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  • 海外の大学の模倣にとどまらない大学運営を 学生との対話を忘れてはならない - 東大新聞オンライン

    法人化という未曽有の変革を経験した2人の総長のインタビューからは、国立大学法人としての大学の課題と可能性が見えてきた。運営費交付金の減少とどのように向き合い、社会からの要請、学生の意見をいかに大学の意思決定に反映させるのか。20年にわたり国立大学法人が根的に抱えてきた課題が学費問題を機に顕現した。この危機を前にして東大は進むべき方向へと舵(かじ)を切れるだろうか。海外の事例は一つの羅針盤となり得る。米国の大学を中心とした比較大学論を専門とする福留東土教授(東大大学院教育学研究科)に、大学経営や意思決定の場への学生の参画について話を聞いた。(取材・丹羽美貴) ──今回の学費問題をどのように捉えていますか 運営費交付金の減少や物価高によるコスト増が背景にあり、授業料値上げは致し方がないと思います。 東大は国立大学法人化以降、20年にわたって授業料を据え置いてきました。学生の金銭的負担を考慮し

    海外の大学の模倣にとどまらない大学運営を 学生との対話を忘れてはならない - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/10/20
    "米国の大学を中心とした比較大学論を専門とする福留東土教授(東大大学院教育学研究科)に、大学経営や意思決定の場への学生の参画について話を聞いた"
  • 東大総長が見た大学改革の現場② 小宮山宏名誉教授 大学経営と社会連携のこれから - 東大新聞オンライン

    1990年代に国主導で始まった大学改革の議論は、2004年の国立大学法人化という形で決着を見た。今年は法人化から20年目の節目に当たる。法人化は国立大学に何をもたらしたのだろうか。大学の「自主・自律性」を尊重するという方針の下、国立大学は国の規制から解放されていき、運営における大学の裁量は拡大した。一方、学費問題で露呈した大学財政の行き詰まり、学内の合意形成の問題を一瞥(いちべつ)すれば、この20年の法人化の成果を手放しには評価できない現状も指摘できる。 法人において、学長や総長は強いリーダーシップが期待されている。20年前、一つの国立大学として法人化の現場となった東大で、当時の総長たちはこの変 革とどのように向き合ったのだろうか。法人化前後に在職した2人の元東大総長に、法人化に対する東大としての姿勢や大学の未来像について話を聞いた。(取材・岡拓杜、撮影・園田寛志

    東大総長が見た大学改革の現場② 小宮山宏名誉教授 大学経営と社会連携のこれから - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/10/14
    “大学は「自律分散協調系」の組織でしかあり得ず、トップの言うことに右へ倣えというような組織とは本質的に違う”
  • 東大総長が見た大学改革の現場① 佐々木毅名誉教授 「財政計画なき法人化」の実際 - 東大新聞オンライン

    1990年代に国主導で始まった大学改革の議論は、2004年の国立大学法人化という形で決着を見た。今年は法人化から20年目の節目に当たる。法人化は国立大学に何をもたらしたのだろうか。大学の「自主・自律性」を尊重するという方針の下、国立大学は国の規制から解放されていき、運営における大学の裁量は拡大した。一方、学費問題で露呈した大学財政の行き詰まり、学内の合意形成の問題を一瞥(いちべつ)すれば、この20年の法人化の成果を手放しには評価できない現状も指摘できる。 法人において、学長や総長は強いリーダーシップが期待されている。20年前、一つの国立大学として法人化の現場となった東大で、当時の総長たちはこの変 革とどのように向き合ったのだろうか。法人化前後に在職した2人の元東大総長に、法人化に対する東大としての姿勢や大学の未来像について話を聞いた。(取材・岡拓杜、撮影・渡邊詩恵

    東大総長が見た大学改革の現場① 佐々木毅名誉教授 「財政計画なき法人化」の実際 - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/10/14
    法人化当時の東大総長の言葉は重い。色々な人に読まれてほしい良記事です。
  • 【学費問題】東大、授業料値上げ案と学生支援拡充案発表 修士課程は4年後、博士課程は据え置き - 東大新聞オンライン

