デフレーミング戦略で産業の大転換期を生き抜く 皆さんの中には、「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」という言葉を飽きるほど聞いているという人もいるでしょう。デジタル技術を使って、業務を抜本的に変革し、大競争と不確実性の時代を生き抜く―。そのための専門部署を設置したり、チーフ・デジタル・オフィサーのような役職を置く企業も少なくありません。 一方で、デジタルで「どんな方向で」「どんな観点で」変革すればよいのか、手掛かりがなく困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。「デジタルによる変革」には、単に便利なITツールを導入するというものから、自社の役割を見直すというところまで、非常に幅広い意味合いを含んでいます。 しかも、デジタル技術で変革を起こすことは今に始まったことではありません。コンピュータの歴史は、常に変革とともにあったと言っても過言ではありません。今、この時代におけるデジタ
![高木聡一郎「DX時代の革新的事業創造」 | 慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f2f70517eae213a76933e466a0930eef91b804d9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.keiomcc.com%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsns.png)