5月に開かれた政府の教育未来創造会議で大学・高専の機能強化に意欲を示す岸田文雄総理(中央) 改正独立行政法人大学改革支援・学位授与機構法が12月2日の参院本会議で可決、成立しました。同法はデジタル・グリーン等の成長分野をけん引する高度専門人材の育成するため、大学・高等専門学校の学部再編等の取り組みを支援するための基金を同機構に創設するものです。基金の創設に至った背景や事業内容についてまとめました。 こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。 ご購読のお申し込みはこちら。
はじめに 選択的接続詞:「又は」 原則 例外的用法 特殊な用法 併合的接続詞:「及び」 読み方が難しい規定 その他 さいごに はじめに 法令用語としての「又は」や「及び」には一定の使用ルールが定められています。これを理解することが法令の正しい解釈を助け、法令に裏打ちされた実務の遂行を可能にします。 教職課程運営においては、免許法や同法施行規則等の法令や基準を理解することが欠かせません。なかでも教職課程認定基準(以下「認定基準」)は、「教職課程の認定を受けるのに必要な最低の基準」(認定基準1(2))であり、「この基準より低下した状態にならないようにする」(認定基準1(3))必要があるため、教職課程を開設・維持しようとする上で遵守しなければならない基準です。ところが、当該基準で用いられる「又は」や「及び」には、例外的用法や特殊な用法等が散見されます。そこで本記事では、認定基準における「又は」と
米国図書館協会(ALA)の部会“Core: Leadership, Infrastructure, Futures”が刊行する“Library Leadership & Management”誌の第36巻第3号(2022年)に、米・アイオワ州立大学図書館のLorraine J. Pellack氏が執筆したレビュー論文“Academic Library Innovation: A Selective Review”が掲載されています。 学術図書館におけるイノベーションに関するリソースとアイデアを意図的・選択的に編集した文献レビューで、入門的な内容となることを意図して執筆されたものです。イノベーションの定義、先行文献レビュー、イノベーション文化の育成、イノベーションの方法と戦略、学術図書館における最近のイノベーションの例などがまとめられています。 学術図書館における最近のイノベーションの例の節
理系人材の不足は深刻な問題だ。先端IT人材は2030年に54.5万人不足すると経済産業省は予測している。国は2022年5月、理系人材を50%程度にする目標を掲げたが、「絶望するほど高い目標」と電気通信大学の田野俊一学長は語る。科学技術立国に欠かせない理系人材を増やすには何が必要か。 理系人材不足の原因は、理数系科目が不得意な日本人の割合が多いからではない。「理数リテラシーを持つ子供は実は多い」と田野学長は指摘する。経済協力開発機構(OECD)が各国の15歳を対象に3年に1度実施する学習到達度調査(PISA)の2018年の結果を見ると、義務教育修了段階である高校1年生の時点では理数リテラシーが比較的高い生徒が多く、約4割を占める。
米国公共図書館の職員と多様性に関する調査 駿河台大学メディア情報学部・青野正太(あおのしょうた) 2022年8月,米国公共図書館協会(PLA)は,職員の待遇や役割,人種・性別,公平性・多様性・包摂性(Equity, Diversity, and Inclusion:EDI)に向けた目標や活動についての全国調査結果のレポート“Public Library Staff and Diversity Report”を公開した。PLAは米国のすべての公共図書館に調査を呼びかけ,773の図書館が回答した(回答率8.4%,期間2021年10月~12月)。館の所在地域を3カテゴリ(都市部,郊外,町・地方)に分けて回答が示されている。 本稿ではその内容を要約するとともに,日本の状況についても簡単に触れる。 ●職員の給与,役割,雇用の動向 職員の年収は,図書館長の中央値が7万9,022ドル,新任司書の中央値が
欧州における「研究評価の改革に関する合意」とその展開 大阪大学社会技術共創研究センター・標葉隆馬(しねはりゅうま) ●はじめに 先端的な知識の生産が鍵を握る現代において,知識生産のためのより良いエコシステムの構築が,科学技術政策上の大きな関心事となっている。そして,研究評価は重要な役割を担う。 研究評価が持つ主な役割としては,「研究費の効果的・効率的配分」,「研究開発活動の振興・促進」,「説明責任」などが指摘されてきたが,研究評価の現在の在り方が果たして適切なものであるのかは絶えず問われ,各国で試行錯誤が繰り返されてきた。またいくつかの国際的な合意,あるいは研究評価に対するある程度標準的とみなされるような議論がまとめられてきたといえる。 本稿ではそのような展開を短く概観しながら,2022年7月に欧州において最終合意された「研究評価の改革に関する合意」(Agreement on Reform
酒田市にある東北公益文科大学について、県と庄内地方の5つの市と町が意見交換会を開きました。 県によりますと、公益大の公立化に向けての議論を活発化させていくことで合意したということです。 平成13年に開学した東北公益文科大学は、県と当時の庄内地方の14市町村が設置費を負担し学校法人が運営してきた「公設民営型」の私立大学です。 現在、1学年は235人で、この5年間は定員を満たしていますが、過去に定員割れがあったことや地域の人口が減るなか、今後の経営の安定化を図ろうと、県や庄内地方の自治体が公立化することを検討してきました。 こうしたなか、県と庄内地方の5つの市と町は先月30日に意見交換会を開き、県によりますと、公益大の公立化に向けての議論を活発化させていくことで合意したということです。 今後、県と5つの市と町では、公立化する場合の設置費や運営費をどう分担していくかや、どのような魅力を打ち出して
附属図書館では、年に2回、期間限定である“書店”が出現していたのを皆さんはご存じでしょうか…?新型コロナウイルス感染症の流行により、過去3年間、その書店もオンラインでのみ現れていましたが、なんとこの度!3年ぶりに図書館内に対面での出店(出現?)が決定しました!! 今回は、その期間限定書店「福ぶくろ書店」について、附属図書館の喜多村が紹介したいと思います(投稿は学長室ブログメンバーの大谷)。 ************************* 「福ぶくろ書店」とは、専門書を取り扱う書店が少ない福山市にて「学生の皆さんが専門書に触れる機会を増やしたい!」「学生さんが興味を持った専門書を図書館に充実させたい!」「研究・学修に広く利用できるようにしたい!」という思いから始まった学生参加型の選書イベント、ブックハンティング企画のことです。 ブックハンティングは「専門書などを取り扱う書店に赴き、実際に
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