    東大は9月10日、学務システムUTAS上で授業料改定案と学生支援拡充案を公表した。学士課程は2025年度から、修士課程は2029年度からそれぞれ現在の授業料を20%増の64万2960円に改定し、授業料全額免除の対象を現行の世帯年収400万円以下から600万円以下に引き上げる案を掲載した。博士課程の授業料は据え置くという。外国人留学生については、免除判定に関する制度が日人学生と異なるため、現行の制度を維持するとされている。 この案は「全学の諸会議に諮る案」として公表された。在学生に配慮した過渡的な激変への対応として、来年度の学士課程入学者から授業料値上げし、修士課程は4年後から引き上げるという。教育学習環境を持続的に改善する基盤として授業料を改定する必要があると説明。具体的には①学修支援システムの機能強化をはじめとする学修環境の整備②TA(ティーチング・アシスタント)の処遇改善や施設の維持

    【学費問題】東大、授業料値上げ案と学生支援拡充案発表 修士課程は4年後、博士課程は据え置き - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/09/11
    "現在の授業料を20%増の64万2960円に改定し、授業料全額免除の対象を現行の世帯年収400万円以下から600万円以下に引き上げる案"
  • 東大、国内主要大学・企業らと「WE AT」設立 ウェルビーイング目指し産学連携でスタートアップを促進 - 東大新聞オンライン

    東大は5月16日、他大学や企業とともに「WE AT」(ウィーアット)を設立した。社会課題解決に向け、スタートアップなどへの産学ネットワークを通じた幅広い支援や、起業家の育成などに取り組む。 WE ATは東大・東京医科歯科大学・京都大学の3大学と、東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)、博報堂・住友生命保険相互会社・キヤノンマーケティングジャパンの4社が共同で設立。心身の健康にとどまらず、多様な人々の共存、持続可能な環境を目指すウェルビーイングを実現するイノベーションが求められているという共通意識の下、グローバルなスタートアップエコシステムの構築を目標とする。主な取り組みとして①スタートアップの発掘や支援②社会課題に取り組む起業家の育成③事業開発支援、アワードイベントの開催④関連分野の調査研究や発信─を行う。 11月にはシンガポール政府系ベンチャーキャピタルと共同で、ウェルビーイング

    東大、国内主要大学・企業らと「WE AT」設立 ウェルビーイング目指し産学連携でスタートアップを促進 - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/07/21
    "①スタートアップの発掘や支援②社会課題に取り組む起業家の育成③事業開発支援、アワードイベントの開催④関連分野の調査研究や発信"
  • 【学費問題】東大の未来を考える ー授業料値上げ検討の経緯と東大の財政事情ー - 東大新聞オンライン

    東大は5月16日、授業料改定の検討を発表した。年間の授業料を現行の53万円程度から最大で2割増の64万円程度に引き上げるという。東京大学新聞社が独自に開設した意見投稿フォームには、議論が不十分だという批判や他大学への授業料値上げの動きの波及を不安視する声が集まった一方、東大をはじめとする国立大学全体の財政難や東大生の現在・将来の平均世帯収入の高さに鑑みてやむなしとの意見も寄せられた。 授業料値上げは高等教育の在り方を含め東大の未来に大きく関わる。2004年の国立大学法人化からの20年の文脈で学費問題をどのように考えられるのか。5月中の学内の動きを整理するとともに今回の値上げに関連する経緯や現在の東大の財政事情、過去の授業料値上げの事例をまとめた。(執筆・岡拓杜、佐々ひなた) (表)大学・学生に関する動き(東京大学新聞社が作成) 第一週 授業料改定の検討明らかに 第二週 学生の意見集約の動き

    【学費問題】東大の未来を考える ー授業料値上げ検討の経緯と東大の財政事情ー - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/06/18
    "表層的な東大の財政の現状の説明に終始するのではなく、高等教育の在り方まで踏み込んだ深い議論が必要"
  • 「点取り主義」にどう向き合う 進学選択制度を考える【前編】 - 東大新聞オンライン

    東大の特徴的な教育制度である前期教養課程、およびその先に控える進学選択制度。前期教養課程の2年間で「『夢を語るためのボキャブラリー』を育んでください」と、今年の入学式で真船文隆大学院総合文化研究科長・教養学部長は新入生に送った。しかしその制度がゆえに、待ち受ける進学選択ばかりを意識して前期教養課程を消費してしまう学生もいる。進学選択制度はどうあるべきなのか。前編では進学選択の変遷を振り返り、学生の視点から進学選択制度の在り方を考える。(構成・渡邊詩恵奈、取材・岡拓杜) 【後編はこちら】 「点取り主義」にどう向き合う 進学選択制度を考える【後編】 東大は2年生Sセメスターまでの成績と志望に基づいて後期課程の進学先が決まる。この制度により、入学時の科類とは関係なく、場合によっては文理を越えて後期課程の学部が選択でき、入学後の学びを踏まえた進路選択が可能になっている。後期課程で倍率の高い学科やコ

