンガル就職イベント「ボストンキャリアフォーラム」を営むディスコの社長を務め、世界の就活事情を知る夏井丈俊氏に話を聞いた。 ――最近、就職活動の時期の繰り下げが話題になっていますが、これは、何か本質的な変化につながるのでしょうか。 就活の時期をいくら議論しても、何も変わらないと思います。やっぱり大事なのは、大学教育自体の改革です。 たとえば単純にアメリカと比較すると、アメリカの大学は、圧倒的に卒業しにくい。授業も忙しいですし、成績が悪ければ、就活の際にマイナスポイントになってしまいます。だから、何が何でもいい成績をとろうとするわけです。日本の大学のように、「この授業は不可でいいや。落としてもいいや」といったことはできません。 ですか
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