タバコ規制枠組条約(FCTC)では、値上げが様々な人々、とくに年少者のタバコの消費を減少させる効果的ならびに重要な手段とし、数年前から各国に要請しており、その結果欧米を中心に次々に値上げがされています。 世界銀行は、世界銀行の推奨する方策(段階的に税を上げる)を行ってきた国ではタバコの消費を抑えることに成功しており、これはたとえば、タイ、韓国、オーストラリアとシンガポールに見て取れると言っています。 我が国のタバコ価格は依然として先進国中の最低水準であり、インドなどの発展途上国と平価水準を合わせて比較しても遙かに低いのです。先進国の多くは700円から1200円であり、400円という国はありません。 タバコは各国に合わせ、一箱1000円とするべきと考えます。私たちはすでに2009年にこの主張を行いました(朝日新聞広告参照(PDFファイル761KB))。 タバコの値上げは税だけで行うべきであり