    「点取り主義」にどう向き合う 進学選択制度を考える【前編】 - 東大新聞オンライン
  • 【学費問題】東大、授業料の引き上げ検討 6月ごろ「総長対話」を予定 - 東大新聞オンライン

    東大は5月16日、授業料改定を検討していることを明らかにした。6月ごろ、学生向けに「総長対話」を開催する予定だという。 一部メディアは15日、東大が最大10万円の授業料値上げを検討していると報道した。16日夜に、教育・学生支援部が学務システム上で報道に関するお知らせを掲示。授業料値上げについて、現段階では検討中で決定事項として周知できる情報はないとし、検討結果を速やかに知らせると説明した。改定された場合、導入年度の入学者から新たな授業料が適用され、授業料免除の拡充などの経済的支援を検討しているという。 国立大学の授業料は省令により一定の基準が定められ、20%を上限に各大学の裁量で増額が可能。現在、東大の授業料は「標準額」の年間53万5800円で、20年間据え置かれてきた。 15日の一部報道を受け、東京大学教養学部学生自治会は、情報公開と学生の議論への参加を求める要望書を提出。一部の学生有志

    【学費問題】東大、授業料の引き上げ検討 6月ごろ「総長対話」を予定 - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/05/17
    "国立大学の授業料は省令により一定の基準が定められ、20%を上限に各大学の裁量で増額が可能。現在、東大の授業料は「標準額」の年間53万5800円で、20年間据え置かれてきた"
  • 『源氏物語』の魅力は「愛の豊かさ」 高木和子教授インタビュー - 東大新聞オンライン

    多くの東大生は、東大入学前は学校で一番優秀だった。しかし東大入学後、思うように成果を出せない苦しみを抱え込んでしまい、自分を傷つけてしまうことがある。平安時代の仮名文学、中でも『源氏物語』を研究する高木和子教授(東大大学院人文社会系研究科)は、「古典文学研究には唯一無二の正解がないように、人生も正解は一つではない。大学で多様な価値観を養うことが大切だ」と語る。(取材・葉いずみ、田舞花) 高木和子(たかぎ・かずこ)教授 (東京大学人文社会系研究科)/1988年、東京大学文学部国文科卒。98年、東大大学院博士課程修了。博士(文学)。関西学院大学文学部教授を経て、2013年に東大人文社会系研究科准教授、17年より現職。著書に『源氏物語の思考』(風間書房)、『男読み源氏物語』(朝日新聞出版)、『源氏物語を読む』(岩波書店)、『源氏物語入門』(岩波書店)など。 「正解が一つで

    『源氏物語』の魅力は「愛の豊かさ」 高木和子教授インタビュー - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/05/01
    "「古典文学研究には唯一無二の正解がないように、人生も正解は一つではない。大学で多様な価値観を養うことが大切だ」と語る"
  • 総合職合格者は8年で193人減。現役東大生、霞が関への「壁」の実態──東大生×国家公務員① - 東大新聞オンライン

    昨春の国家公務員採用総合職試験で、東大の合格者が200人を割り話題になった。東大生のいわゆる「官僚離れ」だ。いま、東大生の国家公務員観はどうなっているのか。またその価値観は、現役の国家公務員から見てどれほど実態に即しているといえるのか。特集では、東大生が国家公務員に「なろうと思うまでは大変か」「なるのは大変か」「なったら大変か」を考えていく。初回は「なろうと思うまでは大変か」について。東大の合格者数の推移やアンケートを基に、現役東大生が感じる国家公務員就職の「壁」の実態を分析する。(構成・金井貴広、取材・丸山莉歩) ①東大生が国家公務員に「なろうと思うまでは大変か」(記事) 【解説】国家公務員総合職試験 東大出身の合格者数・就職者数の推移 東大生アンケート 国家公務員の印象は 試験対策コミュニティーも ②国家公務員に「なるのは大変か」 民間併願が容易に? 総合職試験、卒業生の対策&人事

