インタビューに応じる上山隆大氏=東京都千代田区(鴨志田拓海撮影)国立大学を国の組織から独立させ、自由な大学運営を目指した「国立大学法人化」から4月で20年がたった。この間に日本の研究力は低迷し、なかなか出口が見えない。AI(人工知能)や量子、宇宙開発など先端技術が鍵を握る現代社会。科学技術政策の司令塔である政府の総合科学技術・イノベーション会議(議長・岸田文雄首相)で唯一の常勤議員を務める上山隆大氏に話を聞いた。 ◇ 大学の研究現場における疲弊は、わが国の経済的な競争力に大きな影響を与えている。言いふるされた表現だが、まさに知識基盤社会の真っただ中にいる現在、より高度な知識こそが経済的利益につながる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く