慶應MCCにご登壇いただいている先生に、影響を受けた・大切にしている一冊をお伺いします。講師プロフィールとはちょっと違った角度から先生方をご紹介します。 写真は当時から何度も読んできたオリジナル版(左)と、その後の新訳版(右)です。ともに(上・下刊の2部からなる書籍です)。新訳のほうが読みやすいのですが、オリジナル版に愛着があり、読み返す場合には、オリジナル版を読んでしまうので、すでにボロボロになってしまっています。 2.その本には、いつ、どのように出会いましたか? 出会いは、40歳くらいのころ、社会人大学院の修士課程で学んでいた時でした。当時は、人事部門で人事業務に携わりつつ、平日の夜や週末に大学院で学んでいました。その頃の関心は、人事実務に学びを直接いかすこと。しかし、授業で本書を紹介されたときに、学びとは、実務に直接いかすことだけではないのだと実感しました。 授業では、本書は難解だと
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