    総合職合格者は8年で193人減。現役東大生、霞が関への「壁」の実態──東大生×国家公務員① - 東大新聞オンライン
  • 「留学に行きたい」が7割を超えた東大─手続きの分かりづらさをどう乗り越えるか - 東大新聞オンライン

    23 年度の新入生アンケート(東大新聞調べ)では「東大在学中に留学したい・ややしたい」が合計で7割を超えた。東大生の留学への関心は高まる一方だ。東大も豊富な留学制度を提供しているが、学生からは「サイトを見ても留学情報が分かりづらい」という声もあるようだ。それぞれの留学制度の長所と短所を紹介するとともに、実際に留学し、留学支援団体「東大留学 GoGo」を立ち上げた高橋誠さん(工・3年)と東大国際教育推進課への取材を通して「分かりづらさ」の要因を探る。 (取材・宮川理芳) 高橋誠さんは全学交換留学を利用し、カナダ最古の大学で、世界ランキング49位(カナダ国内3位)のマギル大学に1年間留学。留学期間中に学生同士で留学を支援する団体「東大留学GoGo」を創設した。留学に際してどのようなスケジュールで情報収集や準備を進めたのか。留学先での意外な発見や心掛けたこと、「東大留学GoGo」を設立した動機な

    「留学に行きたい」が7割を超えた東大─手続きの分かりづらさをどう乗り越えるか - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/02/20
    ここは確かに職員目線だとそうなる。"手続きの過程に対応していくこと自体も留学の一部"
  • 留学生が語る東大生活① - 東大新聞オンライン

    東大は、研究活動での多様性と国際性を重視し、世界中から留学生を受け入れている。日を代表する大学として研究の質の高さは疑いの余地はないが、実際留学生はどのような生活を送っているのだろうか。この記事では、新型コロナウイルス感染症による隔離や行動制限の影響を含め、博士号取得候補者2人に東大での留学生活について聞いた。(取材・Naomi Hadisumarto) 研究とプライベート、バランス大事に ──A.L.さん(中央アメリカ出身) 博士課程3年目。2020年4月に入学した。しかし、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で空港の国境が制限され、出発のわずか1週間前に飛行機がキャンセルされてしまったため、来日は20年11月となった。7カ月間も入国を待つことができたのは、博士号の取得に欠かせない逆境を乗り越える力が備わっていることの証である。 充実した時間を期待し東京へ ──どのようなことを期

    留学生が語る東大生活① - 東大新聞オンライン
    high190
    high190 2024/01/27
    "新型コロナウイルス感染症による隔離や行動制限の影響を含め、博士号取得候補者2人に東大での留学生活について聞いた"
  • 【連載】世界へ飛び立て!今昔あちこち留学体験記~中東編~ - 東大新聞オンライン

    留学には不安と困難がつきものだが、それは時代も場所も問わないだろう。そこで東大新聞では、北米・東南アジア・中東へ赴いた東大教員・学生からの留学体験記を集めた。第3回となる今回は中東(トルクメニスタン・イラン)。教員・学生の2世代にわたって掲載しているため時代ごとの比較にもなるだろう。今後の留学への指針、更には現地の状況を知る手がかりとしてほしい。【寄稿=鈴木朝香・森一夫(東大東洋文化研究所)】 未知の世界トルクメ二スタンへ!【鈴木朝香さん】 私は、2019年10月から2020年7月まで、旧ソ連から独立した中央アジアの一国・トルクメニスタンに留学していました。学部時代に在籍していた、東京外国語大学の交換留学制度の下、選んだのは国際人文開発大学(IUHD)。日とトルクメニスタンの間での派遣留学は未知の世界に飛び込んでいく「前例のなさ」が一番の魅力でした。加えてロシア語が通用する国にある、英

    【連載】世界へ飛び立て!今昔あちこち留学体験記~中東編~ - 東大新聞オンライン
    high190
    high190 2024/01/20
    “第3回となる今回は中東(トルクメニスタン・イラン)”
  • 【寄稿】スピード採決の背景は? 国立大学法人法改正の問題点と経緯を国会審議の参考人に聞く - 東大新聞オンライン

    先月13日、国立大学法人法の改定案が臨時国会にて成立した。中期的な経営方針を決定する合議体「運営方針会議」の設置が東大にも義務化される見込み。一部の大学教員や学生から強い反対の声が上がったが、与党は16項目からなる附帯決議を加えることで成立に持ち込んだ。法改正の問題点や経緯について、国会での審議に参考人として出席した隠岐さや香教授(大学院教育学研究科)に寄稿してもらった。(寄稿=隠岐さや香) 昨年の12月13日、大学法人法の一部を「改正」する法律が臨時国会を通過した。これまでにも国立大学法人は何度も改正されてきたのだが、2014年以降はとりわけ、学外関係者(特に経済界)による大学運営参加を増やすこと、各部局(学部)の教授会による自治的なボトムアップの構造を弱めること、一方で学長と執行部によるトップダウン的な意思決定を強めることが実現されてきた。今回の法律はいわばその方向性の終着点として理解

    【寄稿】スピード採決の背景は? 国立大学法人法改正の問題点と経緯を国会審議の参考人に聞く - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/01/10
    "国会での審議に参考人として出席した隠岐さや香教授(大学院教育学研究科)に寄稿してもらった"
  • 【後編】伝統製法で伝統産業を革新する 新政酒造8代目・佐藤祐輔さんインタビュー - 東大新聞オンライン

    近代以降の清酒酵母の親「6号酵母」の発祥蔵である秋田市の蔵元新政酒造。8代目の佐藤祐輔さんは東大文学部を卒業した後、記者、ジャーナリストを経て実家を継いだという異色の経歴の持ち主だ。全国でも数社しか採用してない木桶を使った酒造りを復活させるなど、手のかかる伝統技術を継承。6号酵母の持つ特性を生かした「No.6」など従来の日酒とは一線を画す味わいを持つ酒を造っている。佐藤さんに学生時代の経験や日酒造りで大切にしている価値観を聞いた。(取材・安部道裕) 【前編はこちら】 【前編】「酒に興味がなかった」酒蔵の息子が実家を継ぐまで 新政酒造8代目・佐藤祐輔さんインタビュー 日酒の味に伝統はない ──実家に戻った当初はどんな仕事をしていましたか 私が実家に戻って最もショックだったのは、このままいけば5年で債務超過になってしまうほど経営状態が悪化していたことです。楽しく酒造りをやるつもりが全くそ

    【後編】伝統製法で伝統産業を革新する 新政酒造8代目・佐藤祐輔さんインタビュー - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/01/09
    "木という素材を使うことで、科学で解明できないコントロール不能で複雑な発酵が起きる"
  • 【前編】「酒に興味がなかった」酒蔵の息子が実家を継ぐまで 新政酒造8代目・佐藤祐輔さんインタビュー - 東大新聞オンライン

    近代以降の清酒酵母の親「6号酵母」の発祥蔵である秋田市の蔵元新政酒造。8代目の佐藤祐輔さんは東大文学部を卒業した後、記者、ジャーナリストを経て実家を継いだという異色の経歴の持ち主だ。全国でも数社しか採用してない木桶を使った酒造りを復活させるなど、手のかかる伝統技術を継承。6号酵母の持つ特性を生かした「No.6」など従来の日酒とは一線を画す味わいを持つ酒を造っている。佐藤さんに学生時代の経験や日酒造りで大切にしている価値観を聞いた。(取材・安部道裕) 音楽、文学、旅……。酒には目もくれず ──秋田ではどのように幼少期を過ごしましたか 物心付いた頃には会社から少し離れたところで暮らしていたので、つくり酒屋という家業に関しての親近感はなく、酒造りの現場などを全く知らずに育ちました。 関心事といえば芸術で、絵が好きでした。内向的な子どもだったんです。中学から高校にかけては音楽も好きになりました

    【前編】「酒に興味がなかった」酒蔵の息子が実家を継ぐまで 新政酒造8代目・佐藤祐輔さんインタビュー - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/01/09
    "酒造りをかじってみると面白かったのもあり、一度実家に戻っておいしい酒を造って内部から発信しても良いなと思い、実家に"
  • 「東大新聞オンライン」 アクセスランキングで振り返る2023 - 東大新聞オンライン

    イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突や、旧ジャニーズ事務所の性加害問題など、波乱のあった2023年。弊社ウェブメディア「東大新聞オンライン」ではどのような記事が多く読まれたのだろうか。時期別に振り返る。(構成・高橋柚帆) 1-3月 東大合格後のスケジュールや受験関連記事が人気 1位 【随時更新】意外に忙しい! 東大合格後のスケジュール2023 2位 22年度東大前期日程2996人が合格 合格者平均点・最低点、全科類過去10年間で最低 3位 【受験生応援2023】「合格待ち」の過ごし方 —自己採点、するか? しないか? 4位 2023年度東大入学者募集要項が発表 ウェブ出願の導入へ 5位 【22卒東大生就職状況】学部生首位は2年連続楽天 院生は4年ぶりにアクセンチュアがトップへ 6位 【前編】「酒に興味がなかった」酒蔵の息子が実家を継ぐまで 新政酒造8代目・佐藤祐輔さんインタビュー 7位 

    「東大新聞オンライン」 アクセスランキングで振り返る2023 - 東大新聞オンライン
  • 教育の機会均等は達成されるか 学費無償化の実現可能性 - 東大新聞オンライン

    東京都は、来年度から東京都立大学で授業料免除の対象を拡大する。授業料全額免除の対象となるには、世帯年収が約910万円未満で、生計維持者が都内に在住していることが条件となる。 それを受けて、東大でも学費減免を望む動きが出てきている。高等教育無償化プロジェクトFREE東大は10月12日、東大総長に提出するとして「都立大に続き学費減免抜的拡充と学費値下げを求める署名」を集める運動を駒場Ⅰキャンパス内で行った。11月21日時点で、220人の署名が集まっている。請願項目として、「現行の授業料・入学金減免の対象と規模を抜的に拡充すること」「授業料・入学金を値下げすること」「国に対して、大学予算の拡充を、東京大学として求めること」を掲げている。署名と共に集められたメッセージでは「親に仕送りをする余裕はないので、奨学金とわずかなバイト代が生活の頼りです。奨学金のことを考えると大学院に行くこともすごく躊

    教育の機会均等は達成されるか 学費無償化の実現可能性 - 東大新聞オンライン
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    high190 2024/01/04
    "日本での現行の学費制度を分析するため、高等教育学、教育社会学を専門とする小林雅之教授(桜美林大学教育探究科学群)に話を聞いた"
  • AIの安全性向上へ 鍵はネットワークの「幅」 - 東大新聞オンライン

    熊野創一郎さん(博士課程)と山崎俊彦教授(ともに東大大学院情報理工学系研究科)らの研究チームは、人工知能AI)を安全に機能させるにはAIに備わるニューラルネットワークの「幅」を広げることが重要であることを明らかにした。成果は12月10日から16日にかけて米国で開催された国際会議「Conference on Neural Information Processing Systems (NeurIPS)」で発表された。 ニューラルネットワークは、脳の神経回路を模した情報処理網。最小単位の「ノード」は入力信号を変換する。その信号がノードから生えたさまざまな接続強度を持つ枝を通じて他のノードに伝達することで情報処理を行う。ネットワークの性質を決めるのは、一つの層に並列されたノードの数を表す「幅」と層の数を表す「深さ」。学習を通じてニューロン間の幅や深さを変化させ、的確な応答が可能になる。近年のA

    AIの安全性向上へ 鍵はネットワークの「幅」 - 東大新聞オンライン
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    high190 2023/12/29
    AIの研究だけど、人間の思考プロセスにも繋がるような気がする。
  • 社会の中の東大 「自律的で創造的な大学」を目指した運営・連携2023 - 東大新聞オンライン

    さまざまな議論を呼んだ東大の国際卓越研究大学申請と落選。背景にあるのは、東大の藤井輝夫総長が掲げる「自律的で創造的な大学モデル」だ。大学運営の在り方が大きく変わろうとする今、東大は何を目指し、何を達成したのか。主に経営や社会連携の面から今年の東大を振り返る。(構成・岡拓杜) 目次 ・補助金型からの脱却 基金運用高度化へ ・解説 国立大学法人の会計 ・産官学で協創する未来 学問を社会と結び価値創造へ ・国際研究卓越大学、申請と落選の後先 補助金型からの脱却 基金運用高度化へ 東大は公的経費に依存した補助金型の旧来システムを見直し、寄付金基金の運用益などの独自財源を利用したエンダウメント型経営を目指す。今年は制度整備が進むとともに、寄付金の運用益で研究センターが新設されるなど、改革の船出となる1年だった。 藤井総長が21年の就任当初から掲げる基方針の一つに「経営力の確立」がある。東大はワクチ

    社会の中の東大 「自律的で創造的な大学」を目指した運営・連携2023 - 東大新聞オンライン